町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

小田急バスの新型エルガミオ

2020年10月26日 | 小田急グループの鉄道・路線バス

2015年に大幅なモデルチェンジがなされた新型エルガですが、小田急バスも例外なく吉祥寺や登戸、武蔵境に順次導入され活躍を始めました。この内、狭隘路線の成04・05・狛12系統が存在する狛江営業所管内向けにはエルガミオのモデルチェンジ車が導入されています。

調布駅南口で、成04系統に充当され折り返しを待つD3015号車(SKG-LR290J2・2016年式)です。同じ系列の立川バスでは先行して導入していますが、小田急バスでは初の新型エルガミオになりました。導入当初は白文字で行先を表示していましたが、現在はフルカラーLEDの利点を活かして昔の色付き方向幕のように行先・系統をカラーで表示しています。

狛12系統の運用で狛江駅南口ロータリーにて待機中のD3015号車。車内はエルガの新車同様に最前列のタイヤハウス上の座席が廃止され、優先席も前向きの1人掛けに改められました。

リア部分のデザインも大型車のエルガと殆ど変わりなく、先代と同様にダウンサイジング版の趣きです。特に今回のモデルは大型車・中型車共に前扉が折戸に揃えられたため、よりその印象が強くなりました。

車内もエルガの縮小版なので、ほぼ共通の雰囲気ですが側面行先表示器が薄型化され、中扉の戸袋部に収納されるようになりました。この為、向かって右の優先席側に座ると眺望にやや難があります。
何れの車両も登場時はLEDによる停留所名表示器を搭載していましたが、現在はレシップ製液晶画面に交換され、車内放送も更新されています。
 
※2016年の記事を再編集しました。
 
コメント (2)
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