骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里小皿

2024-01-30 13:11:00 | 日記
このお皿はつい昨日届いたお皿です。
フリマサイトでちょっと良い昼飯9回分で譲って頂きました。
フリマサイトの良い所はクーポンなどでさらに安く購入できる点と欲しいと思ったらその時に購入できるのが良い所かと思います。


口径14.3高さ3.0底径8.6
矢羽の模様が面白いお皿です。

裏銘は示に朱?よく分からない文字です。



歪みが結構あります。

出品した方も藍九谷ということで手に入れていたようで届いたものを手に取ってみても私もその時代のものかと思いました。

完品ですが素地が大分灰色かかったネズミ色です。きちんとと説明もありまして納得済み購入ですが、この辺は傷ではないけど価値としては下がるものなんでしょうかね?

これはこれとして独自性はあるものの磁気の場合どういう評価になるのかなあとも思っております。
自分なりに調べたところ還元焼成な具合でこういう風になってしまったということなのかなと。
ちょっと失敗して焼けちゃいましたということでしょうか?笑

そう考えると先日アップしたあまり好きではないお皿も同じような感じでネズミ色になってしまったと考えることもできるのかなあなんて思っています。


同じネズミ色でもこのお皿はとても気にいっております。見つけてすぐ欲しいと購入しました。というのも見込みの花文様が以前私のブログにアップした手持ちのお皿と同じだったからです。



お皿の形とサイズも酷似しており同年代の同じ窯で造られたものなんじゃないかななんて思ったりしています。

久々の兄弟の再会ということで
トイレ美術館に並べて飾ってあげることにしました(^^)
現代作の他人の空似ではないことを願います笑

古伊万里?小皿

2024-01-28 16:23:49 | 日記


大学時代は青森県の弘前で過ごしました。
地元の本屋よりずっと大きい本屋さん※紀伊国屋書店があり、そこの専門書コーナーで見つけたのが写真の本です。

金額が3500円に税です。
貧乏学生で他にやりたいこともあったはずなのに買ってしまいました笑
今は中古でしか購入しないので一冊の金額では最高金額です。

しかも内容が初期肥前磁気を中心にということで自分のコレクションには縁遠く中身を読んでもいまいちピンとこなかったのを覚えています笑



その後せっかく新しい土地にきたのだからと骨董店巡りをしてみたりして出会ったのがこのお皿です。
そのお店はどちらかというと行きつけの古道具屋と違い古美術店という雰囲気のお店でした。
ショーケースに手が届かないであろう品が陳列されており当時私のようなものが入るには敷居の高いお店でした。

その中で割と安価で造りが良さそうに見えたのがこのお皿です。

真ん中にニューが走っておりそのためか値段は3000円から4000円くらいだったと思います。
実際は、この金額くらいのものしか購入できなかった状況だったんですけど。


改めて家で見るとなんか違和感があるんですよね。
お店のオレンジっぽい電球色のもとでまるで柿右衛門のように見えたんですがいざ家でみるとなんか違う気がする。。。



裏側の文様はともかく線とかは伊万里のパターンだよなあと。



写真では伝わりにくいかもしれませんが
地肌がネズミ色に近く私の持っているそばチョコと比較してもかなり違います。
ここに特に違和感があります。


口径12.3 高さ2.6 底径8.0



縁周りの文様が絵付けの時代とあってないように思います。


きっと江戸時代のものではないんじゃないかなあ。産地も伊万里でもないんじゃないかなあなんてモヤモヤするものです。

はっきりできたらレプリカとして愛着も湧くのですがこういう良く分からないものが苦手です。
思い出はあるんですけど、嫌いなお皿でずっと物置にいてもらっています。






古伊万里皿

2024-01-25 13:07:00 | 日記
このお皿はヤフオクで購入しました。
評価の履歴を見ると2012年辺りではないかと思います。
題名しかないので良く分かりませんでした。また相手のIDがなくなると題名すら消えててしまうのでおおよそでしか分かりませんでした。
当時確か送料は別として一万円しないくらいだったような気がします。

口径13.7高さ2.4底径9.1

特徴的な墨弾きに惹かれいいなあとと思いました。
見込みに描かれている団子みたいのはなんでしょうか??私にはいくらに見えます笑
一応花なのでしょうか?

裏側

これが分かりやすいと思うのですがとても歪んでいます。皿自体は薄手です。

座りが悪くカタカタします。

めぼしい傷はないのですが高台が少しかけているように見えますが窯傷ともとれるような微妙なところです。
ムシクイ?みたいにもなっています。

全体的に完品と呼ぶには厳しいお皿だと思います。たまにはスッキリした完品をご紹介したいのですがこんなのばかりです笑


先日持っていなかった柴田コレクションを取り寄せたんですがその中にこのお皿が載っていました。
本に載ってるいるからどうというわけではありませんが、眼に自信がないものとしてはやはり嬉しく思うのと答え合わせてできるのがとてもありがたいです。

花弁花唐草文1660から80年だそうです。

藍九谷だろうと思ってたのですがもしかしたらもう少し若いのかなあなんて思っていたので良かったです。

最近は逆に載ってるものを探して購入しようとしている三流コレクターですが、これに関しては当時の自分を褒めてやろうと思います笑

トイレ美術館

2024-01-23 13:29:00 | 日記


現状我が家はせっかくお皿を買っても飾るところがありません。
コレクションケースを置くスペースも厳しいですし、何よりちびっこがいますので
ガラスが危ないのとコレクションをいたずらされる危なさがあり、物置の手が届かないところに雑に重ねていたりダンボールで養生したままです。

ですがせっかく集めたものを飾りたい!と思う訳です。そうしていたところ、遅生さんのブログのトイレ美術館とういうワードが頭に浮かびました。
トイレなら飾れそうだと!



恥ずかしながら我が家の2階トイレです。
まさかブログに晒すことになるとは笑
マスキングテープのあたりに浮かせた棚を作りたいと日曜大工してみることにしました。




パインの集成材w200の1820が2枚に150の900が1枚あとは12ミリ角の欅材を少しと金具を用意しました。
ここまでで6500円くらい。結構木が高いんです。

材料を縦に割ったりする様な道具も技術もないのでとりあえずカットして四角に組みました


中板に150ミリをいれて棚受けを欅の材で打ちました。
本当は稼働棚板にしようと思ったのですが
そこだけの材料で2000円くらいはしそうなので妥協しました。


百均の水性塗料を購入して塗装
金具を黒にするので濃いめの色にしました。

こんな感じ


なかなか色がのらなくて二度三度塗りしました。

LEDのテープライトなるものがあり是非採用したく取り寄せました。
1000円程度で売っていますが、少しいい2000円のをメルカリで購入


手前側上と下にはガラス引き戸用のホームセンターで買ったアルミレールを上下取り付けその後ろにLEDテープを貼り付け


こんな感じでひかります。


美術館と言えば赤いフェルトこれも百均背景に


受けなかなぐも百均
それでも塗料から金具やフェルトレール諸々でさらに3000円くらい

下地の木に固定






棚は直接固定したり金具で固定したりしてとにかく強度は注意して取り付け
フェルトは両面テープで先に貼り付けました。疲れてきて集中力が切れてシワができました。




こんな感じにつきました。
ガラスの扉3ミリとガラスの棚板5ミリは仕事の関係の人から分けてもらいました。




万が一にもハズレてこないようにガラス引き戸をいれたあと欅の材を四方つけています。丁度照明が間接的になり上手くいきました。
大体12000円前後とガラスという様な予算でした。思ったよりかかりました。2から3日かけてのんびりと作成です。


慌てて百均に皿立てを買いに行って飾りました!
トイレ美術館の完成です(^^)
やっぱり照明がいい感じです!※自画自賛


満足気に皿を眺めている横で長女と次女が
お皿臭くなるんじゃないっ!?と笑ってました。
2階のトイレは使用禁止にしてやろうかなと思います。

古伊万里皿

2024-01-20 12:15:00 | 日記
このお皿も馴染みだったお店から引き継ぎ!?した品です。
今から17、8年前くらいじゃないかと思います。店主曰く初期に近いものだと。値段は確か55000円くらいだったかと。購入時はもっとまけてもらいましたが、私の買った伊万里では最高値です。
※今ではこの金額は購入無理ですのでおそらく今後更新するこはないと思います笑

ただ、これだけ派手に割れていたら、いまでは数千円ですかね笑

因みに傷による価値の目減りはいかほどなんでしょうか?ホツありだと半額?ニューだと2割このお皿みたいのだと1割とかその辺の解釈がよく分からないところです。
好きなものを集めたら良いとは思うのですが希少性を高めていくとやはり傷がない方が良いよなあ。などと軍資金もないのに背伸びしてきてしまっている今日この頃です。


口径13.6底径6.8高さ1.9

山水の図柄ですが濃淡と絵付けの丁寧さは気にいりました。
ただ年代が私には少し難しく1650年頃はあるんじゃないかなあと漠然と思っていました。

高台は2分の1くらいです。
初期はやはり3分の1が多いと思います。本では初期でも3分の1でないものもあるとは見たのですが、これは初期から藍九谷への以降あたりの品なのかなあと思っています。


歪みもあります。縁は平らになっており三角の文様があります。





話しが飛びますが、昨日注文した柴田コレのなかったものが九陶から届きました。
普通に注文して買えるんですね笑
パート1から4を10数年ほど前2万といくらでヤフオクで買ってしまっていたので拍子抜けでした笑


早速目を通すと


縁文様が似ているものを見つけました。
この写真のものは1660年から1670年との記載です。
山下さんの初期伊万里の文様という本では
この縁文様は見つけられなかったので、やはり、この図録に載っている皿とと同じ時代とするのが妥当なのかなぁとも思っています。


更に余談ですが、写真に載っている色絵のお皿と同じものが、ここ二週間くらいにヤフオクででていました。状態は私のお皿と同じく真っ二つですが価格は5000円。

色絵は全く自信ないのですが縁文様が自分の同じでもしかしたらと思って気になっていたのですが、手が伸びませんでした。
今日探してみるとすでに入札1で売り切れでした。もっと早く柴田コレクション見てたらきっと入札してました笑
その辺を考慮すると私のお皿も、もはやそんなもんなんでしょうね、、、