カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

アクアマリン(潮目の海)

2011年08月18日 | ☆水族館とか   

 アクアマリンふくしま、潮目の海です。


 岩手~茨城の太平洋岸では、ロシアあたりから南下してくる寒流である黒潮と東南アジアあたりから北上してくる暖流である親潮とがぶつかりあいます。潮目の海と呼ばれるのが、これですね。
 それを再現したのがアクアマリンふくしまの潮目の海です。右側が黒潮で、左側が親潮。その間には三角形のトンネルがあります。


 正直なところ、魚が少ないな・・・と思いました。この水槽は4階からも見ることができるんだけど、いつもなら大群泳をしているはずのイワシさんたちの姿が見えなかったのですよ。
 でも、2階まで来てみると、黒潮水槽の水底の方に、何か異様なものが見えました。最初、何だかわからなかったのだけど、とにかく凄い・・・と思ってしまいました。畏れ多い言い方を許して貰えるならば、野町和嘉先生の『メッカ巡礼』を思い出してしまいました。


 イワシの群泳です。マイワシではなくカタクチイワシなんじゃないかと思いますけど、よくわかりません。
 グルグルと渦をつくるかのように泳ぎまくっていたわけですけど、こんなのを見たのは初めてですね。
 ここからはカエサルの推測ですけど、まず、イワシの個体数が少ないので、群泳の全体像が見えることになったんだと思います。それと、他の魚がいないので、水面近くではなく、水底近くで泳いでいたんだと思います。


 トンネルから見た親潮水槽です。
 これもイワシでしょうかね。こっちでは水面近くを泳いでいました。
 水面の方を見上げると、逆光になりますけど、光が七色に分かれたりして綺麗ですよね。


 ヒラメでしょうか、カレイでしょうか。いつも悩んでしまうのですよ。左ヒラメに右カレイ・・・なんて言われるわけですけど、こうして泳いでいるところを見ると、どっちが背びれでどっちが腹びれなのかがわかりません。したがって、左を向いているのか、右を向いているのかがわからないのですよ。
 まあ、いずれにしても、親潮水槽のエース・・・みたいな感じで、悠然と泳いでいました。


 黒潮水槽のエースと言えば、カラスエイでしょうかね。
 写真では逆光なのでよくわかりませんけど、カラスエイと言うくらいで、たしかに黒っぽいエイさんです。たぶん、海遊館さん(間違っていたらごめんなさい)からいただいたんだと思います。
 アクアマリンふくしま、日本中の水族館に魚さんをあずかっていただいたり、いろんな魚さんをいただいての再開館です。本当に本当にありがとうございます。


 裏側から見たカラスエイさん。口のところがピースマークみたいに見えるのはどのエイさんでもおなじですね。かわいいです。
 カラスエイさんは、あおむけになって、ひれを手みたいにつかってエサを食べるんだそうですよ。いつか、見てみたいですね。


 左が黒潮水槽、右が親潮水槽、まさしく潮目の海ですね。
 カラスエイさんとヒラメ(もしくはカレイ)くん、両エースの対決というところでしょうか(笑)


 なんか通り過ぎてしまうのがもったいなくて、トンネルの入り口のところに戻って来ちゃいました。右が親潮水槽で、左が黒潮水槽です。
 アクアマリンふくしま、潮目の海。ここからどのように変わっていくのか、とっても楽しみですね。


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