今日は、ベルギーへの引越し前最後のブション(リヨン風食堂)での食事ということで、仏人の友人Aと旧市街(Vieux Lyon)の「レ・ヴォントル・ジョーヌ」(Les Ventres Jaunes)に行って来ました。
「レ・ヴォントル・ジョーヌ」、つまり「黄色いお腹」とは、リヨン人がブレス人(鶏肉の産地・ブルカンブレス市の周囲の地方に住む人々)につけたあだ名で、ブレス人がお腹のあたりに金貨を入れるポケットがついた服を着ていたからだとか。ここは(観光客目当ての店が多い)旧市街やメルシエ通りに並ぶブションの中でも比較的美味なところで、手ごろな値段でリヨン料理を味わうことができます。コース(メニュー)は15ユーロ、23ユーロとあり、「本日の定食」はデザートつきで10ユーロ。以前行ったときよりも、盛り付けが少しお洒落?になりました。
友人のA(女性)は、第二外国語として日本語を専攻して日本に滞在した経験もあり、これまで語学のエシャンジュ(交換授業)の相手をしてくれていました。例のCPE(新社会人雇用契約)制度反対運動のときはひたすら自宅にこもって論文を仕上げ(CPE自体には反対で、むしろ全ての労働者共通の極端に厳しい解雇ルールや社会保障費の負担を緩和すべき、との意見)、この夏はリヨン政治学院(IEP)を卒業して在仏アメリカ大使館で研修プログラムに参加するそうです。
さて、リヨンも残すところあと1日。最終日の夜は、例のインドカレー店「ラル・キラ」でシメたいと思います。
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