骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里?小皿

2024-04-30 22:40:00 | 日記
古伊万里?小皿です。
何故?かは後述させていただきます。
これは今年の2月に買ったものでした。
ヤフオクです。
見ての通りぶち割れですが丁寧に補修されております。
この品柴田コレクションに掲載品との記載ありました。
それでもぶち割れ出すので札が入らず昼飯一回分送料合わせ2回分でした。
参考品として落札させていただきました。





薄手です。重さは158g
絵付けは中国の赤絵の写しでしょうか?


ほぼ同じ大きさの前回の古九谷が203gでした。この辺りから薄手なのがなんとなく伝わればと。




特徴的なのは皿の形です。
外側口縁が垂直に近い角度でたちあがっています。
私の持っているものにはない形状です。

裏文様は良く分からない花です。これもあまりみない模様です。


何故古伊万里?なのかというとこちらです。
柴田コレクション総目録で産地年代の欄が?になっています。 
これってどういうことかな??と思い、先日柴田コレクションを購入したメール履歴があったので思い切って九陶にメールしてみました。
そうしたところ3時間程度返信がきました。
早い対応ありがたいです(^^)

お問い合わせありがとうございました。
お披露目した展覧会後、産地と年代に疑問が生じたことを示すものです。
しかしながら、表示のとおりの可能性もございますことを申し添えます。

とのことでした!
疑問が生じた原因が知りたかったですが流石にそこまでは聞けませんでした笑
というわけで札がはいらなかったんですかね(⌒-⌒; )

そういえは先日紹介した本の大聖寺伊万里に下書き図があったこちらも総目録では?が付いています。


先日紹介した芦雁文の八角皿が初古九谷だと思っていましたがもしかしたらこっちが初古九谷だったのかもしれません。
まあ備考?なのでこっちはなしですかね。。。

一体何者なのか気になるところです。



大聖寺伊万里本

2024-04-27 08:18:00 | 日記
最近購入した本の紹介です。


文庫サイズの本です。
大聖寺伊万里を200点近く図録にしています。特に品に関しての解説はないのですが
記載のものは大聖寺のものだけのようです。
少し中身をご紹介します。転載お赦しを。

左の君は分かりやすいな。

君は古伊万里でいけるな!

普通に上手

柿右衛門ですね。。

最後の4点くらいは明らかに江戸前期だろうと思います。
この辺大聖寺という根拠は載っていないので何故有田ではないのかは分からなかったですが大聖寺なんですかね。

続きましてこの本同じ著者で造るにあたっての下絵を集めたものです。



鍋島

こういう
鉄釉の古九谷柴田コレに載っていたような。。


ブルータスお前もか!
有名な藍九谷の虎図も作ってたんですね。。

この本によると1650年頃から元禄くらいまでは九谷で窯があったこととなっています。其の後文化年頃から再興九谷が始まるとのことです。
やはり古九谷は大聖寺でも焼かれいたのは通説になってきているのでかなと。

上記にあげた写真は古伊万里写しのものも多々あります。
著者によるとこれはイミテーションではなく産業政策の一環としてとのことです。
伊万里が中国磁器を模倣したような感じなのかなと。
そう考えるとこれら大聖寺伊万里も十分に価値のある良い美術品だよなあと思います。
大聖寺というと伊万里の贋作みたいな偏見を持ってしまっていましたが決してそうではないんじゃないかと思います。

とはいえ私は伊万里を集めたいですが(⌒-⌒; )

最後に面白い記事がありましたので下記にリンクを貼りました。
上手く貼れてなければすみません。
2023年の記事ですがまだまだ古九谷論争は続いているようです。


古伊万里小皿

2024-04-23 11:37:30 | 日記
少し前にヤフオクで購入した古九谷の皿です。
いろいろ経緯があり突如買ってしまいました。
以前ブログで紹介した柿右衛門手の布袋文皿を出品していた方の出品でしたので大丈夫だろうという思いもあってでした。
購入後取引メッセージで少しやり取りさせていただきましたところこの品に関して前期古九谷という見解でした。私もそうだろう思ってはいました。
※この方思った通りコレクターの方でして小木先生とも親交が深かったようです。

最近古九谷関連の本も購入して読んでみましたが結局良く分かりません笑
何処が江戸後期ものだとか写し手なのかとかの勘所がちょっと難しいなと。
それで品以外の情報に頼ってしまって購入してしまっているところです。
この品昼飯35人前でして、傷も大きく今の相場では安くは無いかもしれませんが、出品者さん曰く購入時のからすると4分の1から10分の1で整理されているとのことでした。


芦雁文です
口径13.8高さ2.9底径7.8
茶色が足りませんが五彩手??
八角の形はまあまあ珍しいのでは無いかと思います。






ホツを通り越してカケです(⌒-⌒; )

数箇所ホツ

鳥の周りに虹色にぼやっと色が変わっています。これがハレーション?というやつなのでしょうか?
これは贋作でも出るのとのことで参考程度なんですかね?

裏側は瓢箪模様で高台内に角福です。
染め付けがあるとなんとなく安心してしまいます笑





手に取りまず思ったのは大きさの割に重いなという点です。
底はかなり厚く造られているようです。
その割に写真のように一部光が透けるくらい縁は薄い箇所もあります。


かなりいびつです。


ぱっと見皿自体の造形はまだ技術的に未熟な江戸前期を感じさせます。
年代にしたら1650年前後に見えますが。。。

私にとっては初古九谷です。
コレクターっぽくなってきました。笑

品は見ていて嫌な気持ちにはならないです。本歌であってくれとは思っています。

色絵を彷徨った結果ついにこの領域に足を踏み込んでしまいました。笑
どんどん深い沼にハマっていっている気もいたします。(⌒-⌒; )


弘前公園花見

2024-04-21 18:14:00 | 日記
弘前に家族で花見に行きました。
弘前は学生時代を過ごした町でゴールデンウィークなどに良く行っています。

ですが最近はゴールデンウィークまで桜が持ちません。
是非満開を見たく片道3時間を日帰りで突撃してきました。

駐車場はどこも満杯です。
隣接する藤田記念庭園の見学をと弘前公園の有料区間の券を買えば駐車無料なのでそこに停めています。午前中早ければとめらそうです。
車の場合はおすすめです。




庭園内桜





大正の建築?中でコーヒー飲んだりできます。
以上庭園です。

弘前公園はお城がそのまま公園になっているような場所です。

外堀

外堀2

外堀3 丁度良い感じに咲いていました!

追手門




門戸を支えている丁番です。
気になって撮ってしまいました。笑
昔から金具なんですかね??

内堀から

公園内は至る所にこんなスポットがあります。




城の方まで行くには多少お金がかかります。小さい城ですが中まで入れます。
たくさん並んでいたので今回はパスしました。

岩木山です。
津軽富士とも呼ばれる立派な山です。

桜のトンネル
数百メートル続きます。

ザックリこんな感じです!
やっと花見ができました。(^^)



古伊万里本

2024-04-17 21:43:00 | 日記
最近古伊万里関係の本を買い漁っています。
ヤフオク等で数百円程度で買えたりするのですぐポチっとしてしまいます。笑

少しだけご紹介させていただきます。


まずはこの本です。
日本の古本屋という古本屋さんが集まっているサイトで購入しました。
1000円ですが図録なので欲しいなとポチっと購入しました。
送料が気になっていましたがたまたま住んでいる所から15分程度の本屋さんで引き取り可能でしたので取りに行きました(^^)
内容は下写真の感じで図録です。ページ数もありコレは良い買い物でした。
この布カバーの厚みがあるやつは結構当たりが多い気がします笑



転載お許しを。。




続いてはこちら栗田美術館の本です。
内容被ってる所もあり2冊要らんかったかなと。
それでも名品ばかりで勉強になりました。




こちらは伊万里百趣みたいなコレクターの品を載せた本です。
この本も良かったです。






こちらは有田陶磁美術館の本です。
白黒がほとんどで点数もそんなに載ってないのでこれはいらなかったかなと。


続いてはこれ
オールカラーでまあまあの見応えでした。




Kさんのブログに載っている柿男の兄弟も載っていました(^^)



最近古九谷の皿を買いました。
しかしながら資料がなくブログに載せる前に少し調べようと思い買ってみました。




2000円くらいだったと思いますが良い本なのではないかと思います。
やはり布地カバー当たり説は濃厚かと思います。笑

買ったはいいが文章をめんどくさくてまだ読んでいません。その辺をちゃんと読まねばせっかく買った本ももったいないですね。

本も皿と同じで届くまで気になります。当たりかハズレか分かりません。
ネットで安く買えるのはいいのですがこの辺は立ち読みできないのでやはり難しいですね。

若干この当たりとハズレを楽しんでいる節はありますが、良い本に巡り合うと蒐集も楽しくなります。(^^)