maple valley ~乙女手芸部~

高校から再び特別支援学校へ
大好きなものづくりと日々のあれこれを
のんびりと綴っていけたらと思います(^^♪

信州カンファレンス2015 ⑥

2015-08-05 07:02:58 | 乙女手芸部
脱力化・・・
よく分からないうちに終わっちゃった。


うまく話せなかったのですが
女子制服の変遷。

女子教育が始まる(女学校ができる)
   ↓
何を着せようか?(親の気持ち)
恥をかかないように

決まってないと指導がしにくい(教師の気持ち)
学業に専念してほしい、余計なこと(華美)は排除

素敵な格好をしてみたい(女学生の気持ち)
開放的な気持ち、冒険する気持ち

このとき世の中は和装から洋装へ変わろうとしているとき。
既製服はなく仕立ての時代。

諸説あるものの、結局なんとなく
そうなんとなく決まってたほうがよさそうだくらいの
感じで師範女学校で採用。(この学校省庁直轄)

この時の作るか?作らないか?論争では
“今後洋装文化が発展してくれば服装についての
悩みが減り、制服も必要なくなるのではないか?”
“決めることで考えなくなることの方が教育的でない”
というような意見もあり、資料を読んでいるだけで
それはそれは面白いです♪

セーラー服も諸説あるものの
女子教育に運動が導入。
和装は動きにくい→袴にしよう→でも動きにくい
→イギリス留学時代の体操服ならどうかな?
→セーラー服にブルマ、かぼちゃパンツ
と、これまたなんとなく採用。

でも一度学校に入りこむともうそれは
“正しい服装”として定着。
今回ほとんどスライドを用意していなかったのですが
制服モデルの写真で今とほとんど
変わらない制服モデルをみると
話の中で出た杉浦先生の“昭和コスプレ”が
しっくりきすぎて怖い~(+_+)

無言清掃も、手ぬぐいも、整列も、割烹着も
“昭和劇場”だと思ったら笑うしかないですね。

制服の話ばかりした気がしますが
私自身は別に制服を廃止しようと考えているわけでは
なく、(必要ないとは思っていますが)
学校に持ち込むと、あたかも正しく聞こえる
理由が“後づけ”されて指導されたり
考える間もなく、決まっていて押し付けられることで
考える機会を奪われる、もしくはもう疑問すら感じないで
自動的に受け入れる傾向が培われることに違和感が・・・

“劇場”の中のことでやいのやいの言ってる
場合じゃないのに“劇場”の外は・・・

まとまって話せなくてすみません(+_+)


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信州カンファレンス2015 ➄

2015-08-05 06:20:56 | 乙女手芸部
お昼をはさんで
杉浦先生の
“作って分かる特別支援教育”へ。


作ることで何が見えてくるのか?

大事なことはマニュアルにできないなと
いつも感じています。
だからこそ手を動かす意味があるなと。
教材や授業等を見ていて惹かれるのも
このマニュアルにできない部分だったりします。
センス、ワザ、テイスト、コツ・・・・


作ること、手を動かすことで
“形式知”に“暗黙知”が加わる。

“暗黙知”は自分が経験することで
しか分からないし、経験や体験は自分だけの
ものだから共有することができない。
マニュアルにできない理由。そこを
作りながら、コミュニケーションをとりながら
うめていく楽しさ。そしてモノが出来上がった
ときの不安さ。“暗黙知”にはいわゆる
“正しさ”はないから、いつも楽しさと
不安さを行ったり来たり。
そんなことを考えていた1時間でした。

余談ですが



杉浦先生のこの手の動きのファンだったりします☆
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信州カンファレンス2015 ④

2015-08-05 05:57:53 | 乙女手芸部
スイーツのお部屋で頭もおなかも(^^♪
ほっこりと和んだあとは

ありがと先生の
“小さな人たちと一緒に笑うゆるゆる支援”

ありがと先生とは同じ学校に勤務という
私にとっては何とも幸せで嬉しい環境(^^♪

部こそ違うけれど日頃感じていることが、
”小さな人”たちはとにかく
ありがと先生のことが大好き♪ということ。

食堂付近ですれ違う時、どんぐりホールで遊んでいる
時、土けむりをかぶっている時・・・
小さな人たちの顔はいつも笑顔。

避難訓練。小さな人たちにとっては
不安で怖いMax場面。ありがと先生の頭に必死に
しがみついている小さな人。
不安で怖いからこそ一番安心できる場所へ。
ありがと先生は小さな人たちにとって
心の安全地帯。

ゆるゆるな支援と言われていましたが
その背後には小さな人たちが安心できる
ための緻密な支援ががっちり。

笑いあり、そして高等部にいる自分としては
小さかった時の大きな人のエピソードを
知り、ちょっぴり涙した発表でした。


ありがと先生の素敵な笑顔に
小さな人のみならず自分も
いつも救われているのでした。

抄録集の絵。
小さな人たちとの日々がすごく
伝わってくる絵。素敵ですー。
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