先日なんちゃって鍋島をご紹介しました。
そういえばまだいたなと思いだしたのがこの皿です。
この皿は昔、通っていた例の古道具屋で購入したものです。やはり20年くらい前だと思います。
口径15.1高さ3.6底径8.2
主人曰く鍋島でも幕末ではなく江戸後期くらいのものだと言っていました。
傷だらけで当時25000円から8000円くらいだったような気がします。
色鍋島は何百万円なんて話を聞いていたので盛期ではない傷物でもなんとなく欲しくて購入しました。
当時は鍋島のくせにぼやっとした絵付だなと思っておりました。
その後勉強してこれが墨弾きなのか。なるほどと笑

最初から金直しがありました。
ないところは錫とアロンアルファで自分でやってみました。金直しも下手なところはヤスリで落として自分でやってみようと手をかけて心ざし半ばで挫折した当時のままです。



裏の染付も表のおなじ呉須のせいか淡い色合です。

櫛目の描き方が判断するポイントとかなんかで見ましたが私にはさっぱりです笑

墨弾きだとしたらまあまあ頑張って描いていますね笑

重さは248グラム
そんなに厚い手取りではないようには感じます。
ただ最近は鍋島のコレクションは敷居も高く、私程度では判断つかなかいなと敬遠しております。
なのでこの品も売り飛ばしてしまおうと思ったのが去年でした。
そんな最中メルカリを覗いていたら同じ皿が同じような傷具合で売っていました。
同手のお皿を見つけられるとは!?とうれしかったものです。
ただ残念ながら見つけたのは売り切れ後でした。
もっと残念だったのがそのお皿が送料込みで3000円だったことです。
ですので二足三文ならば思い出とともにずっといてもらおうと物置にいてもらうことになりました。
3000円って笑(^^)