ma-marinの徒然日記-☆素敵にサトシック☆

大野智くんと嵐と猫と映画と美しいものと美味しいものを愛してやまない、シングルマザーの徒然ブログです。

儚い光

2009年06月01日 20時44分42秒 | その他

毎月一日は映画の日。
1,000円で映画が見られるのですが、今日は15時半頃からのちょうどいい時間に見たい映画がありません。
そこで、久しぶりに17時半からのテレビ東京『夏目友人帳』見ました

今日は「儚(ハカナ)い光」、コミックスの3巻の第10話でした。
人間に恋した蛍の妖(アヤカシ)のお話。

蛍を見たことのない夏目貴志少年がニャンコ先生の案内で出かけた七つ森の沼でであった男性についていた妖(アヤカシ)。
その妖(アヤカシ)に助けられた夏目は部屋で酒を奢ることに。
妖(アヤカシ)の話では、沼にいた男性は友人で、かっては妖(アヤカシ)が見えていたのに突然見えなくなって、それっきり、彼が結婚するという噂を聞いて晴れ姿を見に来たというのです。
結婚式の日まで夏目の部屋にいることになった晩、その妖(アヤカシ)の夢を共有する夏目。
「…キヨ、…キヨ優しい声が響く中、誰かが泣いているその夢から、夏目はその妖(アヤカシ)を「キヨ」と呼ぶことにするのですが、マンガを読んで「…キヨ」が「スキヨ」であることを知っているので、もうここから涙モードでした。

沼にいた男性は「章史さん」、妖(アヤカシ)の名前は「ホタル」。
後からホタルの夢で夏目は二人が恋仲だったこと、見えなくなっても会いたくて沼に来ていること、前に聞いた「…キヨ」が見えなくなって嘆く章史さんにホタルが囁く「好きよ。好き。好きよ…」であることを知るのです。もう、ここまでくると切なくて、切なくて…。

ホタルは章史さんに見える実体を持つために、再び妖(アヤカシ)の姿に戻れないことを承知で‘蛍’になって章史さんに会いに行きます。
自分の掌に飛んできた蛍をみて章史さんも気付くのです。
一瞬で彼の掌から飛び立つ蛍。
彼は人間の優しい女性と結婚します。
ホタルはそれをみて安心するのです。

誰かをひたすら思う気持ちの強さに胸を締め付けられます。
こんな風に優しく、何も求めず人を好きになれる純粋さがとても愛しい。

本当に素敵な物語だと何度読んでも、見ても思います。

ウチの娘達も『夏目友人帳』が大好き。

この淡く、儚く、切ない物語に共感して、この素敵なアニメ&マンガを応援しているたくさんの少女達がいると思うとなんだか嬉しくなります



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