骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

皿立て

2024-02-28 13:24:00 | 日記
せっかく購入した前回の鉢を飾りたく思いますが、奥行きがなく皿のようにたてねば飾られないという状況でした。

そんなところ百均に買い物に行った際良いものを見つけました。


ミニまな板です。パインの無垢材でこれを背板にして専用の皿立てを作ってみることにしました。


丁度トイレ美術館に使った端材がパインの集成材なので皿と棚に合わせて何パターンかカットしました。


面倒くさいからビス固定して

彫刻刀で削ったり

こんなかんじに


穴はダボで塞ぎました。
若干斜めなのはご愛嬌です。

ひたすらヤスリかけして完成

横面

皿をのせてみます。

いい感じにできました。

ここからさらに

百均で塗料とクッションゴム購入しました。



塗装しました。

この塗装が思った色にならずメープルを塗った後ウォルナットを何度も重ね塗りしてめんどくさかったです。
途中にペーパーかけたりもしました。
何度も重ね塗りするといい感じに艶がでてきました。


皿の縁では荷重をうけたくないので胴で受けることとし、その箇所に耐震ゲルを厚みを調整しながら貼りつけました。

こんな感じ

ふちは前方向にもほぼ力はかからないようなかんじですが接触する面には耐震ゲルを。
ちなみに接触面のフィルムはあえて剥ぎませんでした。粘着なのて上絵に何かあったらまずいので、、、


無事トイレ美術館に収蔵できました!

ヤスリで綺麗になる木肌とかは面白いのですがやはり手間がかかります。
とくに塗装がめんどくさかったです10回くらい重ね塗りしたかもです。やりすぎました。
皿立ては以前のブログでも書いた通り割と値段落ちないなあと思っていました。

今回は専用のものとしたかったのでしかたなしですが

結論
皿立ては買った方が安い

と実感しました。笑





古伊万里鉢

2024-02-23 22:42:24 | 日記
古伊万里の鉢です。
口径21.4高さ8.0底径12.5
輪繋ぎの透彫の細工は図録で見たことはあるものの実際には見たこともなく多少なりとも憧れがありました。

また前ブログでも書いた通りこれはというものが一つ欲しくて探していた所ヤフオクで見つけました。

札は結構は入りまして送料いれると昼飯33回分くらいですが落とせました。とはいえ貧乏コレクターとしては数年ぶりに一番頑張りました。
そのため今後しばらくはおとなしくせざるを得ない状況です。(>_<)

この品も色絵であまり見てきてない品なので多少不安はありましたが、説明が延宝元禄あたりの記載でかなり説明や他出品物からも信用できそうに思い札をいれました。



共箱付きでした。



図録で見るものよりやや垂直な造形です。



高台まわりの文様は細かいですが柿右衛門手で良く目にするやつです。


獅子が見込みに描かれており、線が細く非常に丁寧です。筆運びも勢いがあるように感じますただ釉の剥がれは結構あります。
その分古格はあり、手にしたときもこれは
少なくとも江戸時代はあるだろうと感じました。

青の色はもっているものでは少し紫がかった透明感のある薄い色です。


ただ釉剥がれあるものの無傷の記載だったのですが


2から3箇所非常に見えづらいのですがニューと


ノミホツがありました。

裏まで通っているのでニューだし傷だよなあと、また前回とは違った意味でもやっとしてしまい、初めて取引メッセージに傷あるっぽいんですけど、、と送ってみました。
そうした所とても丁寧な返信いただきました。
ざっくりいうと見逃していてごめんなさい。返品も大丈夫ですよ。ただこれは最近美術倶楽部で仕入れた大変珍しいもので実際は赤字なんですと、裏話も教えてくださり、ちゃんとと対応させて頂くとのことでとても誠実に対応していただきモヤっとしていたものが腹におちました(^^)
まあこれくらいの傷があっても値段としては安く買えているように思いこちらこそクレームみたいなメールしてごめんなさいと少しやりとりして、最終的には大切にさせていただくの譲っていただきたい旨を伝え
ました(^^)

やはり対話は大事ですね。
なかなか難しい骨董病に罹患しておりますが、結局は自分が納得するかしないかなんだよなあと前ブログの皿も含めて思いました。

この鉢は見る度に良いものを買えたと良い気分になるのですが問題が一つ、トイレ美術館に飾るのが難しそうです。

深い皿立てを作ろうかなとも思ったのですが、縁が透彫なので強度的に心配なんですよね。(-᷅_-᷄๑)

もう便器を外して平置きできる棚をを増設するしかありません。笑






古伊万里皿

2024-02-21 21:03:00 | 日記
最近は傷ものばかりちょこちょこ購入しておりました。
ここ数年で貯めていた軍資金もこころもとなくなり、なんとか尽きる前にこれはというものを一つ二つ手に入れてたいと思っておりました。
そんななかヤフオクで見つけたのがこのお皿です。
口径25.0底径14.0高さ4.3
ごく最近です。
色絵は自信がなく敬遠していたのですが、
見ていると良く見えて手をだしたくなります。
このお皿は送料入れても昼飯20回分でした。なんか安いですよね(-᷅_-᷄๑)
あまり陶磁器の出品はなさそうな古物商さんでコレクターからの品とのこと。

写真をみてあれっ?と思い入札しました。





柴田コレクション5に載っていると同じ図柄じゃないかと。


染付部分やや滲み気味の絵付けで上がりも藍柿のようなすっきりさはありませんが掲載のものも同じような色合いなんですよね。

裏には掲載品と違い銘なし
目跡が一つなのはおなじです。
ひっくり返すとカタツクので多少歪みがあります。



高台も違和感はとくになく裏絵も同じような感じです。



表情は掲載品の方が良く描けているような思います。

青色ヒント説を教えていただきましたので
その時代と同じくらいのものと比較しましたが厚さが同じくらいの所は同じように見えます。

掲載品は高さ5.8でこちら4.3で皿に近い形状です。

縁の外側はするどいです。

最初に手にとった感想は



やっちまったかな。でした笑
正直よく分からないものです。
釉はげがまったくなく状態が良すぎるんですよね。。
スレとかはなくはないんですがいつも傷ものばかりでしたので、良すぎると不安になります。
状況的には本歌もあると思うのですがかなりもやっとしています。

やはり色柿右衛門手となるとスーパーコピー品みたいなものあるのでしょうか??
ヤフオクをみてても染付のこれはと思うものにはしっかり入札はあるのですがなかなか札が入らないのはこういうことなのか?なんて思ったりしています。

出張なんでも鑑定団でみてもらおうかな笑




トイレ美術館2

2024-02-18 09:59:00 | 日記
一度飾り出すともっと飾りたいと思うようになってしまいます。
この度遅生さんからもご助言いただきました通りトイレ美術館の造設工事を致しました。

このスペースに同じように作ろうとコツコツ取り組みました。
幅900高さ600程度で
三段の5寸皿程度の小皿を飾る棚を目的としました。


前回の経験で設計図は頭にあるので作業は難しくないのですが一番気を遣うのは浮かせて作るので下地の木を考慮して強度も考えなければならないところです。
本当は幅1200くらいにしたかったのですが木の値段もバカにならないですしまあいいかとコスパ優先のサイズで取り付けです。

ガラスを入れるとこんな感じです。
今回は電源も遠いのでテープライトなしとしましたが、電気が反射して見づらいので電池式のものでもあとでつけようかなと思います。
ガラス戸はホコリ対策と落下防止の意味でどうしてもつけたいので仕方なしです。


こんな感じです。


日中は結構見やすいかもです。
低コストでやったつもりですが
ガラス以外で
それでも八千円くらいかかったような感じです。
皿買えたなあと笑
今度はトイレ下にある戸棚を整理してトイレ図書館を併設して家族からクレームがこないようにします。(-᷅_-᷄๑)



古伊万里小皿

2024-02-14 22:24:00 | 日記


このお皿も最近ヤフオクで購入しました。
価格は送料込みで昼飯3回分と札が全然入らなかったものです。
ただこの出品者さんの他の品を見る限り間違いなさそうに思えました。
時代:延宝~元禄;1670~1690年代  
サイズ:口径約  11.2cm  底径6.1㎝
 高さ約 3.3cm   
と年代まで記載してくれてましたので色絵の柿右衛門はあんまり分かりませんが勉強のつもりで購入しました。


縁取りが変形の型になっています。
金彩もあります。

裏にはなにもなし

ホツは3箇所のもちろんの傷ものです。


形のせいか先日ご紹介した小皿よりやや重い感じです。といっても普通の薄手のお皿くらいで先日の小皿がかなり軽かったです。
白磁の色も先日のものの方が気持ち濁りが強いように思いました。



我が家の色柿勢揃いです。
左から年代順のつもりですが、時代の間隔はそうないと思います。一番左から二番目に至るまでの進歩は何があったのかと思います。技術革新しすぎかと笑



数百円でしたので本も買ったりしています。後ろの方は昭和32年とか書いてます。もはや古文書です。
例によって写真はみましたが中身はまだちゃんと読んでいません。。。

あとで読みます。絶対に、、、いや多分。