桜が満開（Ｍ）

　我が家のマンションの中庭にある桜（写真）が、満開になりました！　ここフランスにも、日本のソメイヨシノとはちょっと違うタイプながら、桜があるんです。毎年３月下旬に突然咲き始め、そしてすぐに葉桜になってしまうところは日本と一緒（当然といえば当然ですが）。　ということで、日本人としては早速お花見。　といっても、日本風に大人数でゴザをしいてドンチャン騒ぎをする訳でもなく、スーパーで買ってきたピザを自宅で . . . 本文を読む

ＣＰＥ反対デモ：憲法評議院は「合憲」裁決（Ｔ)

（写真）フランス首相府のあるマティニヨン庁舎　フランス憲法評議院（Conseil constitutionnel）は30日、ＣＰＥ（新社会人雇用契約）制度（法律第８条以下）を含む「機会の均等のための法律」（la loi pour l'egalite des chances）について、合憲の裁決を下しました。これは先月14日にフランス社会党の議員らが提訴したもので、合憲採決が下ったことで、今後はジャ . . . 本文を読む

プジョーの自動車博物館（Ｔ）

（写真）19世紀はじめの自動車コーナー（上）と、「２０６」のＣＭに使われた特撮仕様車（下）　仏北東部フランシュ・コンテ州ドゥー県、モンベリアール市のすぐ隣のソショー（Sochaux）市。この街に、仏最大の自動車メーカー「ＰＳＡ・プジョー・シトローエン」の私設自動車博物館「ラヴォンチュール・プジョー」（L'Aventure Peugeot）があります。 　「ラヴォンチュール・プジョー」は、その名の . . . 本文を読む

迷彩猫（マオ）

　天気がよかったんで、郊外のミリベル公園に行ってみたニャ。　この日は気温も10度代後半まで上がっていて、半ソデでサイクリングする人やＢＢＱする人で大賑わい。　ピクニックをした後、マオは自由散歩。そう、普段は飼い主さんが持っているリードを放してもらって自由気ままに歩くニャ。　でも、マオは元々迷彩柄だから、茂みに隠れるとなかなか見つからないニョ。ネ？　え？じゃあどうやって飼い主はマオのことを見つけるか . . . 本文を読む

ブザンソン１日旅行（Ｔ）

（写真）城砦（上）と城砦内の動物園にいたライオンの親子（下） 　フランシュ＝コンテ（Franche-Comte）州の州都でドゥー(Doubs)県の県庁所在地ブザンソン（Besancon）に行って来ました。 　リヨンから高速道路を乗り継いで約２時間。ブザンソンはドゥー川の屈曲と城壁に囲まれた人口11万7000人の地方都市で、産業としては精密機械産業や畜産業が盛んです（ちなみに、仏語では「ブザンソ . . . 本文を読む

ピアノの妖精（Ｔ）

　リヨン在住のさる友人が、自宅でピアノ演奏会を催すというので、お誘いを受けて行って来ました。　６区にあるその友人宅に行ってみると、居間にフランス製の立派なアップライト・ピアノが（レンタルだそうです）。室内には日仏あわせて10人近くが集まり、和気あいあいと開演を待っていました。 　ところが、演奏が始まってみると一転、いつもはとってもチャーミングな彼女が、まるでピアノの妖精が乗り移った如く豹変。彼女 . . . 本文を読む

ＣＰＥ反対デモ：フランス労働市場の停滞と矛盾（Ｔ）

（写真）22日にデモ終了後暴動があったパリのオテル・デ・ザンヴァリッド（廃兵院） 　仏全国に広がっているＣＰＥ（新社会人労働契約）制度反対デモ。18日には全国で50万人（警察発表。学生側は150万人と主張）規模のデモが開催され、終了後の混乱やデモ隊に混じった暴徒らによって略奪や車両放火、治安部隊との衝突も各地で発生しました（リヨンでは、たまたま同日に開催されたトルコ系住民約3000人によるアルメ . . . 本文を読む

日光浴猫（その２）（マオ）

　これは、この前マントンに行ったときの写真ニャ。　見てのとおり、ベランダの前はキレイな海。　これから太陽がもっと高くあがると、ビーチの前の海が一面コバルトブルーになって、最高ニャ。　え？あたしが何を見てるかって？　いや、ちょっと庭で遊んでるハトを・・・。 . . . 本文を読む

命名権：国道の名前をカネで買う？（Ｔ）

（写真）レインボーブリッジ（東京都） 　報道によると、自由民主党の「政府資産圧縮プロジェクトチーム」（主査・鴨下一郎元厚生労働副大臣）は22日、財政再建の一環として、700兆円近い国有財産のうち総額112兆1000億円ぶんの売却・圧縮を提言する中間報告を発表しました。それによると、112兆円の売却について、中間報告は（１）橋、国道、競技場などの国有財産の命名権の売却（0.1兆円）、（２）国家公務 . . . 本文を読む

「ヴィルフランシュ」の秘密（Ｔ）

（写真）南仏アルプ・マリティム県の風光明媚な観光都市、ヴィルフランシュ・シュール・メール 　フランスの地図を眺めていると、「ヴィルフランシュ」（Villefranche）という名前のついた市町村（コミューン）がいくつか存在していることに気づきます。一番風光明媚なのは、南仏アルプ・マリティム県のフェラ岬（Cap Ferrat）半島にある「ヴィルフランシュ・シュール・メール」（Villefranch . . . 本文を読む

仏通信企業の電話相談窓口：待ち時間は無料に（Ｔ）

　「ネット接続が止まった！」「パソコンが動かない！」こんなトラブルで、通信会社やＰＣメーカーのお客様相談センターに電話をかけることはフランスでもしょっちゅうありますが、実際にかけてみると「ただ今、多数のお問い合わせが集中して回線が込み合っております。今しばらくそのままでお待ち下さい」というメッセージとともに、長い時間待たされることもしばしば。これが１分、２分ならまだよいのですが、５分、10分となる . . . 本文を読む

ＣＰＥ反対デモ：リヨンでトルコ系仏人と学生の一部が衝突（Ｔ）

（写真）事件のあったベルクール広場 　仏全国に広がっているＣＰＥ（新社会人労働契約）制度反対デモですが、18日（土）、リヨンではトルコ系フランス人のデモ集団にＣＰＥ反対デモの学生集団の一部が衝突、学生側６人が逮捕される事件がありました。 　事件の発端となったのは、18日午後２時ごろから行われたトルコ系フランス人のデモ。これは、現在アントナン・ポンセ（Antonin-Poncet）広場（ベルクー . . . 本文を読む

ボーヌ１日旅行（その１）（Ｔ）

（写真）ボーヌ市内の広場（上）と、ワイン試飲ができる蔵元（下） 　土曜日、友人らと連れ立って、リヨン北方約130キロ、ブルゴーニュ州コット・ドール県にあるボーヌ（Beaune）という街に行ってきました。ボーヌはボジョレー地方と並んで赤ワインの名産地として知られるちょっとした城塞都市（人口約２万1000人）で、市内には酒屋が立ち並び、またワインに釣られてかおいしいレストランも集まっています。また、 . . . 本文を読む

フランス全土でＣＰＥ反対デモ（Ｔ）

（写真）学生ストに備えて閉鎖されたリヨン第二・第三大学本部校舎　報道によると、フランス全土で16日、ドミニク・ド＝ヴィルパン内閣が進めている雇用制度改革法案に対する反対デモが行われ、約25万人（警察発表）が参加。パリの学生街ラテン地区（カルティエ・ラタン）ではデモに加わった暴徒らが治安部隊と衝突しました。 　政府の改革法案は、正式には「機会の均等のための法律」（la loi pour l'ega . . . 本文を読む

仏独会議：仏道交法違反の独国民も検挙へ（Ｔ）

（写真）高速道路に設置された自動速度取締装置。　報道によると、ベルリンで開催されている第６回仏独合同閣僚会議で14日、独仏道路当局同士の道交法違反情報の交換に関する協定が合意されたそうです。　これまで、仏国内を運転する外国人ドライバーは、（ルクセンブルク人を除いて）フランスの道路交通法に違反（特に制限速度超過）しても、仏当局が当該外国のナンバープレート登録情報にアクセスできなかったため事実上お咎め . . . 本文を読む