マオ猫日記
「リヨン気まま倶楽部」編集日記
 




(写真)銚子ポートタワー

その1へ戻る

 食後、飯岡海岸の浜辺(写真下)をしばらく散策した後、再び車で銚子へ。途中まで国道第126号線を走り、銚子半島の南側から県道286号線に入って犬吠埼を目指しました。ちなみにこの県道286号線、途中までは改良されて立体交差もある走りやすい路線なのですが、「地球の丸く見える丘」へ行く道が分岐する信号のあるT字路から先は新道は途切れ、クネクネした市道の坂を下り、銚子電鉄「犬吠」駅に至るので、速度には注意が必要です。

(写真)飯岡の浜辺

 有名な犬吠崎灯台の付近は、かなり昔から観光地として開発されたためか土産物屋が並び、「一昔前の観光地」といった風情。(土産物屋に立ち寄るつもりが無かったので)灯台の北側にある公園の無料公営駐車場に車を止めたのですが、あいにく当日は海上にもやが立ち込め、灯台周辺の太平洋を見渡すことができませんでした。白く塗られた灯台そのものは風格があった(仏南西部ビアリッツの灯台を思い出しました)だけにやや残念。

(写真)犬吠埼灯台

 犬吠崎を後にして、海沿いの県道を北上すると、やがて銚子市の漁港地区に入ります。そこで目に留まったのが、「銚子ポートタワー」「ウオッセ21」という看板。早速寄り道をして、ポートタワーに行ってみることにしました。

(写真)タワーからの眺め(犬吠埼方面)

 銚子ポートタワーは、埋め立て地に建設された銚子漁港の新しい地区付近に建設された高さ57.7メートルの見晴台で、2つの支柱のうち1本に階段を、もう1本にエレベーターを「内臓」。料金を払って登ると、2フロアに分かれた展望台からは、銚子市街や犬吠埼方面がよく見えます・・・が、こちらもあいにくと天気が悪く、見晴らしはそこそこでした。興味をひかれたのは展望台内に展示された銚子漁港の空中写真で、戦後、利根川の一部から半島の先まで徐々に防波堤が建設され、漁港が拡張されていった様子がよくわかります(利根川内部にも堤防を築くことで、漁船が安全に航行できるようになったとか)。ちなみに、タワーの根元は土産物店を兼ねた展示館になっており、こちらは入場無料(お手洗いあり)。また、タワーの駐車場には、明治期に我が国ではじめてアメリカとの通信を行った「通信発祥の地」の記念碑が残されています。

(写真)ウォッセ21の店内

 さて、そのタワーから横断歩道で繋がっているのが、銚子水産観光(株)が運営する水産物即売センター「ウオッセ21」です。「ウオ(魚)」+「メッセ」(独語で見本市又は見本市会場の意)の合成語と思われるそのネーミングの格好よさ?とは裏腹?に、内部には魚を売る店が多く集まっており、さすがは漁業の町・銚子だけあって、東京にこれだけ近いのに、マグロの塊や金目鯛が驚くほど安い値段で購入できます。

(写真)「ウオッセ21」で売られていた金目鯛

(写真)遠洋漁業船が並ぶ銚子漁港
 
 「ウオッセ21」で買い物を終えた後、遠洋漁業船が並ぶ銚子漁港を通過し、銚子大橋(かつては有料道路だったが、現在では無料開放されている。もっとも、その幅員は狭く、歩行者が渡るのは危険なので、現在その隣に新しい橋が建設されている)を渡って茨城県へ。大型量販店や郊外型店舗が並ぶ国道を北上し、途中から茨城県道の水郷有料道路(といっても実態は単なる幅の広い往復4車線の県道で、途中1ヶ所ある橋について料金を徴収しているだけ)に入り、潮来インターから東関東自動車道に入って、東京へ戻りました。

ウォッセ21
住所:千葉県銚子市川口町2ー6529-34(郵便番号288-0001)
電話:(0479)25-4500
営業時間:午前8時半~午後5時半(年中無休)
駐車場:100台あり(無料)
行き方:JR銚子駅から千葉交通バス「川口・黒生・ポートセンター」ゆき乗車、20分

銚子ポートタワー
住所:千葉県銚子市川口町2-6385-267(郵便番号288-0001)
電話:(0479)24-9500
営業時間:午前8時半~午後5時半(土日祝は午後7時)(年中無休)
タワー入場料:大人300円、小中学生150円(タワー基部の建物は入館無料



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« ベランダ探検... 銚子1日旅行... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。