愛しのロニー/My Dearest Ronnie

LONG LIVE RONNIE JAMES DIO。永遠にあなたを愛しています。

ややアンフェアなヴィヴィアンのインタビュー記事

2016年06月17日 21時22分35秒 | DIO

どう考えてもこのサイトはウェンディの息がかかっているんだよね。内容がいつも操作されている感じがするのです。長いインタビューの中で、ヴィヴィアンが相手のバンドの悪口を言っているところだけを意図的に抜き出してまとめているのですが、ひとまずこれはこれとして乗っけてみます。なぜって元のインタビューが長くて時間かかるので笑。Blabbermouth


ヴィヴィアンはBigMusicGeek.comとの最新のインタビューの中で、LAST IN LINEと(DIOの元メンバーたちと、元JUDAS PRIESTのフロントマン、Tim "Ripper" Owensらが交代でヴォーカルを努める)DIO DISCIPLESの違いを尋ねられて、こう答えている。

「DIO DISCIPLESは俺たちとは同じ土俵にさえ立っていないと思ってるよ。DIOのオリジナルメンバーは一人もいないし。俺たちがオリジナルなんだ。ロニーと一緒にバンドを結成したのは俺たちなんだ。ただバンドにいただけじゃなく、俺たちはロニーと一緒に曲を書いた。最初の3枚のレコードのクレジットを見てもらえば、俺たちが共同で作った創造的で冒険的な作品だと判るよ。DIO DISCIPLESのメンバーは・・・。、俺の知る限りDIO DISCIPLESには信憑性はゼロだ」

ヴィヴィアンによると、彼は2012年までDIO DISCIPLESを知らなかったという。この頃にはバンドはロニーへの追悼ライブを始めてからおよそ2年が経過していたのだが。
「俺がDIO DISCIPLESのことを最初に聞いたのは、LAST IN LINEがジャムを始めた頃だよ。俺はまったく知らなかったんだ。実際俺に教えてくれたのはヴィニーだった。彼らがツアーをしていて、俺たちがロニーと一緒に作った曲を演奏しているなんて信じられなかったよ。俺は思った。”彼らがこんな風にやってるなら、俺たちがやってもいいじゃないか"ってね。正統派の俺たちがやるのが妥当だろう?DIO DISCIPLESに正当性があるとは思わない」

LAST IN LINEは1984年にリリースしたDIOのセカンドアルバムのタイトルをバンド名にした。アピス、ベイン、キャンベルは、"HOLY DIVER","THE LAST IN LINE", "SACRED HEART"においてロニー・ジェイムス・ディオの共同制作者であった。これらのアルバムは一流の初期DIOサウンドとして定義されており、ロック史に足跡を残している。

Owens, Oni Logan (LYNCH MOB),Joe Retta (SWEET, HEAVEN & EARTH)らヴォーカルに加え、DIO DISCIPLESは元DIOメンバーのサイモン・ライトをドラムに、クレイグ・ゴールディをギターに、サイモン・ライトをキーボードに起用している。ベースにはBjorn Englen (YNGWIE MALMSTEEN)が参加している。

DIO DISCIPLESは"世界で最も偉大なシンガー、ロニー・ジェイムス・ディオの音楽とレガシーを祝う"と銘打っている。バンドはこうも述べている。"我々はロニーの代わりには決してなれないし、そのような意図もない。ロニー・ジェイムス・ディオは唯一無二の存在なのだから!”

ヴィニー・アピスが2011年4月Words Radioの"All Hail Hair"に出演した際に、DIO DISCIPLESがツアーをしてロニーの追悼公演を行っていることをどう思うかと聞かれている。「極めて不快なことだと思うね。つまりなぜそんなことまでするのか?ましてはロニーが亡くなってから1年も経たないのに。なんていうか・・・異様な感じがするよ。異様だよ」

ヴィニーはその後に心変わりして、今年3月にカリフォルニアのGlendaleで行われたDIO DISCIPLESのライブに参加している。

BackstageAxxess.comとのインタビューで、ヴィニーはこのことについて述べている。「あの時俺が極めて不快なことだと言ったのは、世間的にってことさ。ヴィニー・アピスのとっては今やもう不快なことじゃない。問題だったのは、彼らがツアーを始めたのがロニーが亡くなって数ヶ月後だったってことで、それが異様だと思ったんだ。そんな時期じゃないって。今は彼らはやりたいことをやればいいし、素晴らしいことさ。当時は適切な時期じゃないように思えたんだよ」

"Totally Driven Radio"から、LAST IN LINEについてのウェンディ・ディオの反応を聞かれたヴィニーは、「彼女はこの件には全く関わりがないからね。判らないよ。彼女とは話をしていないし、どう思っているかも聞いたことはない。この件には無関係なんだ。彼女がどう思っているのかなんて知らないけど、多分嫌だと思っているんじゃないかな。だけど俺たちはライブをやって前に進んでるんだ。昔の曲を演奏して、全てを蘇らせているわけだから。彼女が叩くことはできないさ」

キャンベルはBillboard誌に、ウェンディはLAST IN LINEとは何の関わりもないし、愛情のカケラも持っていないと語った。「ヴィニーはまだ時々彼女と連絡をしているけど、俺たちがこのプロジェクトを始めた頃に、彼女はこんなようなことを言ったよ。"ロニーがお墓の中でめまいを起こしているわ"。つまりそういうことさ」

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こういう抜き出し方をされると、誰しもヴィヴィアンて嫌なヤツだな、って思うんじゃないかな。あれほどロニーのことを忌み嫌っていて、DIOからは離れた音楽生活をしていたのに、今になって「俺たちはロニーと一緒に曲を作ったオリジナルバンドなんだ」って。なんということでしょう!っていう感想を持ちますよね。

さらに同じ曲のライブ映像が2つ並べて貼ってあります。DIO DISCIPLESのこの映像は、今年のロニーの命日に行われたイベントのときのものです。なんで命日にバイクに乗らないといけないんだろう、って去年から思っていて、このウェンディ主催のイベントには今年はさっぱり興味がなかったのですが。

Ride for Ronnie 2016 Dio Disciples Holy Diver

こっちは今年の5/26のGIGで、実にジミー亡き後の最新映像と言えます。本当にこの人、ジミーの面影がある。。。プレイはともかく。

Last in Line. Holy Diver

もうこうなってくると、どっちでもいいじゃない!って言いたくなるね。ロニーがいなければDIOにならないこと、だけどどちらのバンドも曲自体が好きでそこには愛があるってことは間違いない。どっちにしろロニーの音楽を演奏し続けてくれるのだから、そこにいがみ合いがあるのは馬鹿馬鹿しいことだよね。

まあ、これもヴィヴィアンのインタビューの残りの部分を読んで、だいぶびっくりしてしまったのですが。(そのうち手が空いて目が疲れなかったら出します)

みんな人間だから仕方ないよね。愛しい部分をたくさん見つけて愛していきましょう。どちらのバンドもロニーの音楽に息を吹き込み続けてくれてありがとう!!

 


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