「どこにもない未来」 （# 146）

お今晩は～。

ようこそ、おいでくださいました。

貴方の心に幸い満ちますように。


2012年5月24日ブログ直接投稿　「どこにもない未来」

どれだけ歩んできただろう
長く　長く　歩いてきたこの道
いつかはきっとと自分を励まし
茨の道を傷だらけになって
それでもがむしゃらに歩いてきた

どれだけ続けてきただろう
長く　長く　求めてきたこの夢
いつかはきっとと自分を騙し
空っぽの手を見ないふりして
それでもひたすらに続けてきた

もういいだろう
夢は終わりだ
幻に生きるのはやめよう
どこにもない空中楼閣
いまを生きてるつもりで
ずっと未来という幻を生きてきた

未来につながってるという思いが
自分を幻に縛り付けていた
いまの苦しみを未来への期待で
ごまかしていたのも気付かなかった
苦しさを捨てよう　いまを生きよう
苦しみは過去と未来のもの

腕いっぱい抱えてた夢の中で
僕は今　足を止め立ち尽くす
いつか苦しみは報われる
その思いの虚しさを　見つめるため

腕いっぱい抱えてた夢の中で
僕は今　足を止め空を見上げる
遠くまで歩いてきた
その思いの痛みを　空に投げるため

どこにもない未来を捨てた
空っぽの腕を大きく広げよう
過ぎ去った過去を捨てた
軽やかな心をふくらまそう
自由の風を受け
僕はいま　飛んでいける

僕はいま　飛んでいける
何もない　空虚に輝く
どこまでも広がる
青空の中を



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