町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

渋谷を去った青ガエル・5001号車

2020年10月04日 | 東京急行電鉄

渋谷駅ハチ公前に置かれ、待ち合わせスポットとして親しまれて来た東急の初代5000系・5001号車のカットボディが今年8月3日に搬出され、6日に秋田県大館市の観光交流施設「秋田犬の里」に設置されました。今後は傷んでいる箇所の補修や再塗装を実施する為、11月1日〜8日に公開後に専門業者に引き渡されるとのことです。

観光案内所としても機能していた5001号車ですが末期は閉鎖され、窓には大館行きを知らせる装飾が施されました。繁華街の渋谷駅周辺に置かれながら大きな破損も無かったのは奇跡的だったのかも知れません。車体をステンレスにマイナーチェンジした派生系列の5200系は機械遺産指定を受け総合車輌製作所(旧東急車輛)で永久保存され、先日記事にしたように上田電鉄にも保存車がいますが、5000系は置物状態にされてしまい、明暗が分かれてしまいました。

現代の2代目5000系では東横線90周年記念で緑ラッピングが施され話題を呼びましたが好評につき90周年記念の装飾を外した状態で期間を定めず運転されるようになりました。かつてのTOQ-BOX的な立ち位置でこの先も長く活躍してくれれば・・・と思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする