伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

(仮称)佐倉西部自然公園のミニ観察会に久しぶりに参加して

2018-11-23 13:38:06 | 議会
毎月第3土曜日に、(仮称)佐倉西部自然公園内をフィールドにミニ観察会が行われています。
秋晴れの気持ちの良い先週土曜日、久しぶりに参加しました。

主催者は「畔田谷津の生命を見守る会」のSさん。
春夏秋冬、晴はもちろん、雨でも、雪でもその時々の自然の良さがある、と教えてくれました。
この観察会には毎回20~30人が集まります。
すでに毎回発行される「畔田新聞」は122号を数えました。
10年以上続いているという事です。

参加したい人は、
毎週第3土曜日、9時~11時、佐倉西高校野球場裏の駐車場に集合
参加費 100円、雨天決行で予約もいりません。


すっかり秋の畔田沢


これは? ふすべタケ キノコです。中がスポンジ状で胞子が詰まっています。
コロコロ転がってまき散らすとか。


ウラシマソウの実。たぶんね。マムシ草ではないと思うよ、ですって。
浦島とマムシでは印象が違うけど。


すっぽんタケがにょっきりと顔を出していました。


私が議員になる前に持ち上がったこの用地(73.8ha)取得の議案。
大林組が開発をしようと買い占めた土地とそのままの土地が虫くい状態で長年放置されていたもの。
人も入りこめず、地元にとっては困りものが、放置されたおかげで自然の状態が保たれ、サシバが営巣するサンククチュアリができていました。

土地の境界確定もされないまま買収。
その後、公園用地としての整備計画が持ち上がりました。
市は従来の都市公園を造ろうとするし、市民団体は生態系を残したいと意見が対立。

一からどんな公園にしようかと話し合いがもたれ、「私たちがつくる21世紀の里山自然公園」と理念から作り上げ「整備基本計画」ができました。
東京情報大学の原慶太郎先生を中心に市民団体、市も参加して作り上げていったのは佐倉市始まって以来ではないでしょうか。
私はその時議員1期目。
議会質問で何度も取り上げて、側面からの応援をしました。
その後10年間、実施計画は作られず、今に至っています。

しかし、公園用地内ではボランティアがそれぞれ活動を繰り広げ、草刈や竹の伐採等をして保全しています。

そしてうれしいことに、森の幼稚園も開催されています。
自主保育のお母さんに連れられて子どもたちが元気よく駆けまわっています。