![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/67/6e7f2a13713428231c0ce16a97de016b.jpg)
少し前にヤフオクで購入した古九谷の皿です。
いろいろ経緯があり突如買ってしまいました。
以前ブログで紹介した柿右衛門手の布袋文皿を出品していた方の出品でしたので大丈夫だろうという思いもあってでした。
購入後取引メッセージで少しやり取りさせていただきましたところこの品に関して前期古九谷という見解でした。私もそうだろう思ってはいました。
※この方思った通りコレクターの方でして小木先生とも親交が深かったようです。
最近古九谷関連の本も購入して読んでみましたが結局良く分かりません笑
何処が江戸後期ものだとか写し手なのかとかの勘所がちょっと難しいなと。
それで品以外の情報に頼ってしまって購入してしまっているところです。
この品昼飯35人前でして、傷も大きく今の相場では安くは無いかもしれませんが、出品者さん曰く購入時のからすると4分の1から10分の1で整理されているとのことでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/5f/dc6bb2994cb1b59a080c654f4117548d.jpg?1713843075)
芦雁文です
口径13.8高さ2.9底径7.8
茶色が足りませんが五彩手??
八角の形はまあまあ珍しいのでは無いかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/fa/ddc5ee4c78f182eba9440ba1886e0589.jpg?1713843076)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/bb/1a5cf55382067616d9c6849bcbdb622b.jpg?1713843075)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6d/63b913dc19cca784942c1941ee316f4e.jpg?1713838471)
ホツを通り越してカケです(⌒-⌒; )
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/38/e7e49e60ad4882e968f4e9512295133c.jpg?1713838471)
数箇所ホツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/df/60184fb073ff7a313e34d4b410a7d84f.jpg?1713838471)
鳥の周りに虹色にぼやっと色が変わっています。これがハレーション?というやつなのでしょうか?
これは贋作でも出るのとのことで参考程度なんですかね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a4/4dd37fc16cc20f79d6fe3063d8c5d0e3.jpg?1713838471)
裏側は瓢箪模様で高台内に角福です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a4/4dd37fc16cc20f79d6fe3063d8c5d0e3.jpg?1713838471)
裏側は瓢箪模様で高台内に角福です。
染め付けがあるとなんとなく安心してしまいます笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b2/6d14f7811f0308c3f9a6922b56ea5d51.jpg?1713844201)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/2b/2a595ebfca6fec38c3d368d6bd8dd3d6.jpg?1713838474)
手に取りまず思ったのは大きさの割に重いなという点です。
底はかなり厚く造られているようです。
その割に写真のように一部光が透けるくらい縁は薄い箇所もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/08/67cd38740d0b1f4e2a9c9dd0253e02d7.jpg?1713843402)
かなりいびつです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/dc/0f3327c66f93e44674d45cae6d79aa81.jpg?1713843403)
ぱっと見皿自体の造形はまだ技術的に未熟な江戸前期を感じさせます。
年代にしたら1650年前後に見えますが。。。
私にとっては初古九谷です。
コレクターっぽくなってきました。笑
品は見ていて嫌な気持ちにはならないです。本歌であってくれとは思っています。
色絵を彷徨った結果ついにこの領域に足を踏み込んでしまいました。笑
どんどん深い沼にハマっていっている気もいたします。(⌒-⌒; )
瓢箪紋の裏模様は珍しいですね。
ぞんざいに引かれた紐も古九谷らしいです。
いよいよ深みに入ってきましたね。色絵がわかると染付を見る眼もいっそう肥えてくると思います。
正直色絵の部分は古九谷の実物を見たことがなかったのでなんとも言えません笑
形や白磁や高台あたりを見る限り大丈夫そうには見えるんですが、、、といった感じです(⌒-⌒; )
どんどん深い沼にハマってます笑
それでも遅生先輩に比べましたらまだまだなんでしょうが(^^)
そして、どんどんと核心に迫ってきましたね(^-^*)
これは、間違いないと思います。
これが無傷だったら高いと思います。
このようなもので目を養っていく必要がありますよね。
確かに、私も、以前は、ハレーションの有無を気にしていましたが、最近ではそれほど気にしていません。というのは、ちょっと古い物には、だいたい、ハレーションがあるんですよね。
ただ、この小皿は、ちょっと傷が深すぎて、目障りなところがありますね。
鑑賞に支障のない程度に、補修の勉強をして、補修を施してやってください(^-^*)
特に裏面の高台あたり見るとその印象を強くします
様式的には違いますが、南京手古九谷に近い印象を受けました。
ありがとうございます(^^)
ハレーションなんてつい最近知りました(⌒-⌒; )
皆様の背中を追いかけて着実にステップアップしていると信じたいです。
傷は大きいのでなんとかせねばとは思っているところでした。
昔は少し挑戦したんですがどうせならちゃんと金直しに挑戦しようかなとハードルを上げてしまってなかなか腰があがりません。そろそろスイッチを入れねばと思っている今日この頃でした(^^)
酒田さんにもそう言って頂けると安心します(^^)
最近N島先生の鑑定の鉄人を購入して読んでいます!現在半分くらいです。
面白いです!なかなかひどい業界だなとも思います笑
そして今回わたしは故事来歴に思いっきり頼ってしまいました笑
まだまだ三流コレクターですが自分なりに蒐集していけたらと思います。