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ボートの免許

2008年12月03日 | 釣り

 免許を取るのは比較的簡単。免許を取るというより、買うに近い(10万くらい)。だが、ボートを持つのは夢だ。免許の講習を受けているうちに、ボートを持とうという気力がなくなった。若いうちにと思って免許を取ったのが1986年、会社で講習を受けることが出来た。4級船舶だったが、改正で現在は2級。限定ジェットスキーもできたようだ。ボートを買ったのは2003年。実に17年間、1度も乗ることなくペーパードライバーだったのだ。途中失効したが、車の免許と違い講習を受ければOK。
 広島では船が置ける場所は限られている上、高額だ。ボートを長期間放置していると不安だから、月に2、3回は乗ることが必要。このノルマがなかなか達成できない。3、4年も経つと2、3カ月に1度ということになりかねない。現在まさにこういう状態。メンテナンスも怠れない。海の上でエンジンが始動しない、経験したくないものの一つだが一度ある。海上保管では船や船底の掃除など定期的に行わなければならない。台風も気になる。とうてい一人でまかなえるものではない。
 ボートを持つきっかけが出来たのは、仲間が出来たこととインターネットとBOAT FISHING(雑誌)のおかげだろう。労せずしていろいろな情報を手に入れることが出来る。船を買う前に、当然置く場所を確保しなければならない。陸置きで比較的安いマリーナをBOAT FISHINGの広告ページで見つけた。ガソリン注入やメンテナンスもお任せだ。インターネットで安い船を見つけたのも動機となった。釣りがメーンなのでフィッシングボートにした。小さいながらトイレも完備する。なにより家人がこれほどの釣り好きだったとは、思わぬ発見。共通の趣味などないと思っていたが、60を前に一緒に遊べることが増えた。
 今年5年目、初めての船検を受けた。3年目には中間検査がある。といってもマリーナ任せ。どんなことをするのか、立ち会ったことがない。新しいシールが来ていた。車と違い検査や所有に税金はかからない。3年ごとの検査料(3万円程度)だけだ。
 運転は簡単、ただ桟橋に着けるのはなかなか上達しない。難しく毎回緊張する。運転の楽しさなどはない。水面は意外と硬く、乗り心地は悪い。海は危険だし、寒い。天気予報で風力と波高は事前に調べる。波0.5m以上では出ない。波が0.5m以上だと、船が軽いので釣りにならない。ポイントをあまり知らないので行動範囲は狭く、釣果は芳しくない。120リットルタンクで、半径60キロまでの範囲が最大エリアだ。100馬力4サイクル船外機、ガソリンエンジンで燃費は車とは比べものにならないくらい悪い。リッター1キロちょい。1回の釣行で平均2、30リットル消費する。せっかちなので海の上でのんびり、とはいかない。
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