この写真は庭のヒトツバタゴです。
今日の長崎新聞に対馬市鰐浦のヒトツバタゴの話題が掲載されていました。この時期になると毎年きれいな花を咲かせる様子が紹介され、実際に見てみたいなあと思っていました。ふと庭をみると同じような花を咲かせている木があるじゃないですか・・・・これは昨年の話です。何年もこの時期にきれいな花を咲かせていたのに気づきませんでした。ごめんなさい。今年は咲くのを待っていましたよ
ヒトツバタゴ
学名:Chionanthus retusus 和名:ヒトツバタゴ
別名:ナンジャモンジャノキ、ウミテラシ、ナタオラシ
日本では長崎県対馬と木曽川の流域に自生するめずらしい木ですが、朝鮮、中国、台湾にも分布します。岐阜県の瑞浪市、恵那市、蛭川村、長崎県上対馬町の自生地は国の天然記念物に指定されています。とくに上対馬町の群落は、花期には山の斜面が真っ白になるほどです。この花が海面に映る様子から地元では“ウミテラシ”とも呼ばれています。
花の時期にはまるで雪が積もったかのように、枝いっぱいに白い花をつけます。ヒトツバタゴは学名を「Chion anthus retusus」 (キオナントスレトゥースツ)とラテン語でいう。Chionは「雪」を、anthus は「花」を、retususは「ややへこんだ形」とか「葉の先が鈍く尖っている」とかいう意味です。学名を直訳すると「葉がややへこんだ形の、先が純く尖った雪のような花」となります.現物はまさしくそのとおりです。英語名は,Snow-flower-Fringe treeといいいます。
また一方で、「なんじゃもんじゃ」とも呼ばれています。ナンジャモンジャの由来は、名前がよくわからなかったから、とか、いくつか説があるようですが、ウミテラシは花が月明かりを反射して海を照らすという意味です。またナタオラシは材が固く鉈も折れてしまうほど、というところから。モクセイ科ですが香りはほとんどありません。
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