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マツタコ

ヤプログが終了したので、とりあえず引っ越します。

3月はお別れの季節

2010-03-11 22:58:16 | 坂の上の雲
3月ですから、お別れが多いのですが、
なぜか、本日は送別会なのに日常みたいな感じで、
不思議な気分でした。

「坂の上の雲」のDVDとかブルーレイとか発売されるらしい。
特典DVDの内容はどんなのだろうか。
パンフみたいなのもつくみたいだけど、
目新しい内容もなさそうだしなあ。
高いし、主役でもないし、買わないかも。

ちょーっと前の話ですが、
自営で事務所してた人が、
一時的に勤め人になられたんですよね、
また自営に戻られたけど、その時に
サラリーマンでお金の心配をしなくていいってのが
こんなに気楽なものなのか、って言われてました。

そういう安穏さの中にどっぷりいると、
それがずっと続くような気がしてしまう。
まあ、でも人生はもっと厳しいわけだ。
しかし、同じ情報を得ても・・・みんな、そっから先の行動は違うんだな。


模様替え中

2009-12-28 21:40:47 | 坂の上の雲
今日は、日刊スポーツ映画大賞の授賞式が、
紀尾井町のホテルニューオータニであったらしい。

ですが、わたくしは1日中、大掃除。
もちろん、年末ってのもあるんですけど、
年明けにうちに人がやってくるから、
という切羽詰まった感じで、
なんとか人が入ってきてもいい場所をつくろうとしているわけでございます。

で、やりはじめると、
模様替えにまで手を出してしまって、
明日も続きをやらないとまだまだなのに。。。
余分なことをしてしまいます。

今、何気にBSフジイを見てるんだけど、
大晦日、日本武道館でライブか、恒例だったっけ?
トライセラトプスの和田くんの声って
いいなあ。この曲いい。

あっそうそう、昨日の「坂の上の雲」
松さん、出てましたね。
ええ奥さんやった。
多美さんがいると、
家の中に花が咲いたようになる。
ほんわかいたしました(^^)


「いい役者」ランキング

2009-12-27 17:21:15 | 坂の上の雲
さて、本日は「坂の上の雲」第一部の最終回。
タイトルは「留学生」
あらすじをチラっとみると、松さん、出そうですよね。

あのドラマに出てくる菅野美穂さんと松たか子さん、
ふたりともに「週刊現代」の「いい役者」ランキングにランクインしてました。
このランキングは識者25名による選出。
選者と選考方法もちゃんと公表されてました。

記事では、
「本命」大竹しのぶは4位、
「対抗」松たか子は6位に
と、ともにTOP3には入らなかったことを書いていて、やっぱこのふたりは、
業界的に演技力が高く評価されているんだなと思いました。

菅野美穂さんは2位です。
ドラマによく出演されてるし、
いろんな役やってて上手いですもんね。

1位と3位は、記事でチェックしてもらいましょうか。

宮沢りえの名前が全く出てなかったのは意外でした。
りえちゃん、最近、よいよなあ、と思ってたので。
今、露出、少なかったっけ?
そういえば、深津さんもなかったな。

そう考えたら、舞台中心は大竹しのぶと松たか子だけだな、ランクインしてたの。
まあ、何にせよたいしたもんです。

あっ、あとベテランランキングの4位に藤山直美が入ってた。


この物語をなぜ今届けようとしているのか

2009-12-24 23:50:47 | 坂の上の雲
ドラマ「坂の上の雲」の感想を聞かれて、
「見やすくて面白いです」と答えた。

その尋ねた方は、
「人の感情の描き方が物足りない」
とおっしゃってました。

言われてみたら、
「見やすいけれど、深みが足りない」。

時代を進めるだけで精いっぱいで、
しかも、その時代は、
その後のまだ生々しい記憶のある時代に
つながっているので、
どこからも文句の出ないように
いろんな考えの人に気をつかっていて。

「坂の上の雲」の登場人物たちが、
その時代を一生懸命生きている姿は、
私たちに元気を与えてくれるけれど、
時代への対峙の仕方は確かに浅い。

わかりやすさ、ってのは、
人物がデフォルメされてるところからも来るので、
真之、ガキ大将。
子規、無駄に明るい。
好古、古武士のような好漢。

これだけだと人間的深みはなくて、
マンガ的。

だから、第4話で、戦争の時代となり、
この後、彼らがいろんな出来事を通して、
人生を学んでいき、リアルな存在感を
発揮してくると、また面白さが
取り戻されるんじゃないかなと思う。

その内面を変化させていくような出来事を、
しっかりと描いて欲しい。
3人も主人公がいれば、それはむずかしいのかな。

この物語を今の時代に人々に届ける意味は、
私たちも「現代の彼ら」になれる、って
現代人を元気づけるところにあると思うので、
背景としての時代を描く必要はあるけれど、
そこに足をすくわれないでほしい。

第4話で日清戦争に勝った日本ですが、
私があの映像から連想したのは日本の負け戦。
映像では日本兵がやられてる場面ばかりでしたから。
その後、ナレーションで清の兵たちの戦意が
なくって、負けたといわれても「?」って感じ。

「映像」では負けを見せて、
「言葉」で勝ったといわれても、ね。
不思議な構成のドラマですよね。

実際には、旅順の戦いは
日本兵は、戦死40名、戦傷241名、行方不明7名。
清国兵は、戦死4500名、捕虜600名なんだそうです。

いよいよ、次は第一部の最終回。
あまり、大きな期待はせずに見ようと思います。


主役たちの若者っぽさがいい

2009-12-20 19:00:34 | 坂の上の雲
「坂の上の雲」
最初の頃の戦争の話はイマイチ面白くない。
迫力はあるけど。

やっぱ主役たちがドラマを引っ張っていってくれんとね。

好古の登場シーンからは面白くなった。
というか、私は好古が好きだからにすぎないけど。

でも、どう見たって負けっぽかったのに、
ほんと、なんで清国に勝ったんだろうねえ。

根岸の子規の「新聞日本」のあたりのシーンもよかった。
「蕪村の発掘」って言葉が出てきましたね。

松山の人は子規のことをよく知っている人が多いんですが、
ある人いわく、「子規はアカンこともしとる」
子規さんは、蕪村を持ちあげるために、
芭蕉をちょっとこきおろしたりしたらしく、
本当は芭蕉の良さもちゃんと書いてるんだけど、
わかりやすさのために、
ちょっと大げさなこともしちゃってるんですよね。

でも、庭の踏み石でもみじ打ちをしていた男が、
一番、後世にまで直接的に影響を与えてるんですよね。

当時に生きた誰一人として、
今の私たちにつながっていない人はいないと思うし、
無理に残さなくったって、痕跡は次の時代をつくる。
んだけれども、

業績の大きさから名前が残った子規さんはサスガです。
でも本当に従軍記者のとき、あんなに子供っぽかったんですかね?

そして、真之は、
なんでもかんでも「向いとらん」っていうね。

「戦は恐ろしい・・・一瞬で死んでしもた」という真之も、
大原観山の娘、八重さんの「仲良かった国と戦ってる」という言葉も、
子規が従軍記者になって浮かれるのも、
全部、同じ時代の人たちの気持ち。

しかし、戦争に対する評価を
注意深く拡散させてて、NHKは胃が痛くなるような思いで
脚本をつくっておられるようです。

で、やっぱ多美さんの出番はありませんでした。
おそらく、次の回も出ないでしょうね。
でも、トータルでは面白いから「坂の上の雲」
もちろん見ますよ。