茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

和菓子 水無月

2006-06-01 21:41:58 | 和菓子の銘
 六月になりました。衣替えに相応しい日差しの暑さでした。
入梅間近、お菓子の世界は早くもしっとり涼しい風情です。これからしっとりとした雨の風情を楽しみましょう。

六月 季節マメ知識
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/aa48ee7573ed9221507c3b809887e0f7

六月の和菓子の銘:
 貝拾い、竹流し、水無月、氷室、撫子、葛焼、水仙饅、ぬれつばめ、夏木立、水牡丹、青梅、紫陽花きんとん、青苔、紅涼水、白涼水、瀧まくら、梅しずく、緑陰、蛍煎餅、楓、水、滝煎餅、早苗きんとん など

和菓子“ささま”
 生菓子の紫陽花、玉川は茶会でも使い、なじみ深いなつかしいお菓子です。深鉢にたくさん盛られた紫陽花は梅雨時の鎌倉瑞泉寺参道を思わせる華やかさで、取り回すのがもったいないほどでした。玉川は小さい頃裸足で遊んだ小川を思い出させてくれました。見た目にも喉越しも夏らしい涼しげなお菓子が増えてきましたね。
六月の生菓子
http://www.sasama.co.jp/wanamagashi/wagashi06.html
六月の干菓子
http://www.sasama.co.jp/ohigashi/ohigashi06.html
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12 コメント

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京鹿の子と穂先七かまど (飛翔)
2006-06-02 17:50:04
今日の茶花です。

鬱陶しい梅雨に入っても、お茶の世界では

道具やお菓子で、雨の風情を楽しみながら

お稽古できるので、有り難いですね。

和菓子の銘も沢山あるのですね。

  私も調べてみようっと!

  今日初めて、台天目のお点前の練習でした。
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水無月 (チャチャ)
2006-06-02 18:25:20
お茶の和菓子って、目にも舌にも、うれしいですね。



今日は、とらやの季節限定の「更衣」を頂戴しました。

けっこう大きかったのですが、和三盆糖の甘さは、しつこくなく、いただけました。



たしか「水無月」という名で、三角の形で大納言が入った和菓子があり、京都で疫病を防ぐ意味があったと思い、この時期購入したかったのですが,近くの和菓子屋さんでは、売っていません。

千葉はちょっと和菓子においては、不便なところです。

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水無月 (ゆりかもめ)
2006-06-02 20:10:06
「水無月」というお菓子、京都ではスーパーでも売っているところがあります。

早くも5月末頃から見かけるようになって、私は今年すでに3回(以上?)食べました。とてもおいしいです。

たしか6月30日に食べるのが本当の疫病除けだったと思うのですが、うろ覚えなので間違っていたらごめんなさい。

私はたぶん6月30日も水無月を食べると思います。



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和菓子 (りんず)
2006-06-02 21:48:30
昨日、デパートで様々な和菓子を目にして

ん~涼しそう、つるっと喉越しがいいかも、なんて

どれにしようか迷い過ぎて結局買えず、目の保養となってしまいました。

でも四季折々の和菓子は見てるだけでも

気分がいいね♪
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京鹿の子、七竈 (m-tamago)
2006-06-03 16:38:44
飛翔さん、こんにちは。

本当にお茶の世界では道具やお菓子で、雨の風情を楽しめますね。

和菓子も夏に向けてしっとりと瑞々しいものが増えてきました。



>台天目のお点前の練習でした。

私は今日は相伝、初心に戻り行の行台子のお稽古をしました。

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水無月 (m-tamago)
2006-06-03 16:45:31
チャチャさん、こんにちは。

お茶の和菓子、目にも舌にも、うれしいです!

とらやの季節限定の「更衣」、どんなのでしょう?限定っていうところにも惹かれます。



>たしか「水無月」という名で、三角の形で大納言が入った和菓子があり、

ありますねー。仙太郎で売っているのを見ました。京都ではベーシックらしいですが、東京でも最近よく見かけるようになりましたね。謂れはよく知らないのですが、厄除けに頂くというのを聞いたことがあります。涼しげなお菓子ですよね。

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水無月 (m-tamago)
2006-06-03 16:48:13
ゆりかもめさん、こんにちは。

「水無月」、京都ではスーパーでも売っているのですか。



>たしか6月30日に食べるのが本当の疫病除けだったと思うのですが、

ふむふむ。

そういう習慣が残っているのって素敵ですね。





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和菓子 (m-tamago)
2006-06-03 16:53:22
りんずさん、デパートで迷って目の保養でしたか。この時期は喉越しのいいおいしそうなお菓子がたくさん出始め、見ているだけでも楽しいですね。



先日教えて頂いた薄氷、早速入手して食べました。おいしかったです~。あっという間に3枚、食べてしまいました。緩衝材として入っている綿が柔らかくて、捨てるのがもったいないほどでした!

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Unknown (山桜)
2006-06-04 19:15:03
「水無月」は夏越の大祓(なごしのおおはらひ)のお菓子ですので、

6月30日に戴きます。小豆には厄祓いの力があるとされていますよ。



 

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水無月 (m-tamago)
2006-06-04 19:45:45
山桜さん、ありがとうございます。

小豆や大豆などマメには厄払いの力があるとされますね。

夏越、東京では馴染み内言葉ですが、京都の方では使われるようですね~。

私も今年は6月30日に水無月を食べてみようっと。

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