10月は気候もよくて過ごしやすくいい季節なのですが、私にとっては心のざわつく月で、とにかく過ぎ去るとほっとするというのが本音です。大事な人が何人も亡くなり、思いがけないことが多くて、何事もありませんようにと祈る月になってしまいました。
さて、先日のお稽古は大板で中置。
中置はその名の通り、風炉を畳の真ん中に置きます。
風炉が真ん中にくることにより、水指は風炉の右横には置けず、畳左、 . . . 本文を読む
先生との二人稽古。
床の間には秋の花が籠に沢山。
ちょうどご友人がいらして、沢山お花があると、ひとつひとつ説明下さいました。
メモをとらなかったので、既に名称がわからない花も。。。。。
ムクゲは祇園まもりという種類、もう最後の最後なので、かわいそうで、二つ蕾がついたまま入れてしまったわ、とおっしゃっていました。
他、サクラタデ、キンミズヒキ、イセハナビ、なんとかルリバナ、、、ああ、紫色 . . . 本文を読む
私のブログの人気記事は、大体はアップしたての最新記事と季節の茶道具や
お点前が1-3位を占めるのですが、ここ数日は違ったものが上位に入ってきていました。
それは2007年の6月に書いた古い記事で、「落とし文」の記事です。
この1週間、上位1、2位を行ったり来たりしています。
落とし文は6月の和菓子なのに、この時期にどうして?と疑問に思っていたのですが、今日、やっと理由がわかりました。
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いよいよ8月も終わり。茶箱のお稽古も終わりですね。
今年は充実した茶箱稽古となりました。
前回の雪、卯の花の拝見ありなしに続き、
花点前 拝見なし
花点前 拝見あり
月点前 拝見なし
月点前 拝見あり
今回も一人稽古だったので、一気に点前と、お客さんの拝見と、
一人二役でみっちりご指導頂きました。
先生に「足は大丈夫?」と言われながら、ほぼ休みなく2時間半の集中 . . . 本文を読む
先日のお稽古は茶箱でした。
卯の花点て 拝見なし
卯の花点て 拝見あり
雪点前 拝見なし
雪点前 拝見あり
一人稽古だったので、一気に点前と、お客さんの拝見と、
一人二役でみっちりご指導頂きました。
毎年、卯の花から始めたけど、月まで行きつかなかったなあ、、、とか、雪と花で茶箱の季節が終わってしなったなあとか、ばらばらの順番でお稽古するので、それぞれの細かいところがまじりあい . . . 本文を読む
2020年8月12日の朝日新聞に、
鵬雲斎大宗匠と、藤代健介さん、矢島里佳さんとの対談が載っていました。
その中で心に残った大宗匠の言葉をご紹介したいと思います。
文章は基本的にそのまま引用します。
学徒出陣し、特攻隊員となり、戦後、六十数か国を訪問、
茶道を通して世界平和の実現に向けて活動してきた大宗匠にとって
「平和」とは何なのか。
平和ということを安易に使うのが嫌なのです。
米 . . . 本文を読む
美術画廊で、「西洋と東洋の名窯競演」として
日本の山岡善高氏とイタリアのミルタ・モリジ氏の茶道具が飾られていました。
拝見していたら、美術画廊の方が声をかけて下さいました。
ミルタ・モリジ氏はそもそもはイタリアの焼物が見立てで
茶道具として日本で使われているのを見て興味を持ち、
茶道具を作り始めたのだという。
柄はイタリアらしく、果実や葉(タバコ葉・生命の葉・緑の生長葉)をモチーフ . . . 本文を読む
江戸時代に豊作や疫病を予言する妖怪として生まれたという”アマビエ”。
コロナの流行で脚光を浴び、令和の時代に蘇りました。
そもそもはアマビコという名前だったとか、由来やら、イラストやら、
話題に事欠きませんね。
先日、歌の先生からの頂き物だけれど~と義母から
アマビエを象った和菓子を頂きました。
ギョロメで、かわいいとは言い難い、一見してアマビエね、とわかるお顔。
鳥のくちばし、よくみる . . . 本文を読む
各服点の発表があって、記事を書いてから、裏千家のHPチェックをしておりませんでした。
「各服点」の発表
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/a99e502773157d0178672b022dd2b123
本日、改めてHPにアクセスしたら、炉の場合のお点前が新たにアップされていました。
また、前回の風炉の各服点のメッセージを見た方から色々質問や感想が . . . 本文を読む
裏千家には、「淡交会」という会員組織があります。
簡単に言うと、
お家元の指導方針を遵守し、基本的な点前作法を全国的に統一し、茶道文化に関する研究を行うとともに、同門の相互協力や親睦をはかり、日本文化の発展に寄与することを目的とした会です。
「淡交会」の名称は、十四代家元淡々斎宗匠の斎号に因み命名されたもので、荘子の「君子之交淡若水」 (君子の交わりは、淡きこと水の若し)に典拠するも . . . 本文を読む