骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里小皿

2024-08-08 16:06:00 | 日記
こちらも数ヶ月前にメルカリで購入しました。
藍九谷とのことでしたが。。。
藍九谷には少し若い様な気が(^_^;)
それでも完品送料込みて^^昼飯9回なのでいいなあと思い手に入れました。


目を引いたのはこのユーモラスな獅子でした。笑
愛嬌があって何ともかわいいです。




この裏の感じが18世紀初めくらいのものではないかなと思っています。

深さが少しある皿です。
口径13.4高さ3.1底経8.9





重さは166グラム重くも軽くもない手取りです。
因みに
フリマサイトを覗いいると




こんな皿を見つけました。
こちらは藍九谷だよなあと眺めていました。お値段もそれ相応ですぐに手が出せる様な感じではなかったです。
ただ見込みの獅子の図は私のものと似ています。
図柄も陶工たちが脈々と受け継いでいるということなんでしょうかね(^^)



古伊万里皿

2024-07-28 22:16:00 | 日記
以前酒田の人産のブログに出ていた瓢箪型のお皿をフリマサイトで見つけました。
と言ってもインスタやネット販売から大阪のかなり詳しい専門店さんの出品のようです。
最近少し我慢していたのとボーナスが少し残っているので思いきって購入してみました。
送料入れたら昼飯56.5回と自分としてはかなり思い切った金額でした。


戸栗美術館の図録よりです。


戸栗美術館に同手のものがあり、そちらは裏側が角福で高台の横面に描かれた模様が違いうようです。
こちらは17世紀中頃とのことですが酒田さんもおっしゃっていた通り盛期に見えます(^^;)


うちのは
裏銘は古人です。
この銘はいつか欲しいなあと思っていたところもあってでした。

高台は櫛目です。
戸栗美術館のものより幾らか時代は若いのでしょうか??


高台かくばっており砂がついていた跡も見えます。
ハリ跡一つは同じようです。

この山水の描き方は戸栗美術館のより簡略化されている様に思います。


ひっつきの跡は有りますが
完品です。
出品者さんによると
時代 : 1670〜1680年代)
サイズ : 径22cm × 16.5cm
とのことでした。

銘からもおおむねこの年代のものではないかと私も思います。

因みに変形皿せいか薄くはないものの厚くもないつくりです。

手に取った感じは大丈夫そうに思うのですがやはり上手のお皿は何だか不安です。
その点藍九谷あたりは私でも少しだけ見分けやすい様に見えます。

なんとか本歌であってほしいです笑(^^)





古伊万里本

2024-07-22 07:38:00 | 日記
少し前に本を買いました。
五百円スタートでしたがムキになってしまい三千円近くなってしまいました笑
この本が欲しいということは相手の方もきっとコレクターか何か古伊万里に関するものが好きな方だろうと思います。
うれしいような複雑な気持ちですね笑





古い本ですがこの著書の本はいくつか読んでいて独特な方でおもしろいです。
Kさんはお会いしたことがあるとか!?
(^^)
例えば



横の写真ですみません。
古九谷に関してはかなり九谷産の後期ものを疑っていらっしゃるようです。
もともと陶工の家に生まれ作る側の観点から推測されているよです。

このように一言ずつ添えらていてるので
この本は結構良かったです。
五段評価で3.5です。笑
惜しいのは昔の本はカラーが少ないところです。その辺やはり別冊太陽あたりはとても読みやすいです。

なんとなく古九谷に関しても本を集めたり品を手にしたりここ最近触れるようにしてきました。


そんな中思うところがあります。

古九谷の定義の曖昧さです。

私は17世紀の中頃から終わり頃の伊万里の色絵をそれというものと思っておりました。

ただ最近九谷産の江戸後期ものも古九谷って呼ばれているように思います。
ヤフオクなんかでは吉田窯?の再興九谷とうたっているものをみます。うたってくれているのは親切です。
それでも値段的にはいい評価の様でした。

それとは別に時代を謳わず江戸の初期も後期も関係なく古九谷としているものも目にします。






この写真は最近落札されていた古九谷です。同手のものが大阪美術倶楽部の本に載っており17世紀のもとして出品されていました。

本に載っているものと同じというのは分かるのですがそもそもその本の書いてあることが本当なのか。
その本の解釈※古九谷の定義がどうなっているのか良く分かりません。
たくさんのかたが入札していて金額もそれなりだったようです。
きっと良いものなんだろうとは思います。
決してこのもの腐す意図はなく私にはこの品が単純に良く分からないという感想です。
色絵は難しいなあとあらためて思います。

紹介した本の著者も独特ですが自分の信じる道を決めていたようです。
最近は本をたくさん買いました。
本に載っているものでも鵜呑みにせず自分で納得するように判断せねばと思うところです。(^^)






古伊万里皿

2024-07-14 22:56:00 | 日記
最近ヤフオクで買いました。
口径21.0高さ3.2底径13.5

出品者さんは大丈夫そうに見えました。
ただしモノは甘手でヒビたらけです(^^;)
それゆえに落札できたのですが笑
送料入れても昼飯7回程度です。





絵付けはそれなりに濃淡が効いていてとてもうまく書けていると思います。
ただし上手の品ほど贋作が怖いなあと思う今日この頃ですのであまり値段が高いのは避けているところです。


そんな中購入の決め手は裏でした。
銘も柴コレでみたことあるものでしたので
大丈夫かなと。
何と書いているんですかね??百に見えます。

裏もしっかり甘手です笑

比較的薄手だと思います。
そのせいか残念ながら座りが悪く歪んでおりカタカタします。

柴コレのパート2にある213あたりが作風が似ています。

後ろの銘も似た感じです。
自分では同年代のものと思っております。
甘焼きの贋作もあったりするでしょうか??
流石に割に合わないように思います。

いつまでたっても傷ものばかり集めている三流コレクターですがこれくらいのレートで楽しませてもらえたら気楽で助かります笑
とはいえ良いものも欲しい訳で無理をしてつい最近もうん万円もする傷のないものにも入札参加してみました。
ですが良いものは皆さん見逃さず値段は上がりますね(^^;)
すぐさま撤退しております笑

無理のない程度で楽しもうという思いと良いものが欲しいというコレクターの欲がいつも戦っております笑




古伊万里小皿

2024-07-09 20:00:00 | 日記
もう一つ折り紙模様の皿がありました。
多分ヤフオクで買いました。
思い出せません笑
評価の履歴を2006年まで遡ってもそれというものがなさそうで全く分かりません。
もしかしたらそれ以前に買ったのかなと。
金額も全く記憶にないのですが傷ものですし一万円は出してないと思うんだよなあという曖昧さです。
記憶から抜けている、非常に申し訳ない品です。


口径13.8高さ2.8底径9.2
ニューが一本入っています。
漂白したらもっと目立たなさそうです。

模様は折紙で好きなんですけど前回の品よりやや絵付けが雑というか下手というか微妙に感じます(^^;)
何の花でしょうか?椿かな??
相変わらず色合いはやや濃く写っていますが実際には柔らかい藍色でそこは好みの色合いです。



高台は高くないです。
銘もなし。。

たまにある文様ですよね?
前回のものと同じような17世紀後半のものだと思っています。

造りはやや薄い手です。137g

同じくらいの口径で18世紀の皿が162グラムなのでなんとなく薄手なのが伝わるでしょうか??

前回同様薄手ので好みの品ではあります(^^)
でも全く思い出せません。やはり記録は大切ですね。。