

この日、注文したのはパリパリの細めん『皿うどん』とアツアツの『春巻き』。長崎に4店舗を構え、連日、観光客で賑わう江山楼です。自慢のちゃんぽんは、創業者・王さんが生み出した味を56年守り続けており、大量の鶏ガラからとられる白濁スープは、ミルクが入っているかのような色とまろやかな味わいが特徴です。スープには癖がなく最後の一滴までも飲みたい気分になりました。豚肉・魚介や野菜の旨味がしっかりしみこみ、こってりコクのある濃厚なちゃんぽんで、お腹が満たされます。いつも同じ見た目の同じ料理を提供できるようにと、一つの鍋で3杯までしか調理しないとか、料理ごとにオリジナルの醤油を使いわけるというこだわりようです。皿うどんも見た目よりも食べごたえがあり、美味しかったです。硬めのあんで麺が柔らかくなるのをおさえ、時間をかけて食べる人もだいじょうぶです。ma-macはソー酢をかけて食べるのが美味しい決め手です。春巻きは、パリパリの皮に包まれていて、中にたくさんの具がしっかりと入っています。辛しと山椒の相性は抜群です


本日は、長崎県民には忘れられない原爆投下の日です。小学校の時からこの日は登校日で、投下された11時02分には黙祷をしました。原爆で数ヶ月以内に7万人が亡くなり、その後亡くなった人を入れると、15万人ほどの人が命を落としたとされます。長崎にしても広島にしても、役所の記録が失われた上に、朝鮮などから徴用されて働きに来ていた人の数や一時的に疎開してきていた人などの数は分からないものが多く、本当の被害者数というのは永遠に不明のままでしょう。
長崎県民として、尊い命を亡くされた多くの人々には、ただただ安らかにお眠りいただきますようお祈りいたします。