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MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"

Music/Movie/Vocalism/Book
GREETING & 四方山話etc

古今東西

2009年10月22日 18時21分40秒 | GREETING
まぁ~この音楽の商売って、エエ時もあれば、悪い時もある。

多くのスタジオミュージシャンは営業と人脈をフルに使って仕事を取ってくる。

生きていく為、喰っていく為、養う為になんとか仕事にありつけんかと一生懸命になる訳ね。

エンターテイメント、ショービズの世界は厳しい訳よ。

先日、モーツァルトやバッハの本を読んだのだけど、あの時代も我々のショービズの世界と同じようなことで奔走していたのね!

バッハは宮廷音楽の仕事にありつくために色々あの手この手を尽くしたようだ。
安定収入の道を模索と言うところか?(笑)

モーツァルト、お父さんがステージパパで,何とか息子に宮廷音楽隊の役職や専属作曲家の仕事にありつかせるため、色々と人脈やらを尽くしたようだ。

モーツァルトも調子の良い時期は結構な収入を得ていたようだけど、人気にかげりが出たら一気に困窮。

で、そのモーツァルト、自分の音楽が売れない時期「この国の人間は俺の音楽が理解できないバカばかりだ!流行なんかくそ喰らえじゃ!!」とふて腐れたりもしいてたらしい。(見たんかい!!)

ぎゃ~~わしらもしょっちゅう同じことほざいているわ(笑

ちなみに、モーツァルトが作った最も偉大とされている最後の交響曲の3曲、彼の死後に日の目を見たらしい。
要するに、この偉大な交響曲では生前まったく収入には繋がらなかったことになる。

こんな逸話を読むと、昔も今もミュージシャンの生きる世界は不安定で競争が厳しくて、その根本は全く変わらないことに気づく。

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