9月に入ってからの夏休み旅行からあっという間に１週間たってしまいました。
夏の旅行に沖縄へ通うようになってから数十年。
最初の2,3年は沖縄本島へ行って言っていたけれど、“島時間”を本島では味わえなくなり、離島への旅が続くようになり、落ち着いた先は小浜島。
数年前からずっと小浜島に通う（帰る）ようになりました。もう何年連続なんだろ。いわゆる『八重山病』です。（苦笑）
離島へ通うようになってから一度も台風に合うことなく、今年も良い天気に恵まれました。
とはいえ、ちょうど１週間少し前には、瞬間風速71.0メートルの超大型台風15号が通過した八重山地方。石垣空港から離島ターミナル港へ向かう道すがらでは、屋根が吹き飛ばされていたり、石垣(家を取り囲んでいる)が壊れていたりしていて、痛々しい姿も。
でも、そんなことも全て忘れさせてくれるような“てぃだ”(太陽)が降り注いて迎えてくれました。
例年よりもとっても爽やかな八重山地方。 毎年空港から小浜島へたどり着くまでに汗だくになるのに、今年は普通の汗かきくらい。(笑)
どうやら吹く北風が爽やかにしてくれていたようです。(結局、旅行中はずっと爽やかで、朝晩は涼しいくらいでした）
今年は去年初めて体験してすっかりハマった、SUP(スタンドアップサドルサーフィン)を更に楽しむことが一番の目的
そしてこれはいつもの通り、"ゆっくりのんびり島時間”を過ごし楽しむ
到着してまずはSUPの予約。
昨年はサンセットSUPをやらせてもらったので、今年はモーニングSUPがしたいな～と思っていたんだけれど、潮の満ち引きの関係でモーニングSUPはちょっと無理とのこと。そううまくはいきませんね。
というわけで、SUPは当日の海の状態(風の状態)により、どこでSUPをやるかが決まるので、同じサンセットSUPといえども場所は違うはず。ということで、まずは到着翌日のサンセットSUPを予約して、それ以降はまた海と天気、風の状態でSUPをやる日を決めることに。
夕方のSUPまで時間が空いているのでどうしよう、ビーチにでも行ってのんびり読書でもしようかなぁ～と明日の計画をぼんやり思っていたら、以前小浜島で知り合った方（Sさんご夫妻）がちょうど西表島に来ているので、明日小浜島で一緒にお昼でも食べませんか？というお誘いが
はいむるぶしで待ち合わせをして、自電車とバイクで島内をのんびり散策。
毎回小浜島に滞在する私たちとは違い、Sさんご夫妻はまだまだ島内で行っていない場所があるということで、ご案内♪
ちょっぴり残念だったのは、島のCafe"椰子の木”さんが定休日で皆で黒糖サンデーを食べることはできなかったことかなぁ・・。(私たちは別の日にしっかりといただきました
)
旅先で知り合った人と、また旅先で再会する。 とっても素敵な時間でした
はいむるぶし(Hotel)に戻り夕方からのSUPの準備。といっても水着に着替えるだけですが・・・(^^ゞ
到着した当初から北風が吹いていたけれど、結構その北風が強くなっていて若干心配。。。
どこか別の場所へ移動するのかと思ったけれど、今回は、はいむるぶしのビーチでやるらしい。うーん・・。心配。
その心配が結局当たってしまい、結果論からいうと、最後は強風に打ち勝てず、ボードとボードを繋いでもらい、私は風に煽られるので座ってボードを漕いで×2、なんとか帰ってこられたという・・・
エントリー時より吹いてた北風だけでなく、そこにかなり強い東の風が吹くようになってしまい、漕いでも漕いでも沖に流されるような形になってしまったんですねぇ・・。
まだSUPの感覚が戻っていなかったのもあり、「うーん・・これはちょっとまずいかも・・
」と海の上でマジにちょっと思いました。（苦笑）
でもまぁそんな時でも、とにかく焦らず対処することが一番。 そこは落ち着いてできたかなぁ～と。
そして♪ 朗報♪
翌朝もSUPが出来るということになり（潮の関係で、残念ながら早朝の朝焼けの時刻というわけにはいきませんでしたが）まして、居酒屋あ～じゅから帰るとすぐに就寝（この時点でもう0:00ですけど。。なにか？/笑) 、翌朝は5:20起床です。
眠い目をこすり支度を始めていると、TVから地震速報が流れてきてびっくり！ 「えっ？！調布～～
」しかも震度５弱。
調布在住の友達もいるし、残っている家族のことも気になり、メールやlineで連絡。 早起きしている友達や家族からは早めに返事が返ってきたので安心できたから良かったけど、なんだかなぁ。。私たちが旅行へ出発してから、洪水や地震が起きてしまって・・。なんかとっても申し訳ないような気分にちょっぴりなってしまいました。
関東地方では自然が猛威を振るっていたけれど、ここ小浜島はとっても穏やかな朝を迎えていて、しかも風がぴたりと止んでいて、最高のSUP日和の朝になりました。 方や一方では災害を、方や一方では恵みを。自然というものは、本当に人間が太刀打ちできないものなのだと、思い知ります。
海が凪いでいる時のSUPほど気持ちいいものはありません
海の上に浮かんでいるような感覚と、景色と空気に溶け込んでいってしまうような感覚。SUPは浄化してくれるスポーツだと思います。
そうそう、あまりに凪いでいたので、インストラクターの人はボード上でヨガをしてました
SUPの後だったのでまたまた朝食を食べ過ぎたのもあり、お昼は軽めに、島Cafe椰子の木さんへ。目的は前日に食べそこなってしまっていた黒糖サンデーです
自転車ではなく歩いて向かったので（シュガーロードは歩くと結構長い
）、汗だくだく～。
小さいお店なので開いていても入れないことがあるのに、なんと私たちが行った時には誰もいない♪！ らっきー
黒糖サンデー２つとハッシュドビーフ１つを注文♪ ピパーツ(島胡椒)が効いたハッシュドビーフ美味しかったなぁ～
黒糖サンデー？ 勿論絶品です
今回は初めてSUP以外のマリンスポーツをやらず。
潮の関係もあって、昼間はシュノーケリングツアーにでも出ない限りはビーチでのマリンメニューもできなかったのもあるんですけどね。
でもその分、新月前なので月明りがほとんどないという状況なので、星がいつも以上に綺麗でした。
なので、夜は毎晩ビーチのベッドに寝転がりながらの天体観測。
波の音とそよぐ風の中、空には満天の星×∞
流れ星もびゅんっ
この星空を知らない人は、本当に人生後悔するのではないかと毎回思います。
そしてこの星空を知れば、誰もが自然について考え、環境に少しでも優しい生活を送るようになるんじゃないかなとも思います。
写真にこの星空を残せないのが本当に残念。。
と思うと同時に、やはり写真ではなく、直にこの星空を観なくては、観に行ってほしいと思う私です。
翌、日曜日は、地元小浜島ミュージシャン つちだきくおさんが石垣島でラジオの生放送。
私の提案(思い付き/笑)により、大岳(うふだき)で聞くことに決定！
iPodとスマホの充電を確認し、15:00にホテル出発。(ラジオは16:00～) 大岳までは自転車であれば15分弱くらいで到着。山頂まで登るのに10～15分くらい。 （この大岳を登ると、自分の体力がどれくらい落ちてきているのか確認することができます
）
軽く息を切らせながら登った後の気持ち良い風と、360度の青い海の景色が本当に最高(幸)です
次々と山頂へ上がって来る人たちが(きっと、「何してるんだろう」って思われてたことでしょう/笑)下山するのを見送りながら1時間半。大岳から石垣島を眺めながらラジオを聞き、メールを送ったりなんだり。これもまた、ここでしか出来ない感じで楽しかった島時間の過ごし方でした
大岳登頂前の腹ごしらえ。"はいむるぶしオリジナルCake”
山頂からの眺め
集落の子ヤギ
明日はもう島を後にする日。
最後の夜は、居酒屋あ～じゅ。 隣り合わせになった人たちとも楽しくお喋り。小浜島の魅力を勝手にアピールしまくり、またまた午前様一歩手前でホテルへ戻ってきました。
荷造りしないとならんのにねぇ～・・・
←自己反省
以前の石垣島空港は離島ターミナル港からとっても近かったので、最終日もぎりぎりまで石垣島で買い物したりお昼食べたりできていたんだけれど、なにせ今は港から空港まで40分は絶対にみないとならない。
石垣島の巡回バスに乗ってブラブラしようかと思ったけれど、時間が中途半端になってしまうし断念。軽く買い物をし、早めに空港に行ってお昼を食べてのんびり過ごすことに。
昨年に比べると空港内の飲食店があまり混んでないので（たぶん、開港してしばらくの間は地元の人たちも空港内へ遊びに来ていたのかと思われ・・)、並ぶようなこともなく八重山そばとジェラードを堪能♪
美味しかった～～～！！ 特に八重山蕎麦、とってもおいしかった！空港内で食べる八重山蕎麦(もしくは沖縄そば)の中では、一番おいしいかも♪
店員のお姉さんにそのことを告げると、「そんな事言われると、嬉しくなっちゃう～♪」「自慢じゃないんだけれど、うちの蕎麦も出汁もここで作ってるから美味しいの。それにこの場で作ってるから本店（やんばる村）とも汁の味は違うのよ♪」ということで。 ぜひ今度は本店（やんばる村）の方にも行ってみますね
と約束
こういう会話一つをとっても、"あ～、島(八重山)っていいな～”と心から思う私です。 人が暖かい
多分、来年もまた小浜島へ旅することになるんだろうな。
八重山病は永遠に続きそうです。
新たなタスキが掛けていた"具志堅用高像”、はいむるぶしの朝食＆景観・イルミネーション、生まれたばかりの水牛"大二郎”、芝刈りルンバ(24h はいむるぶしの芝を刈ってます)、猫ちゃん、ランドカー
P.S. 毎年お世話になっているJAL。 機上でのWi-Fi、広い座席空間(前の座席との間隔が広いので、シートを倒さなくてもＯＫ♪)。リニュされた国内線はとっても快適でした。
