町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

都営バスのブルーリボンシティハイブリッド

2021年02月06日 | 都営バス

日野自動車では2005年1月からハイブリッド関連機器を小型化して屋根上に搭載することでノンステップ化を実現したブルーリボンシティハイブリッドを10年間に渡り改良を加えながら販売して来ました。惜しくも2015年を最後に製造が終了してしまいましたが、筆者個人的には数多の大型路線バスの中で一番完成されたスタイルのように感じており、初めて実車を目にした時は新時代の到来を強く実感したものでした。

豊洲駅付近を走行中のS-S169号車(BJG-HU8JLFP・2009年式)です。この型式が都営バスに導入されたのは2007年のことで、先ずは渋谷・新宿に配置されました。翌年2008年には品川・江東・深川・江戸川の各営業所に向けて43台が導入され特に東京オリンピック候補地付近に路線を展開する深川には23台が集中配置されています。写真の2009年度導入車は基本的仕様は2008年度車と変更は無いものの、バックアイカメラを標準装備しています。

後楽園駅付近を行く都02系統のP-T268号車。上と同型式で、2009年度は52台が増備され臨海部が主な活躍の場だったブルーリボンシティハイブリッドが凡ゆる地区で見られるようになりました。

車内設備はノンステップエリアを1人掛け、後部を2人掛け座席中心とした他メーカーのバスに準ずるオーソドックスな都市型路線車の内装です。都バス独特のみんくるモケットが目立ちますね。

おまけに上のブルーリボンシティの先輩格に当たる品川自動車営業所に所属していたA-E366号車(KC-RU1JLCH・1998年式)HIMRです。貸切系統に入り、品川駅高輪口の降車場に停車中の所を捉えました。

※2017年の記事を加筆修正

 

 

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