
この皿も前回の品をゆずっていただいたコレクターの方からヤフオク経由で購入しました。
金直しした後にさらにほつもあります。傷だらけです。
去年です。送料込めて昼飯5人前。
一応初期に分類される物だと思っています。
今まで避けてきた時代というかジャンルの伊万里でした。
というのも私でも贋作がつくれそうな気がして笑
ヤフオクで買うのはリスクが大きいように思えて手がのびませんでした。
それでも今回安価にでていたので、参考として手に入れてみました。
出品者曰くランの紋様は珍しいとのこと。
個人的にも動物紋や花紋様など主役がある絵付けが好きなので気に入っております。
勿論傷ものです。
口径14.2高さ2.3底径8.1

金直しした後にさらにほつもあります。傷だらけです。
ただ質感はしっかり時代のある雰囲気です。この辺は手に取るまで分からないところで不安でしたが一安心です。

後はハリ無しです。高台もそんなに小さくないです。

見辛いですがハリがないせいで真ん中がへたって砂がついています。

意外でしたが、かなり薄手に感じました。123グラム

後はハリ無しです。高台もそんなに小さくないです。

見辛いですがハリがないせいで真ん中がへたって砂がついています。

意外でしたが、かなり薄手に感じました。123グラム
といった感じで本物かどうかは分かりませんが、かなりそれっぽいものです。
出品者の方がかなりの方ですのでまあ大丈夫じゃないかと思いますが、骨董市で見かけても私程度ではすぐ初期だと判断できなそうです笑
この辺の分野にも挑戦していくか非常に悩ましいです(^^)
それにしても、「送料込めて昼飯5人前」はお買い得ですね。
私も、このような物が、そのような値段で眼前に登場してきたら、即、買いですね(^-^*)
お皿の形や薄さや裏側の感じから初期というよりは前期藍九谷ですかね(^^;)
1650年前後くらいでしょうか??
傷物ですので安く手に入れられたようですが、まあ興味のない方から見たらただの汚い皿ですね笑
Kさんの言葉をお借りするとまさに汚い犬のエサ皿です笑笑
そう考えると安いのか高いのか??笑(^^)
初期か藍九谷かといえば、両者の中間といってよいのではないでしょうか。
絵付けはまだ初期の特徴を残し、ボディは藍九谷へまっしぐら。
こういう過度期の品は面白いです。
もう少しどちらかへ振れたら、ああなる、こうなる、と想像して楽しめます(^.^)
確かにボディーは藍九谷まっしぐらですねですね!(^^)ただハリ支えがありません。
柴コレによるとハリ支が不朽していくのは1650年以降と見られるとのことです。
この品は底がへたって砂がついてしまった失敗作みたいな物でしょうか?
この失敗が徐々にハリ支えを導入していくことになると思うと貴重な資料だと勝手に思ってして楽しんでいます。
完成された美しさも素晴らしいですがおっしゃる通り過渡期にも面白さを感じます。(^^)
昔に比べると初期伊万里の範囲が広がった気がします。
ただ、個人的にはこういった品は「前期藍九谷」がしっくり来るように思います
適度に粗放でありながら、意匠は少しづつ洗練されつつある
そんな過渡期の魅力に溢れている良い品ではないでしょうか。
ウチの↓に近いような気がします
https://blog.goo.ne.jp/sakatanohito/e/e7a3c574299a13c10c3f9d270715e069
この品は前期藍九谷がしっくりくるかもしれませんね。(^^)
皆様にご意見頂けて本当にありがたいです。
酒田さんこブログの品と絵付けの雰囲気はおっしゃるとおり似ています。
実は同じ頃に同じ窯で焼かれていたなんて。。想像すると楽しいです。(^^)