骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里皿

2023-12-30 15:45:00 | 日記

私の集めたものは20代が多いかと思います。
原因は馴染みの店が店舗での販売をやめてしまったのもあるかもしれません。年々店に来る客は少なくなり、ネット中心になっているようなことを話していました。

骨董に関しては社会人成り立てあたりが一番軍資金に余裕があったように思います。家庭を持ったあとは趣味に回せる余裕はなく購入できないというのもあって徐々に熱が冷めていったように思います。
最終的には古伊万里のお皿の少し時代のあるものが欲しいというところにコレクションは絞られて細々と続けています。














このお皿は20年弱くらい前社会人なりたてのあたりに馴染みの店から購入したものです。当時傷だらけのこのお皿でも25000円前後だったと思います。

口径14.1 高さ3.0 底径8.5
ホツやニュー多数

店主は藍九谷と言ってました。改めて見ると表は牡丹の唐草の縁取りに真ん中に一輪の花となっています。何の花かは、、、良く分かりません。
裏には銘があります。崩れてて良く分からないんですが福なんですかね??
側面が蔓草文になっていて裏側は藍九谷の特徴が良くでいるように思います。
手持ちの本で見比べると1680年前後のものような気がするのですが、、、

ついにこういうお皿を買えるようになったと一番骨董熱が盛り上がっていた時のお皿です。





古伊万里そばちょこ2

2023-12-27 14:25:00 | 日記
今では当たり前になりましたが20数年前ヤフオクを見た時は衝撃でした。

当時私は馴染みの店他田舎の古道具屋を数店舗まわり、なんかいい古伊万里でもないかなとか、九谷の盃でもないかとこつこつ収集してました。
まあお店ですからラインナップはだいたい同じだったかと思います。

ところがオークションサイト検索すると本に載ってそうな品から何からたくさんの品があり、一気に世界が広がったような気がして買えもしないのに夢中でみた記憶があります。









写真右はその20年ほど前に馴染みの古道具屋さんから購入した。江戸中期のそばちょこです。
松に下の方には梅?でしょうか上手のものだと思います。

左は同じころヤフオクで購入したそばちょこです。








猿が花を摘んでるような面白い図柄でこんな珍しいそばちょこもあるのかとびっくりしました。見た感じ中期ぐらいのもので完品です。数千円でかえるなんてこれは掘り出し物だとワクワクしながら到着をまってました。

いざ到着して開封して手に取ってみると、、、



現代のものじゃん。。。って少しふふっとなったのを覚えています。

欲に目が眩んで少しだけ勉強代を払わせて頂きました。笑
この頃を機に本を買ったりして少し勉強するようにもなりました。

勉強と言っても、図録の写真をみていたぐらいですが。笑
馴染み古道具やの店主からはちゃんと文字も読まなきゃだめだよと言われてたなあと思い出します。

そばちょこを改めて見るとその頃の上手のものは薄造りで少し丸みがあるものが多いように思います。その点猿の方はややまっすぐで厚いつくりでした。
また裏側の縁も少し深いです。時代よって様々特徴があると思いますが何だかちぐはぐな印象です。
わざとらしい振りものかあります。釉のたまりや素地の見えているあたりは芸が細かいなと。笑
あとはスレが全然なかったのも不自然でした。

ただ染付けの色あいや濃淡は具合はこんなに再現できるのかとびっくりしました。
これは私程度の目ではとても真贋は区別できないとも思い少し悲しくなりました。

後日談としてこのそばちょこはどうせ古いものじゃないからとその辺に置いておいて小銭入れにしたり、目の届くところにおいて雑に扱っています。


こんなふうに。
そうしていると、まあ目が合うんです。猿と。いつの間にか愛着がわき今ではお気に入りのそばちょこになりました。本物は棚の中にあり何年も見ていないものもあるのに。皮肉なものだなと思います。 



古伊万里小皿

2023-12-23 15:09:00 | 日記
このお皿も25年くらい前高校生くらいの時に購入したものです。我が家では古株のお皿です。






慣れてきた頃に他のお店も覗きたくなり、新規開拓で馴染みの店ではく別の古道具屋さんに入った時に購入しました。店主はおじいさんでしたが気さくで話しやすいかたでした。古伊万里に興味がある等話したような気がします。そうしたところショーケースに入った二枚のこの皿をすすめてくれました。ホツやニューだらけですが、少し青みがかった肌に藍色の濃淡が素朴でとても気にいったのを覚えています。


確か一枚5〜6000円くらいだっと思います。

それから数年してちょこちょこ古伊万里関連の本を買って勉強していたところ、柴田コレクションに同じ皿が載っているのを発見して嬉しかったのを覚えてます。

桜花流水文 鮑形小皿 1720年〜70年代
口径11.0×9.0

とのこと。
今ではコレクションも少し増えましたがかなりお気に入りのお皿です。

古伊万里そばちょこ

2023-12-19 22:25:46 | 日記
最初に集めた古伊万里が何だったかまるで思い出せません。 

20数年前いきつけになった古道具屋さんがそばちょこをたくさん集めていて集めやすいから古伊万里の入門としてすすめられたのが最初だったような気がします。






若葉文そばちょこ

江戸中期くらいはあるのではいかと思います。もちろん傷だらけです。

買った時は何となく集めてだと思いますが久々に手に取ってみると、薄手の造りでわりと良いものだったなと。

そばちょこは全部処分して整理してしまおうかなと考えたりしてましたが、急に惜しくなり、逆に集めたくなる衝動がでてきました。そんなお金の余裕もないのに、、、

突然物置から器を引っ張り出して、写真撮影をし始めた旦那を見る妻の視線が少し気になりました。

趣味の始まり

2023-12-17 12:45:00 | 日記
記録用に集めたものでも載せてみようと思います。



今から26か27年前高校生の時に買ったもの。

何気なく近くの古道具屋さんに入った先で目にとまり3000円で購入した明治大正期の九谷焼の酒器。

今思えばアンティーク趣味の始まりだっのかなと。

入った古道具やのおじさんが気さくで話しやすく色々教えてもらったのも思い出です。今はお店はなくなったけどよくお茶を飲みながら色教えてもらったなとなつかしいです。

自分では普通の高校生のつもりだったのに今になってみると随分変わったやつだったんだなと思います。