さて、また明日は「坂の上の雲」です。秋山好古は退役後、生まれ故郷の松山で学校の校長を6年していたのは何度も言っていますが、妻の多美さんや家族はのこして、単身赴任していたんだそうです。でも好古が校長を辞める前の年に多美さん、松山に来たらしいんです。その写真が見つかったんだそうです。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101224/t10013057981000.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003034771.html
写真は北条の鹿島で撮影したものですが、道後温泉にも行ったでしょうね。私、今地域資源調査で調べてるんで、鹿島には何度か行ってるのですが、その昔は風光明媚な観光地だったんです。島の裏側からは忽那諸島の島なみが見えます。あと島には鹿もいて、島の周囲を一周すると、山ほど句碑を見ることができます。
せっかくだから、鹿島の写真アップしようか。真ん中の島が鹿島です。
好古さん、多美さんのことほったらかしだったからね、最後に「ありがとう」という意味で旅行したんですかね。こないだTVで放映された「父さん相変わらず元気なり ~秋山好古の日露戦争~」でも、自分だけ家族とともに幸せに暮らしていては申し訳ないという気持ちがあったらしくて、単身赴任ばかりしてるんですよね。でも、家族をとっても愛している。それが「父さん相変わらず健気(けなげ)なり」といういつもの手紙の書き出しにあらわれてるんです。いい番組でしたよ。