(写真)飯岡漁港のお祭り
先日、週末を利用して、銚子に日帰りで行って来ました。
東京でレンタカーを借り、首都高速湾岸線、東関東自動車道、京葉道路、千葉東金道路を通って、まずは九十九里浜へ。途中、千葉東金道路の現在の終点・松尾横芝出入口からは、2006年3月25日に千葉県道路公社が管理する有料国道・銚子連絡道路が6キロ分開通しており、国道126号線までスムーズに移動できます。但し、地図上では千葉東金道路が延長されたように見えますが、実際には千葉東金道路のほうは将来圏央道に昇格する高速道路なので、一旦未完成のインターチェンジを降り、別料金となる銚子連絡道路の料金所を通っていく必要があります(しかも、松尾横芝出入口からはこの銚子連絡道路に出入りできず、文字通り千葉東金道路と銚子方面を「連絡」しているのみとなっている)。それでも、首都圏から銚子方面に出かけるには、かなり便利な道路です。
(写真)借りたレンタカー(トヨタ・カローラ・アクシオ)
他方、横芝光出入口から地元の道路を経て到達した一般県道30号線「九十九里ビーチライン」(主要地方道・飯岡一宮線)は、名前に反して浜辺がほとんど見えない普通の県道。さすがに改良により往復2車線で整備されてはいますが、沿道はかなり宅地化されていることもあり、速度が40キロに制限されている区間が長く続きます。海が見えないのは「ビーチライン」が防風・防砂林の内側に建設されているのが原因ですが、九十九里浜南側を南北に走る九十九里有料道路(道路法上の県道ではなく、道路運送法上の一般自動車道)は、「ビーチライン」よりさらに海側を走り(ちなみにこの区間は有料道路が「ビーチライン」を名乗る)、こちらはパーキングエリア等からは海もよく見えます(道路そのものからはやはり防風林で視界が遮られますが)。
(写真)飯岡漁港での魚の直売
その「ビーチライン」を北上し、匝瑳市(旧八日市場市)、旭市を通って、午前11時ごろ、旧飯岡町の飯岡漁港に到着。特に立ち寄る予定も無かったのですが、この日はたまたま漁港でお祭りが開催されていたので、急遽立ち寄ることにしました。あいにく雨天で風も強く行楽日和ではなかったのですが、魚市場周辺にテント村ができ、漁港らしく新鮮な魚の販売(ビニール袋に詰められるだけ詰めてよい)も行われていました。試しに「カニ味噌汁」と書かれたお店で味噌汁を注文したら、もう具のカニが無かったのか、1杯200円のところを100円に負けてくれました。
(写真)「海響」外観
祭り会場を見学した後、きちんと着席して食事をとりたかったので、漁港のすぐそばの県道沿いにある「海響」(うみなり)という料理店へ。県道が飯岡海岸に沿ってカーブするあたりにあるこのお店は、地元の魚介類を提供している和食の料理店で、比較的最近開業したのか店内は新しく清潔。海側には大きな窓ガラスが、陸側には寿司カウンターがあり、窓越しに太平洋を眺めながら食事をとることができます。
(写真)店内の様子
私はここで、刺身盛り合わせと天丼を注文。さすがに銚子漁港の近くだけあって刺身は新鮮で、東京で食べる魚よりもプリプリとイキがいい感じ。天丼も具が盛りだくさんで満足でしたが、残念なことに、たまたまこの日は漁港の祭りと重なりお客さんが多かったためか、料理が出てくるまでにやや時間がかかりました。
(写真)刺身盛り合わせ
(写真)天丼
寿司カウンターに立っている2人の寿司職人さんはテキパキと働いていたので、キッチンにいる天ぷら担当の方の作業効率がやや落ちていたのかもしれません。いずれにせよ、味はよく、美味しく頂きました。
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■海響(うみなり)
気ままポイント:4(★★★★)
住所:千葉県旭市下永井797-1(飯岡漁港すぐそば、県道30号線のカーブ近く)
電話:0479-50-5050
営業:平日11:30~15:00・17:30~22:00、休日11:30~22:00
(水曜定休)
座席数:64席(和座敷、洋個室、カウンターあり)
その他:クレジットカード可。駐車場25台ぶんあり。乳幼児入店可。
言語:日本語
公式サイト:http://www.hamakko-sushi.com/uminari/index.html