3月も終わりというのに、雪景色です。
新型コロナウイルス感染問題は、全世界的問題となってしまいました。
あれよあれよという間に中国だけでなく、イタリア、ドイツ、スペイン、
英国、米国と感染者数、死亡者数が増加しています。
7・8月に予定されていたオリンピック・パラリンピックが1年延期となり、
10月18日のちばアクアラインマラソン2020の開催中止の連絡がありました。
昨日、千葉県内で初めての死亡者が、さらに障害者施設での
職員31人・利用者26人の集団感染が発生しました。
佐倉市内でも陽性患者が出たことで、いよいよと気を引き締めています。
明日から、朝の駅頭宣伝を予定していましたが、それも中止しました。
東京都の「首都往来自粛要請」を受けて、
千葉、神奈川、埼玉、山梨の5都県知事の共同メッセージで、
週末は都内への無用な外出は止めるようにと呼びかけしています。
都内のレストランではお客さん激減対策として、
ディナーお持ち帰り企画など様々なプランを練って何とか凌ごうとしています。
死活問題なので、できるだけ応援したいな、という気持ちです。
「千葉県の新型コロナウイルス対応」
国が3月13日に新型インフルエンザ特別措置法を改正したことを受けて、
県は設置していた「健康危機対策本部」を、そのまま特措法に基づく
「千葉県新型コロナウィルス感染症対策本部」に移行させ、
3月26日17時45分から第一回会議を持ちました。
実は、10日程前に、千葉県疾病対策課に検査体制について聞き取りをしました。
新聞報道によると、3月6日、厚労省が新型コロナウイルス感染者がピーク時に
必要な入院ベット数などを推計するようにと都道府県に要請した、
というのです。(千葉日報、朝日3月10日付記事)
厚労省の推計によると、千葉県の場合、
1日当たり外来は2万1100人、入院は1万800人、重症者360人
とのことです。
ところが、
県内の感染症指定病院は11医療機関、58床しかありません。
全国でも感染症指定医療機関は約2千床しかなく、
国は緊急時には5千床以上を確保する、としていますが、
爆発的に発症したら、この体制ではまったく足りません。
また、感染防御の資材や人工呼吸器等の機材を確保しておくように、
ともあります。
米国などの報道では医療用防護服が足りずにゴミ袋をかぶっている等、
本当かしら、というような記事まであります。
死亡した看護師も、患者ごとに変えなければいけない
防護服を一日1枚しか支給されなかった、という事です。
それほど資機材が足りない中で対応している状況が
報告されているのですから、
今のうちに十二分な準備を済ませる事が必要です。
「PCR検査体制は?」
ドイツも韓国も検査数が飛びぬけています。
どんな違いがあるのでしょうか?
日本の検査体制をもっと強化すべき、と当初から声が上がっています。
千葉県の場合はどうでしょうか?
1日の可能な検査体制は、
衛生研究所で120検体、松戸10検体、習志野20検体。
他に3自治体が独自で検査するようになり、
千葉市30検体、船橋市20検体、柏市20検体で、合計220検体です。
他に成田空港検疫でも検査をしています。
担当課曰く、県の24時間365日電話相談や保健所での
電話相談体制で不安を取り除くようにしているとともに、
本当に必要な人につなげるようにしたい、ということでした。
経費は現在1検体あたり約5,000円位とのことです。
ともあれ、医療機関からのオーダーを受けて
インフルエンザのように検査ができるような体制づくりが必要です。
県HP新型コロナウイルス感染症について↓
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/2019-ncov.html
検査すれば無症状でも入院をさせ、陰性になるまで退院できません。
そのため現在、陽性でも無症状な患者用に200床 一般病院でも
呼吸器内科医がいて病院の構造上問題がない医療機関で、
すでに受け入れています。
千葉県は空港があるため、県内発症者数だけでなく、
空港での陽性者も感染者数に入っています。
武漢からのチャーター便、クルーズ船の乗客等も入っていて、
集団感染により患者が一挙に101人、無症状病原体保有者が29人となりました。
厚労省の新型コロナウィルス対策のHPを見ていたら、
ハンカチでマスクの作り方の動画がありました。
気休めかもしれませんが、マスクが必要な時は試してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=WRhp0ZGVh0U&feature=youtu.be
「国の補正予算から」3月27日付
国から補助金が来たので、昨日補正予算を専決処分したという報告がファックスでありました。
【千葉県社会福祉協議会】 14億97百万円(全額国庫補助金)
〇 緊急小口資金として
休業等により緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合の貸付
通常 特例
貸付上限 10万円以内 ➜ 20万円以内
据置期間 2か月以内 ➜ 1年以内
償還期限 12月以内 ➜ 2年以内
貸付利子 無利子 ➜ 無利子
(20万円が適用される場合は、世帯員の中に個人事業主等がおり、
収入減少により生活に要する費用が不足する時等)
〇 総合支援資金(生活支援費)
失業等から生活再建までの間に必要となる生活費用の貸付
通常 特例
貸付上限 月20万円以内等 ➜ 同左
据置期間 6月以内 ➜ 1年以内
償還期限 10年以内 ➜ 同左
貸付利子 年1.5%※ ➜ 無利子
※連帯保証人がいる場合は無利子
本当に必要な方にこの情報が届くように、情報発信に努めていきます。
先週末(3月21日)の(仮)佐倉西部自然公園の春模様ですが、
今日はすっかり雪に埋もれているでしょう。
台地上では「むらさきはなな」のかわいらしい紫の花畑が広がっていました。
案内していただいた坂本さんから
「中国東部に自生し、野菜としても 利用できるので、
江戸時代に導入された植物だそうですが、今は野生化しています。
諸葛菜やオオアラ セイトウ、花大根の別名があるのはそれだけ
各地で なじんでいる証と思います。」と教えていただきました。
この公園の代表的な畔田谷津は里山の原風景を再現。
大勢のボランティアの方たちが作業を行っています。
佐倉市の貴重な財産です。
新型コロナウイルス感染問題は、全世界的問題となってしまいました。
あれよあれよという間に中国だけでなく、イタリア、ドイツ、スペイン、
英国、米国と感染者数、死亡者数が増加しています。
7・8月に予定されていたオリンピック・パラリンピックが1年延期となり、
10月18日のちばアクアラインマラソン2020の開催中止の連絡がありました。
昨日、千葉県内で初めての死亡者が、さらに障害者施設での
職員31人・利用者26人の集団感染が発生しました。
佐倉市内でも陽性患者が出たことで、いよいよと気を引き締めています。
明日から、朝の駅頭宣伝を予定していましたが、それも中止しました。
東京都の「首都往来自粛要請」を受けて、
千葉、神奈川、埼玉、山梨の5都県知事の共同メッセージで、
週末は都内への無用な外出は止めるようにと呼びかけしています。
都内のレストランではお客さん激減対策として、
ディナーお持ち帰り企画など様々なプランを練って何とか凌ごうとしています。
死活問題なので、できるだけ応援したいな、という気持ちです。
「千葉県の新型コロナウイルス対応」
国が3月13日に新型インフルエンザ特別措置法を改正したことを受けて、
県は設置していた「健康危機対策本部」を、そのまま特措法に基づく
「千葉県新型コロナウィルス感染症対策本部」に移行させ、
3月26日17時45分から第一回会議を持ちました。
実は、10日程前に、千葉県疾病対策課に検査体制について聞き取りをしました。
新聞報道によると、3月6日、厚労省が新型コロナウイルス感染者がピーク時に
必要な入院ベット数などを推計するようにと都道府県に要請した、
というのです。(千葉日報、朝日3月10日付記事)
厚労省の推計によると、千葉県の場合、
1日当たり外来は2万1100人、入院は1万800人、重症者360人
とのことです。
ところが、
県内の感染症指定病院は11医療機関、58床しかありません。
全国でも感染症指定医療機関は約2千床しかなく、
国は緊急時には5千床以上を確保する、としていますが、
爆発的に発症したら、この体制ではまったく足りません。
また、感染防御の資材や人工呼吸器等の機材を確保しておくように、
ともあります。
米国などの報道では医療用防護服が足りずにゴミ袋をかぶっている等、
本当かしら、というような記事まであります。
死亡した看護師も、患者ごとに変えなければいけない
防護服を一日1枚しか支給されなかった、という事です。
それほど資機材が足りない中で対応している状況が
報告されているのですから、
今のうちに十二分な準備を済ませる事が必要です。
「PCR検査体制は?」
ドイツも韓国も検査数が飛びぬけています。
どんな違いがあるのでしょうか?
日本の検査体制をもっと強化すべき、と当初から声が上がっています。
千葉県の場合はどうでしょうか?
1日の可能な検査体制は、
衛生研究所で120検体、松戸10検体、習志野20検体。
他に3自治体が独自で検査するようになり、
千葉市30検体、船橋市20検体、柏市20検体で、合計220検体です。
他に成田空港検疫でも検査をしています。
担当課曰く、県の24時間365日電話相談や保健所での
電話相談体制で不安を取り除くようにしているとともに、
本当に必要な人につなげるようにしたい、ということでした。
経費は現在1検体あたり約5,000円位とのことです。
ともあれ、医療機関からのオーダーを受けて
インフルエンザのように検査ができるような体制づくりが必要です。
県HP新型コロナウイルス感染症について↓
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/2019-ncov.html
検査すれば無症状でも入院をさせ、陰性になるまで退院できません。
そのため現在、陽性でも無症状な患者用に200床 一般病院でも
呼吸器内科医がいて病院の構造上問題がない医療機関で、
すでに受け入れています。
千葉県は空港があるため、県内発症者数だけでなく、
空港での陽性者も感染者数に入っています。
武漢からのチャーター便、クルーズ船の乗客等も入っていて、
集団感染により患者が一挙に101人、無症状病原体保有者が29人となりました。
厚労省の新型コロナウィルス対策のHPを見ていたら、
ハンカチでマスクの作り方の動画がありました。
気休めかもしれませんが、マスクが必要な時は試してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=WRhp0ZGVh0U&feature=youtu.be
「国の補正予算から」3月27日付
国から補助金が来たので、昨日補正予算を専決処分したという報告がファックスでありました。
【千葉県社会福祉協議会】 14億97百万円(全額国庫補助金)
〇 緊急小口資金として
休業等により緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合の貸付
通常 特例
貸付上限 10万円以内 ➜ 20万円以内
据置期間 2か月以内 ➜ 1年以内
償還期限 12月以内 ➜ 2年以内
貸付利子 無利子 ➜ 無利子
(20万円が適用される場合は、世帯員の中に個人事業主等がおり、
収入減少により生活に要する費用が不足する時等)
〇 総合支援資金(生活支援費)
失業等から生活再建までの間に必要となる生活費用の貸付
通常 特例
貸付上限 月20万円以内等 ➜ 同左
据置期間 6月以内 ➜ 1年以内
償還期限 10年以内 ➜ 同左
貸付利子 年1.5%※ ➜ 無利子
※連帯保証人がいる場合は無利子
本当に必要な方にこの情報が届くように、情報発信に努めていきます。
先週末(3月21日)の(仮)佐倉西部自然公園の春模様ですが、
今日はすっかり雪に埋もれているでしょう。
台地上では「むらさきはなな」のかわいらしい紫の花畑が広がっていました。
案内していただいた坂本さんから
「中国東部に自生し、野菜としても 利用できるので、
江戸時代に導入された植物だそうですが、今は野生化しています。
諸葛菜やオオアラ セイトウ、花大根の別名があるのはそれだけ
各地で なじんでいる証と思います。」と教えていただきました。
この公園の代表的な畔田谷津は里山の原風景を再現。
大勢のボランティアの方たちが作業を行っています。
佐倉市の貴重な財産です。