【みんなでごはんプロジェクト~まあるい食卓~】毎月第3日曜日の11時~、尼崎市小田南生涯学習プラザ2Fでやってます♪

「まあるい食卓」とは、みんなで準備をして、手作りのご飯をたのしく食べる。誰でも参加できる、まるくて大きな食卓です。

「まあるい食卓」のお金事情

2023-06-12 16:28:51 | スタッフ日記

こんにちは。
いつも、私たちの地域食堂「まあるい食卓」を応援して頂いて、ありがとうございます!
最近はおかげ様で、たくさんの方に参加して頂けるようになり、コロナ前のような賑わいが戻ってきました。


「まあるい食卓」は、高校生以下は無料。
そして大人の方には300円の参加費を頂いて、会の運営に充てさせて頂いています。

私たちの活動は月に一度の開催ですが、どんな風にお金のやり繰りをしてるのか今日はお話してみたいと思います。

活動に必要な出費として、大まかに言うと以下のようなものがあります。

1.食材費
言うまでもありませんが、お昼ご飯の準備をするために必要なものです。
お米、野菜、カレールーなどを購入します。
一回に使うお米の量は、3升=4.5㎏になります。
カレールーは添加物を使っていない、安心なものを選んでいます。


また、お魚は尼崎市水産物卸協同組合さんより、毎月、新鮮な切り身をご提供頂いてます。
↓  今月は「ひらまさ」を頂きました。


2.行事ごとに掛ける、ボランティア行事保険料というものがあります。
イベントに来てくれる方やスタッフを対象にして、万が一イベント中に事故が起きたときに備えてかける保険です。
皆さんに安心して参加してもらえるように。
今月は、一人28円/1日×60人=1,680円でした。


3.宣伝費
毎月ではないけど、会の活動を皆さんに知ってもらうためにチラシを作って近隣の小学校に配布してもらったり、4月には初めてのぼり旗を作ったりしました。




4.会場使用料
「まあるい食卓」は、2015年のスタート時には金楽寺にある喜楽苑さんの「あんしん24」というデイケアサービスのフロアを使わせて頂いてたのですが、コロナが来て使えなくなりました。
それを機に、現在の「小田南生涯学習プラザ」へ場所を移して、尼崎市小田地域課と共催事業として会を運営しています。
そのため、活動スタート時から会場使用料はかかっていません。

大人の方の参加費は、こういった費用に充てさせて頂いてるのですが、毎月それだけでは賄えないことが多くなっています。
ですので、各種、補助金や助成金にもできる範囲でエントリーしています。

「できる範囲で」と書いたのは、助成金などは条件面でハードルが高いものもあり、エントリーを見送ることもあるから。
どちらの補助金や助成金も、子ども達のことを大切に思って作られたものであり、ハードルが高いと感じるのは、私側の事情によるものでもありますが、私がハードルが高いと感じるのは、たとえば、

・平日昼間にプレゼンテーション審査が必要(仕事の場合、参加できないです)


・補助金受け取りのために、団体名義の口座が必要(法人化してないと、口座作れないです)

・申請の仕組みが複雑で、書類作成に尻込みする←これは、事務仕事が苦手な私ゆえの理由かも知れません。
今から頑張ります!
など。

そんな中でも、最近申請したのは、尼崎子ども食堂ネットワークさんが取りまとめて下さった「活動支援金」。
これは、市内外の個人や団体等のみなさんから、子どもネットワークさん宛に寄せられた寄付金を、市内のこども食堂等に分配されるというものです。

こども食堂ネットワークさんを通しては、ほかにも前述した尼崎市水産物卸協同組合さんから毎月お魚の切り身をご提供頂いたり、コープさんよりお米のご提供を頂いたりといった際に窓口になって頂いており、おかげ様で各方面からのご厚意をありがたく受け取らせて頂いてます。



毎月の「まあるい食卓」の場で頂く参加費やご寄付といった直接頂くもの、それから、食材や補助金や支援金といった形で間接的に頂くもの。
そういった温かいお気持ちを受け取って、スタッフみんなでお昼ごはんという形にして、来てくれた方たちと一緒に楽しむ。
この流れが嬉しくて、ずっと続けて来られてるのだと気づきました。
いつも、お気持ち寄せて頂く皆さん、ありがとうございます。
今月も、大切に使わせて頂きます。



今月のまあるい食卓は、6/18(日)11:00~です。
みんなで美味しいごはんを作って、まあるくて大きな食卓を囲みましょう。

(文責:金岩)

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『お腹もハートも温まろう~♪』

「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」は、誰もが気軽にご飯を食べたり、おしゃべりしたり、遊んだりして過ごせる場をめざしています。
大人も子どもも、おじいちゃん、おばあちゃんも。
昔から地域に住んでる人も、新しく入ってきた人も。
そしてなにより、温かい食卓につけない子ども達に届けたいと思います。

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次回の、まあるい食卓のご案内です。

【日時】6月18日(日) 11:00~なくなり次第終了です。
【参加費】
・大人一人・・・300円
・高校生以下・・・無料 
※参加費は、会の運営に充てさせて頂きます。 
ご寄付も随時お願いしております。

ボランティアご希望くださる方へ。
ガイドラインを作成しております。
こちらをお読み頂いた上で、一度「まあるい食卓」へお越しになってみてください。





『尼崎市の子どもを取り巻く環境』について勉強会

2015-10-21 19:33:00 | スタッフ日記
昨日(10/20)は、尼崎市のこども政策課の担当者さまにお越し頂いて、尼崎の子どもを取り巻く環境についての勉強会を開催して頂きました。

尼崎市では、他の地域にくらべて子どもの貧困の割合が高いことや、それだけでなく、不登校などの割合も高いということを、具体的な数字を見て教えてくださいました。



「子どもは社会の宝」ですが、その取り巻く環境には課題が多く、ともすれば途方にくれそうになりますが、最後にスタッフのひとりが発した感想ではっと我に帰りました。

課題と、そしてやるべきことがたくさん見えました。
それから、私たちが取り組んできた事はなかなかいい線行ってるのではないか。
この調子で、出来るところから取り組んでいきましょうと。


この写真は、「就学前の教育・保育」についてまとめられたもののようですが、私たちの取り組みは就学前に限らず、地域の中で子どもたちが大切にされて愛情や思いやりと受け取る、その場づくりをしているのだという思いがわき立ちました。
さらには、子どもに限らず、誰でもが大切にされて寛げる場所になっていけたらとも思います。

「おたがいさまを当たり前に」
力まずに、助け合って続けていけたらいいな、との思いを強くする機会となりました。
ご一緒して頂いた皆さま、ありがとうございました。

(文責 金岩)

第2回あまがさきNPO市場

2015-09-18 04:53:39 | スタッフ日記
みなさんおはようございます。

~まあるい食卓~ メンバーの岸本です。

先日の9/12(土)に尼崎市の小田地区会館で「第2回あまがさきNPO市場」が開催されました。

この「あまがさきNPO市場」というのは、尼崎市内のNPO法人や市民団体、福祉団体が一堂に集まり、情報交換や相互アピールを行う場として、「あまがさきNPO交流推進ネットワーク」が企画した、相互支援を進めるための交流会です。

第2回目の今回は尼崎市に110以上あるNPO法人(全国的にみてもかなり多い数だそうです!)のうち、約30団体が参加し、そのうちの12団体が活動内容を発表、その中の1団体として僕たち「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」も活動内容発表の場をいただきました!

各団体の代表者が、それぞれの活動内容や今後の活動予定、胸の内にある熱い想いを10分の持ち時間内で一生懸命アピールする姿に「活動の場所や内容はそれぞれ違うけど、《核》になる部分は皆一緒なんやなぁ!」と実感したとともに、自分たちと同じような想いを持つ《仲間》がたくさんいることへの心強さや嬉しさで、心がとても満たされました。

そして「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」からはプレゼンターの内田さんが、現場の〈優しい空気感と温かさ〉が伝わるとてもステキな小林さん作のPPTを使って、会場に来ていた人たちに等身大の言葉でプロジェクトの活動をしっかり伝えてくれました!


親睦会の席でも他団体の方々から、お褒めのお言葉や応援のお言葉をたくさんいただくことができ、今回の発表会は自分たちのこれまでの活動内容がしっかり評価された証だと実感し、今後の活動にも自信を持って取り組めるものだと思いました。

そして今回、改めて「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」に感じたこと、それは手前味噌ではありますが、何よりも頼もしく素晴らしい【仲間たち】と一緒に活動できている喜びでした。

これからもこの輪がどんどん広がっていきますように。

内田さん、小林さん、本当にお疲れ様でした!

神戸新聞でも、この日の様子が紹介されました。



(文責:岸本)