読んでみたいと思っていた「ミライの授業」。
14歳のきみたちへ、という呼びかけで始まる。
きみたちは未来の住人であり、大人たちは過去の住人。
これからの世界は、多くの仕事が誰がやっても同じとされ、「安い人が選ばれる時代」、
人間を必要としない「ロボットに仕事を奪われる時代」になる。
でも!
きみたちは、未来を作ることができる。
そのために、「学ぶ」。
なぜ「学ぶ」のか。
「何」を学んでいるのか。
皆さんが学んでいるもののの正体は「魔法」
え?
例えば、150tもの鉄の塊である飛行機が大空を飛ぶとか、スマホ一つで様々なことができるようになった(音楽を聴いたり、映画を見たり、雑誌を読んだり、ゲームをしたり、参考書の役割をしたり)とか、昔はありえないことだった。つまり、それらは様々な「魔法」が人の手によって実現したもの。
つまり、21世紀という「魔法の国」の
「未来と希望を生み出す工場」=学校で、
「魔法の基礎」を学んでいるのが君たち!
今学んでいる国語・算数・英語・理科・社会などすべての授業は、
新しい未来を創っていくための「魔法の基礎」ということになる。
未来を創るための5つの法則は
①世界を変える旅は「違和感」からはじまる
②冒険には「地図」が必要だ
③一行の「ルール」が世界を変える
④すべての冒険には「影の主役」がいる
⑤ミライは「逆風」の向こうにある
①~⑤の法則を、沢山の偉人(ニュートン、コペルニクス、ナイチンゲール、伊能忠敬、緒方貞子、ビル・ゲイツ等々)を紹介しながら説明していき、ミライを創るための方法を教えてくれます。
どうですか?
読んでみたくなりませんか?
最後に、14歳の人たちだけでなく、
かつて14歳だった大人たちにもこう話しかけます。
かつて14歳だった大人たちには、知識がある。経験がある。もう一度人生を選びなおすだけの時間も残されている。<中略>
たった一度しかない人生は、今日という日を境に変えることができるのだ。
さあ、本を閉じ、顔を上げて前を向こう。そこには輝かしいミライが広がっているはずだ。
ぼーっと立っていた自分の背中をトンと押されたような感覚になった。
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気に入って下さってありがとうございます。
元々は子供の教育にいい本ですよ~との紹介で出会った本でしたが、大人の方が夢中になりました。
すーっと読めて、でも、気づきが多く、考えさせられる本でもありました。
私も頑張ります!
早速買ってみようと思います。
巣ごもり状態の中で、こうした情報はありがたいです。
ありがとうございました。