マオ猫日記
「リヨン気まま倶楽部」編集日記
 




 午後9時前にリヨン東郊ブロン(Bron)市のホテル・イビスに投宿した後、夕食を摂るため市内へ。

 この日の夕食は、予てからの計画どおり、あのインド料理店「ラル・キラ」(Lal Qila)(公式サイト:こちらへと向かいました。

 リヨン在住時代は、月1回以上、2年間で30回近く訪れたこのお店。実は、リヨンを立ってブリュッセルに来て以来、インドカレー店を7店ほど廻ってみたのですが、いずれも一長一短あり(中には、「タンドリー釜を加熱していないのでナンが作れない」等と論外のことを言い出す店も・・・)、「ラル・キラ」に匹敵する店はありませんでした。それで、今回、リヨンを立って以来(ちなみに、リヨンを離れる最終日のディナーも、ここ「ラル・キラ」でした)、実に半年振りに、この変わらぬインドカレーの店を訪れた次第です。

 店についたのは午後9時すぎ。半年振りに会った店長アサムさん公式サイトに顔写真が出ている人)は無論私のことに気付き、「あれー?いつ戻ってきたんだ!」と驚きながらも笑顔で握手(ちなみに、タヌさんは長期休暇で2ヶ月ほどインドに帰国しているとのこと)。
 店内も半年前と全く同じでしたが、ランチメニューを表示するため新設されていた電光掲示板が撤去され(但し、屋外にあるメニュー全体を表示する電光掲示はそのままでした)、またメニューリストが新しくなり、一部について若干の値上げがされていました(参考:過去の記事)。
 とはいえ、時は変わっても味は変わらず。タンドリー釜で焼かれたフィッシュやエビは香ばしく、カレーはブリュッセルの高級店と同じかそれ以上のコク。美味しい食材が集まる街リヨンだけのことはあり、単なるチキンカレーやマトンカレーでも、美味しさは一際です。そして、3種類のソースとこの店の絶品「チーズナン」の共演も見事で、改めて「ラル・キラ」の他を圧倒する美味さが再確認されました。

 来年6月には初めての子供が生まれるという店長。リヨン市内にはそのアサム氏の父が経営する系列店「ル・シャリマール(Le Shalimar)」がありますが、実は最近、この他に3号店をスペインのバルセロナに開店した由で(店名は「タンドール」のような名前らしい)、リヨンの無料便利帳「プチ・ポーム(Petit Paume)」の最新版でも推奨マーク(RPPPマークを再獲得(過去2年連続して獲得した後、昨年は何故か獲得していなかった)し、益々商売繁盛しているようです。新サービスとしてカレー類持ち帰りの場合は定価の1割引になる他、チーズナンが無料で付いて来る由。

 リヨン在住の皆様は勿論、欧州在住のカレー好きの方は、ぜひぜひ、訪れてみて下さい!

ラル・キラ(Lal Qila)
4, place Saint-Paul, 69005 LYON
(サンポール広場から旧市街方面へ歩いて10秒)
電話:04-7207-8211
HP:
http://www.lalqila.fr/
お勧め:18ユーロのセット(前菜、ナン、カレー、ライス、デザートつき)、10ユーロのランチ



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