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マツタコ

ヤプログが終了したので、とりあえず引っ越します。

日刊スポーツ大賞ノミネート

2014-11-21 21:52:57 | 小さいおうち
松たか子さん「小さいおうち」で、日刊スポーツ大賞の主演女優賞にノミネートされたそうです。
今年は映画で大活躍でしたね。
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp1-20141121-1399067.html

凛さん、確かに冒頭の「たかちゃんチャレンジャーだね」っていう宮沢りえさんの言葉、
気になりますよね。最初に注文した飲み物のことかなあ。
あれ、何ですかね?
宮沢さんの歌の「ウォオ、ウォオ、ウォオ」っていうところ、
たかちゃん、2回も歌ってた。よっぽどお気に入りですな。

で、途中でパシュトゥン語みたいな、カズヨシ・ジョピンの歌が入るじゃないですか。
ちょうど1週間前くらいかな、250㎞圏内のお芝居を観てたんだけど、
そこで、パシュトゥン語(でたらめ語)で芝居した後に、同じ芝居をちゃんと日本語のセリフでやったんですよね。
演出家の人がパシュトゥン語で演じさせたのは、役者に意図として芝居を伝えさせたいためらしいけど、
やっぱ、セリフのあるときとわからない言葉の時では印象が違うんですよね。
第1幕は一人芝居で、観客も芝居に巻き込もうと、一部のセリフを客数人が渡されてそれを言わされるということをやってて、これも面白かった。

東京公演はもしかしたら、これからだったかも。



黒木華ちゃん、山田監督おめでとう!

2014-02-16 06:41:51 | 小さいおうち
「小さいおうち」のタキちゃん=黒木華さんが第64回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞ですと。これは納得ですね。時子役の松たか子さんが良かったのはもちろんだけど、華ちゃんは、タキちゃんそのものって感じですごくよかったですもんね。この映画、倍賞千恵子さんも含めて、キャスティングした山田監督もスゴイです。
まだの方はぜひぜひ観てくださいね。
http://www.cinematoday.jp/page/N0060592

昨夜のフラッパーも楽しかったんで、またあとで必ず書きますね(^^)


[小さいおうち]母の感想

2014-01-29 22:37:06 | 小さいおうち
「アナと雪の女王」のエルサの日本語版歌声「Let it go」、ZIPで聴けたみたいですね。評判いいです。
でも、「小さいおうち」も評判いいです。あの時代に生きていた母が近所の奥様方と行ってきて、感想をくれたので、ご紹介。最後にちょっぴりネタバレしてます。

「ほんまに面白かったわー。あの昭和の時代の暮らしは懐かしさもあり、またお洒落な赤い屋根のお家がちょっと羨ましい上流家庭(お金持ちの雰囲気があり)を思わせ、そして又(^O^)見事な配役だったと思います。倍賞千恵子は、確か私と同じくらいの年と思うけど、身体ごと上手におばあさんを演じてたし、響きの懐かしい女中(じょちゅう)さん役の黒木華さん適役やねぇ。松さんの凛とした品の良い、だけど自分の気持ちに正直な美しい若奥様ぶりもさることながら(ほんま綺麗で可愛いかった)上手に引き立て役やったねぇ。
妻夫木聡もええ役やるねぇ。時代背景の説明がちょっと鼻についたけど…ただあの昭和時代の子供が後の米倉斉加年になるとは、ちょっとおじいさん過ぎてピンと来なかった。そして赤い屋根のお家が空襲で焼けてしまうところはあっさりと、キレィに描けてた(メーンテーマじやないものね)。久しぶりに良い映画でした。」

「そして私は気がつかなかったけど…一緒に行った人が山田洋次監督がチラッと出演したはるの見附けはりました。あなたは勿論知ってた?」

いやいや、お母様、おっしゃるとおりでベストな配役です。そして倍賞千恵子は、タキちゃんの本当の年齢よりはだいぶんと若いのによく老役をされてたし(声はしっかりしてましたが)、恭一坊ちゃまの晩年は年齢とりすぎってのも、妻夫木くんの役柄が鼻につくのもまたそのとおり。だけど、いい映画なんですよ。じわーっと儚く、何かを抱えて映画館を後にするって感じのね。

で、山田監督出てたのですか?まったく気づきませんでした。どなたか気づかれました?山田監督のこの作品への愛情が感じられますね。


30代、40代に観てほしい映画です

2014-01-10 22:14:50 | 小さいおうち
ミセスの表紙も松たか子さん。最近、松さんが載ってる雑誌がいっぱいです。
もちろん「小さいおうち」の宣伝ですけど、大人なら絶対に観て損はないです。
70代以上くらいの方がいろんな思い出とともに感じることの方がより多いとは思うのですが、
30代、40代の今、まさに社会で普通に生きてる人たちに観てほしいです。
今の生活の幸せを思い起こさせるような映画だと思いました。

もう、20年くらい前に昭和初期に女子学生だった人たちに寄宿寮での生活の話を聞いたことがあったのですが、
もちろん、今とはまったく生活が違うのですが、人と生きるというのはどこか明るくて温かいんですよね。
本当につらかった思い出は語られないのかもしれないのですが、
それでも今と同じ普通の生活がそこにあったと、感じられるものでした。

この「小さいおうち」っていう映画も、昭和初期の映画だけど、現代につながっているとてもいい映画です。
奥様役の松さんだけでなくて、倍賞千恵子さんも、黒木華さんもすごくよいです。
3人のバランスがとてもよくて、3人まとめて主演女優賞です。私の中で。

こちらの記事↓ は、なかなかに私が感じたことに近いのですが、
かなりネタバレしてるので、映画を観てない方は、観てから読んでくださいね。絶対に。
http://pro.gnavi.co.jp/magazine/article/column_1/c11248/




ワイドショーは見逃しちゃった

2013-12-27 23:02:23 | 小さいおうち
でもこちらで観れます。
http://skyandboys.seesaa.net/article/383682655.html
そうなんですよね~。松さんは1993年16歳のときに歌舞伎座で初舞台を踏まれてるんですよね。
そして、この緑のお着物。犬さんがコメントですでに語られてますが、
成人式のときでしたよね、たしかおばあ様のお着物を仕立て直したのではなかったかなあ。違った?

それぞれのキャストのコメントは各記事にお任せするとして、
とにかく松さんはすっごい可愛かったです。明るくご機嫌な感じでした。
それに2人の子役がど緊張でまっすぐ立っていて、すごくかわいくって、映画の中でもハンサムでした。
http://douga.zakzak.co.jp/zakdoool/news/2013/12/27/6134/

そして、何より映画「小さいおうち」のことですよね。
とてもいい映画でした。
平成の今から見ると、昭和のはじめの頃のこの時代、戦争の足音が聞こえはじめる時代だよね、
ってことで、幸福な生活なんか送ってないんじゃないか、って思いがちですが。
戦場となっていない場所では、戦争そのものも普段の生活に直接かかわってくるものではないんですよね。

この平井家も決して貧乏ではないけど、贅沢すぎず、つつましやか。
雪国の田舎から来たタキちゃんにとっては、すごくモダンで素敵な暮らしで、
暮らしている人たちは穏やかに充実している、そんな幸せな家。
普通に暮らしている幸せ、戦争はそれを壊していくんですよね。

奥様の時子さんは、ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけヴィクトリアに似てるんですよ。
「2人の夫と私の事情」の超自分中心なヴィクトリア。
松さんが「共感していただけるか微妙な役」といっていた時子さんも、
上品で聡明で、だけどヴィクトリアと違って、一応分別はあるんです。
でも、それを超えてしまう、その中に納まりきらない熱いエナジーがあるんです。
私は、とても愛らしい人物だと思いました。

でも、この映画の登場人物はみなさん愛おしく思いますね。
人の幸福って、自分が夢中になれることをして、誰と一緒に時代を生きていくか、
そういうことなのかな、って気持ちにさせられました。
時子さんは、存在そのものが人を幸せな気分にするそんな力があります。
私にとっては松たか子という女優さんも、幸せな気分にしてくれますけどね(^^)

映画の表現としては、気持ちが少しばかりわかりやすく語られすぎかなあ、って
思うところはありましたが、一人ひとりの揺れる複雑な心情がしっかり描かれていて、
山田監督が黒木華さんに言った「思ったことだけをやるのが人間じゃない」という
言葉のとおり、人の心は複雑ですよね。

最後は、それぞれの宿命に涙せずにはいられませんでした。
これが時代というものなんだな、と感じさせられる映画でしたが、
決して悲しい話ではなく、幸福な話なのだと思います。
心にずっと残る思い出を紡げたのですから。

もちろん、1月25日になったら、もう一度観に行きます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000027-mycomj-ent

http://news.walkerplus.com/article/43436/