【みんなでごはんプロジェクト~まあるい食卓~】毎月第3日曜日の11時~、尼崎市小田南生涯学習プラザ2Fでやってます♪

「まあるい食卓」とは、みんなで準備をして、手作りのご飯をたのしく食べる。誰でも参加できる、まるくて大きな食卓です。

第10回 みんなでごはんプロジェクト~まあるい食卓~ 開催しました♪

2016-03-20 20:44:53 | 終了したイベント(ご報告)

今回で、10回目の開催となる「まあるい食卓」。

ここでは去年6月の初回から、毎回、「おにぎりをみんなで作って、みんなで食べる」をいう事を続けています。
初めておにぎり握る人、ぶきっちょだったり、とても上手だったり、それぞれです。
そこで今回は、初めての試み。「おにぎりレクチャー」の時間をもうけることにしました!

ポイントは3つ。
1. 手水をうまくつけることができたか。
2. ご飯粒をひとつも落とさなかったか。
3. ありがとうの気持ちで残さず食べられたか。

この3つをクリアできたらスタンプを押してもらいます。
スタンプが3つたまったら、晴れておにぎりマスターになることができるという試み。

その結果、どうなったでしょうか?
これまでは、おにぎりが上手に握れなかったり、ご飯粒がたくさんこぼれていたりしていたのが、今回は、ご飯粒がほとんどこぼれず、食べ残しもなくなったのです!
そして、それを嬉しそうに報告してくれる子どもさんも!
目標を設定したら、意識がそこに向いて、きちんとがんばってくれるんですね。
これはちょっと、感動的なできごとでした。

また、この「おにぎりレクチャー」の様子を写真に撮って、その場でフローチャートを作ってもらいました。
ここにもたくさんの工夫が凝らされていて、このチャートがあれば、また来月から初めての方が来られても、一緒に楽しく参加してもらえそうです。

チャート作りをたのしくがんばってくれた皆さん、本当にありがとう^^

上手におにぎりが握れたら、次はお楽しみのおかずコーナーに。
今月は、季節感たっぷり。春のご馳走がならびました。






メニューも書ききれないくらい!

いつもご協力いただく
オーガニッククロッシングさん
テルってる畑さん
蓮輝(れんこん)農園さん
ありがとうございます。
今回も、大切に使わせて頂きました。

イベント終了後のスタッフミーティングで、調理する前の食材を、参加される方、とくに子どもさん達に紹介しようというアイデアが出されました。ツクシやキクイモなど、お料理の前はどんな姿をしているかを見てもらうことでもっと、「食べること」「食べ物のこと」に関心を持ってもらえそうです。

さらにミーティングでは、この「まあるい食卓」のコンセプトを表現する言葉があればいいのでは、という案も。
たしかに、「みんなでご飯を食べる場」というだけでは、他の方をお誘いするにしても説明しにくそうです。
そこで考えてみるのですが、やはり的確にひと言で伝えるのは難しくて、あらためて、ここは丁寧に言葉を費やして、活動のコンセプトや、スタッフの想いを繰り返し伝えていくのが良いのではないかと思われるのです。

もともとは、「6人に1人の子どもが充分にご飯を食べられていない」ということにショックを受けたことが、このプロジェクトを始めるきっかけだったのですが、スタッフ間で話し合いを重ねるうちに、子どものしんどさは子どもだけのものでは無い。周りの大人がしんどかったら、やはり子どももしんどい。それから、ご飯を食べられていない子どもにだけ焦点を当てるのが不自然な気がして、「誰でも」、家で1人でご飯食べてる子にも、時間がたっぷりあるお年寄りにも、子どもに時間をかけられない忙しいお母さんにも。みんなに来てもらうのが、自然な気がして現在の形になっています。

このようにお伝えすると、「この条件に当てはまらないのだけど、参加してもいいのですか?」とのご質問を頂くことがあります。もちろん!どんな方にも、この丸くて大きな食卓を囲む一員になって頂きたいです。そして、この場の空気を感じて頂いて、居心地よさそうだったら、いつかは近くで一人でご飯食べてる人がいたら、声かけてもらえたらと思います。

この「まあるい食卓」で大切にしている価値観を、あらためて並べてみると、

「お互いさまの関係であること」・・・今ちょっとしんどかったり、寂しかったりする人がいたら、今ちょっと余裕のある人が支える。そんなお互いさまの関係が当たり前であれば、関わる人すべてにとっての安心感にも繋がると思うのです。

「子どもが大切にされること」・・・自分たちの小さい頃を振り返ると、親以外にも近所の人や通りすがりの人や、たくさんの人に気にかけてもらって育ってきたことが思い出されます。親切にされること、大切に扱われること。この経験は、大人になってもずっと気持ちを温め続けます。そして、丁寧に扱われた経験があれば、他の人にも同じように丁寧に接することができるのだから、やはり大切なこと。
これは、子どもさんを喜ばせるというのとは少し違っていて、例えば、食べ残しをそのままにしていたら、大人が見ていて注意されること。上手できたら褒められることなども含みます。

「食べることを大切にすること」・・・上とも重なりますが、子どもさんの食べるものにも注意を払って、できるだけ安全な食材を、顔の見える関係のサポーターから提供して頂いて、スタッフが丁寧に調理したものを食べてもらっています。子どもの食の安全を守りたいという想いもありますが、こうすることで、食べることの大切さに気づいてもらったり、関心を持ってゆくゆくはお料理にも関わってもらえたら、生きる力にも直結するのではないか、との想いもあります。

関わるスタッフ、ボランティアの方、参加してくださる方、それぞれのお考えもゆっくりお聞きしてみたいと思います。
そして、ここで過ごす時間は一ヶ月にたった数時間ですが、ここでの経験が記憶のなかに蓄積されて、なにか温かいものになっていけばと願っています。

また来月からも第3日曜日に、楽しく過ごせる場を皆さんと作っていきたいと思います。



(文責 金岩日佐美)


 


3/20(日) 第10回みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~ めざせ!おにぎりマスターの巻

2016-03-16 19:08:44 | これからのイベント(ご案内)
まあるい食卓では、昨年6月の初めての会からずっと、皆さんと「おにぎりを作っていっしょに食べる」という事を続けていますが、おにぎりを握るのが苦手なかたもいらっしゃいますね~

そこで今回は、「おにぎりレクチャー」の時間をもうけることにしました!
ポイントは3つ。
1. 手水をうまくつけることができたか。
2. ご飯粒をひとつも落とさなかったか。
3. ありがとうの気持ちで残さず食べられたか。

この3つをクリアできたらスタンプを押してもらいます。
スタンプが3つたまったら、晴れておにぎりマスターになることができます^^
楽しんで、チャレンジしてみてくださいね~
...
※おにぎりレクチャーの時間は、3回あります。ご都合よいときに参加してください。
①11:00~ ②12:00~ ③13:00~

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「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」は、誰もが気軽に、ご飯たべたり、おしゃべりしたり、遊んだりして過ごせる場をめざしています。
前回の様子は、こちらをご覧くださいね。
http://blog.goo.ne.jp/maaruisyokutaku/e/6cc5fe0f8d4d37c747bfccdb1bea9db2

大人も子どもも、おじいちゃん、おばあちゃんも。昔から地域に住んでる人も、新しく入ってきた人も。そしてなにより温かい食卓につけない子供達に届けたいと思います。

当日は、開催時間内の、好きな時間に来て、手を洗っておにぎりを作ります。具沢山のお味噌汁は、こちらで用意してます。
マイ箸、マイカップにご協力くださいね。
紙でお皿とお椀作りもできますよ~

ご飯のあとは、テーブルでおしゃべりしたり、ゲームしたり、外の公園で遊んだり。
みんなで、楽しい一日を過ごしましょう♪

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【日時】3月20日(日) 
11:00~14:00
(おにぎりレクチャー ①11:00~ ②12:00~ ③13:00~)

【参加費】
・大人・・・300円
・中学生以下・・・無料
具沢山の味噌汁つき。
60食程度ご用意してますが、なくなり次第終了です。

【持ち物】
なるべくマイ箸、マイカップ(お茶用)お持ちくださいね。 紙で食器つくりも、出来ます。
☆今回、お味噌仕込みに参加される方は、エプロン持参してくださいね。

【場所】
喜楽苑地域ケアセンターあんしん24
尼崎市金楽寺町2丁目7-7

http://kaigo-library.jp/amagasaki/dayservice/am_dayservice_anshin24/

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「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」

豊かといわれる現代日本において、6人に1人の子どもが充分にご飯を食べられていない。そのことにショックを受けたことが、このプロジェクトを始めるきっかけとなりました。

ご飯を食べられていない子どもたちに、大人である私たちから、何かできることはないか。
メンバーで話し合いを重ねるうちに、家で1人でご飯食べてる子にも、時間がたっぷりあるお年寄りにも、子どもに時間をかけられない忙しいお母さんにも。みんなに来てもらうのが、自然な気がしてきました。
そこから、みんなで囲む「まあるい食卓」のイメージが出来あがりました。

★「まあるい食卓」とは・・・
子どもも、大人も。
お料理が得意なひとも、苦手なひとも。
みんなで準備をして、手作りのご飯をたのしく食べる。誰でも参加できる、まるくて大きな食卓です。

まあるい食卓は、子供も大人も、ひとりひとりが主役となって、みんなで一緒につくりあげる場です。
当日参加していただいて一緒に場を作ること・・
この活動を広めてくださること・・
ご近所の気になる子供や家族に、一声かけて誘ってくださること・・
こんなこと、したい、できたらいいな、とアイデアを出しあうこと・・
運営のためのご寄付・・
等々・・

私たちと一緒に、まあるい食卓、囲みませんか。

 


ご協力をお願いします。

2016-03-10 23:56:45 | ご協力お願いします

「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」は、ボランティアスタッフによって運営されています。
2015年の6月より、毎月第3日曜日に、尼崎市金楽寺の「あんしん24」という施設で、みんなでご飯を作って食卓を囲むというイベントを行っています。中学生以下の子どもさんは無料、それ以上の大人は300円で参加できます。

会の運営やイベントの様子について等は、当ブログのほか、facebookページでもご案内しています。
https://www.facebook.com/groups/1449952021965985/

このイベントの運営は、たくさんの方のご協力によって成り立っています。
【食材のご提供】、【募金でのご協力】、【イベント当日のボランティアでのご協力】、【イベント当日の参加希望】のそれぞれの方へお願いしたいことを、以下にまとめました。
他にも、チラシや募金箱の設置など、ご協力いただける方は随時ご連絡お待ちしております。
ご不明な点などありましたら、当ブログへのコメントまたは、電話06-6481-0205(なばな金岩)まで、お願いいたします。

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【食材をご提供くださる方へ】

イベントの円滑な運営のため、食材提供は、サポーター登録制とさせて頂きます。
食材については、食の安全を守るための基準を以下にまとめました。当基準にご賛同の上、サポーター登録ご希望頂ける方は、ご連絡お願いします。

「食材の基準」
・できるだけ近郊で生産されたもの。できるだけ作った方の顔がわかる、作った方と直接会える、話せる方のもの。
・できるだけ無農薬で生産されたもの。
・費用をかけて買ってまでは不要です。同じ理由で、送ってまでは不要です。直接の手渡しを基本にしたいと思います。
※上記基準にそぐわない場合は、ご相談ください。

「お願いしたいこと」
・イベントは毎月第3日曜日に開催していますので、食材の受け入れについては、イベント前週の月曜日を受付締め切りとします。
締切日までに、ご提供いただける食材の情報(内容、量など)をお知らせください。
実際の受け渡しは、イベント直前のタイミングで双方の相談のうえ行います。
(例)
3/14(月)・・・食材受付の締め切り
3/20(日)・・・まあるい食卓イベント当日

※お問い合わせ、およびご連絡先
・facebook内にグループページ「まあるい食卓 ~食材サポーター~」ページを開設しています。
https://www.facebook.com/groups/1034603966560706/  
ご提供頂ける食材情報、収穫予想などお知らせください。
・facebookにアクセスできない方のご連絡は、電話06-6481-0205(なばな金岩)までお願いいたします。

【募金希望の方へ】
募金箱を、下記の協力施設等に設置しています。また、イベント当日にも受付に募金箱設置しています。
あんしん24(尼崎市金楽寺)
穀菜食堂なばな(尼崎市長洲)
オーガニックカフェAtl(大阪心斎橋)

【イベント当日ボランティアスタッフ希望の方へ】
当ブログまたは、facebook内のグループページにてお申し出ください。
※ボランティアご希望くださる方へ、ガイドラインご用意しました。
ご確認をお願いいたします。

【イベント参加希望の方へ】
イベントは、毎月第3日曜日の11時~、尼崎市金楽寺のあんしん24で行っています。
会場へ直接お越しください。
その際できれば、マイ食器(お皿、お箸、カップなど)お持ちください。
各月のイベントのご案内は、facebook内のイベントページ(イベントの約1週間前に作成します)でもご案内しています。
facebook内のグループページにて、ご確認ください。