ジミーが亡くなってLAST IN LINEの今後について迷っている - とヴィヴィアンが語っている。
DIOから派生したこのバンドは、先月のデフ・レパードのクルーズ祭に参加している最中にジミーが亡くなったことを受けて、デビュー・アルバムHeavy Crownをひっさげて行なう予定だったツアーをキャンセルした。肺癌を患っていた68歳のベーシストは、肺炎の治療しか受けていなかった。
先日ヴィヴィアンは、バンドはジミーの名誉の為に継続すると述べていた。現在は次のように語っている。「俺たちには2つの契約がある。一つは4月のイタリアのFrontiers festival、もう一つは戦没者記念日の週末のRocklahomaだ。誰をベースにするかは分からない。俺たちはまだそこまで考えられない。ジミーが埋葬されたばかりで、俺たちは彼の思い出に想いを馳せているところなんだ。ジミーはこのCDに確信を持っていた。このCDを出すことで、自分が悪魔を克服して溺れずにいることに集中できるってね」
「関係性には替わりは利かない。ミュージシャンは取り替えられるという気持ちにはなれないんだ。俺たちは指紋のように独特の個性を持っているんだ。決して同じにはならないんだよ。でも俺たちはこのプロジェクトを信じている。うまくいくように持っていくよ」
2月19日リリースのHeavy Crown収録曲は次の通り。
- Devil In Me
- Martyr
- Starmaker
- Burn This House Down
- I Am Revolution
- Blame It On Me
- In Flames
- Already Dead
- Curse The Day
- Orange Glow
- Heavy Crown
- The Sickness
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ジミーが亡くなった当日も含めて、LAST IN LINEの新譜の宣伝を続けなくてはならない彼らの心境を思うと、さぞかし辛いだろうと思います。宣伝を見るたびに、待ち遠しいとか素晴らしいとかいう気持ちは不謹慎とも思ってしまいます。
ヴィヴィアンのコメント、「ミュージシャンに替わりは利かない」。それならば、ロニーにも替わりは利かないでしょう?ってツッコミたくなります。だからそのことを無視して、DIOをやり直そうとすること自体、おかしくないかい?って。
ロニー亡き後新しいボーカルで新譜出しちゃう人達がね。
なんだかんだでベースは入れるだろうしアルバム売れればバンドは続くだろうし。
ラストインラインの宣伝文に「ロニー・ジェイムス・ディオの魂にささげる」云々と書いてあったんですよ。これに対して「ウソコケ(笑) 『若かりし俺の財布にささげる』じゃろ!」と思ったのは私だけではありますまい・・・
ヴィヴィアンがこのバンドを作ったのは、結局DIOでのプレイが本当の自分だと気づいて、それを表現したかったからだと思っています。ただし自分でバンドを立ち上げて継続していくのがいかに大変なことか、ロニーという大看板があって、かつ彼の構築力によってバンドが成り立っていたということが分かるんじゃないでしょうか。
そして今後もこのバンドを継続していくのだったら、バンド名の再考も含め、DIOから離れたオリジナルのバンドにするべき、と私は思いますねー。
みんなBURRNを読んでるんですね。私はめったに立ち読みもしないので、中身が気になりますが、なんだかジミーがいなくなったという実感がない気がします。
こんなお試しで許される?業界って書籍以外にありますかね