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暇人のお気楽日記

ほぼ、観た映画の感想、たまに日常の諸々。

セブンソード

2006-06-14 15:41:45 | 映画・サ
2005年(中)

監督:ツイ・ハーク
出演:レオン・ライ(ヤン・ユンツォン)
   ドニー・イェン(チュウ・チャオナン)
   チャーリー・ヤン(ウー・ユエンイン)
   スン・ホンレイ(フォンフォリェンチョン)
   ルー・イー(ハン・ジィパン)
   キム・ソヨン(リュイジュ)
   ラウ・カーリョン(フー・チンジュ)
   チャン・チンチュー(リィウ・ユィファン)
   タイ・リーウー(シン・ロンヅ)
   ダンカン・チョウ(ムーラン)
   

>ストーリーは公式サイトをどうぞ

http://wwws.warnerbros.co.jp/sevenswords/story.html

>感想
 いや~、中国の映画だと気付かずにパッケージをチラッと観てレンタルしちゃいました。(^^;; ま、いっか。
 不満分子を抑える為に政府が発布した「禁武令」。これを逆手にとって私服を肥やそうと罪も無い人々を虐殺して歩くフォンフォリェンチョン達。そして、それを阻止しようと集結した7人の剣士達。友情あり、裏切りあり、恋あり。もうアクション映画の王道ですね。結末は見えてますが、音楽とアクションは良かったと思います。ただ、私としては、こういう映画はもうちょっと短めにまとめた方がいいいと思う。長すぎると疲れちゃうのよね~。もうちょっと削ってアクションをメインにした方がもっと楽しめた気がします。

中国系の映画は最近人が空を飛び過ぎて、辟易していたのですが(ありえないでしょ~!)、これはそういうシーンは少なくて、カンフーアクションの王道のような戦いぶりもあって、そういう所は面白かった♪

サスペクト・ゼロ

2006-05-23 11:51:13 | 映画・サ
2004年(米)

監督 E・エリアス・マーヒッジ
出演 アーロン・エッカート
   (トム・マッケルウェイ)
   ベン・キングズレー
   (ベンジャミン・オライアン)
   キャリー=アン・モス
   (フラン・クーロック)

詳細はこちらをどうぞ↓

http://www.allcinema.net/


>感想
 前半はちょっと眠い映画でした。ダラダラした感じがするんですよね。。。演出で入れているような映像が多すぎてストーリーが進展しないんだもの。でも後半、ベンジャミンが狙っているのが連続無差別殺人犯ばかりだと分かったあたりから盛り上がりました。この辺からは面白いです。私的には意外な方向へ展開していったなと思いました♪
 主役のアーロン・エッカート、「エリン・ブロコヴィッチ」でジュリア・ロバーツの恋人ジョージ役の人なんですね。髪型が違うとこんなに印象が変わるのかと思う程別人で、全然気付きませんでした。でもジョージ役の方が私の好み♪
 トムの元恋人役でキャリー=アン・モス。はい、そうです。マトリックスのトリニティです♪ 彼女の出演作品なので興味をひかれて『サスペクト・ゼロ』を見たんです。ここでもキャリーは主人公を支える女性でしたね。そういう役が似合うからなのかなー? もうちょっと違うキャリーも見てみたいな☆
 ベンジャミン役のベン・キングスレー。スキンヘッドで大きな目、鼻、口。要するに濃い顔しています。なので印象に残りやすく、この人が出て来るとつい目がそっちへ行ってしまいます。それだけ存在感もあるということでしょうか。このベンジャミンの正体が明らかになった時、前半の演出で入っていると思っていたシーンの意味がわかりました。そして、ラスト、えー?どうしてそうなるのー?という終わり方です。ちょっと、『セブン』を意識しすぎじゃない? でもそうしないとベンジャミンがかわいそうかな。。。と私の中で賛否両論有りという感じ。今イチすっきりしないけど、『セブン』程救いがないという終わり方ではないかな・・・?
 全体的にあまり好きなタイプの映画ではないのですが、後半はまあまあ楽しめました☆

すべては愛のために

2006-05-23 09:48:59 | 映画・サ
2003年(米)

監督 マーティン・キャンベル
出演 アンジェリーナ・ジョリー(サラ)
   クライヴ・オーウェン(ニック)
   ライナス・ローチ(ヘンリー)
   テリー・ポロ(シャーロット)
   ノア・エメリッヒ
   ティモシー・ウェスト
   ケイト・アシュフィールド

詳細はこちらをどうぞ↓

http://www.allcinema.net/


>感想
 映画の前半は貧困に苦しむ人々とボランティアの人々の苦労を全面にもってきているので、それがテーマかと思っていたら、後半急に恋愛物に発展した感じかなー。ちょっと中途半端な作り方という気がしましたね。。。テーマが二つあるのに上手く絡められなかった感じ。2人が結ばれた後も仮面夫婦であり続けたり、その状態でニックの子供を産んでいたり。サラの夫の気持ちはどうなるのー???その辺、ほとんど表現されていないんですよね。。。
 でも前半の飢餓に苦しむ人々の映像はかなり衝撃的でした。きっと本当にそういう人々を使って撮影したのでしょうね。骨と皮ばかりの人々が沢山いて、死に掛けている子供を抱えて涙するサラの姿に、アンジー本人の気持ちもかなり入っているのではないかなと思いました。この映画、あのままあそこに留まってニックに協力するうち、愛が芽生えて、愛し合ったりぶつかりあったりする物語にしたほうが、飢餓で苦しむ人々のことももっと物語りに絡めていけたのではないでしょうか?それだと普通すぎるかな?
 今一物足りない映画ですが、飢餓に苦しむ人々を助けようとするアンジーの涙と、不器用で心が熱い医師を演じたクライヴ・オーウェンはよかったと思います☆

白いカラス

2006-05-17 14:33:12 | 映画・サ
白いカラス
2003年(米)
監督 ロバート・ベントン
出演 アンソニー・ホプキンス
   (コールマン・シルク教授)
   ニコール・キッドマン
   (フォーニア・ファーリー)
   エド・ハリス
   (レスター・ファーリー)
   ゲイリー・シニーズ
   (ネイサン・ザッカーマン)
   ウェントワース・ミラー
   (コールマン・シルク青年)
   ジャシンダ・バレット
   (スティーナ・ポールソン)
   アンナ・ディーヴァー・スミス
   (ミセス・シルク)
   ケリー・ワシントン

詳細はこちらをどうぞ↓

http://www.allcinema.net/

>感想 ネタバレあり
 この映画のBGMがしっとりとしていて好きです。それに惹かれて観たとも言えるくらい。ただ、想像していたのとはちょっと違う映画でした。キャッチコピーが『人はどこまで、裸になれるのだろう・・・』というくらいだから、もっと自分の内面にある善や悪の部分もさらけだしていくのかと思ったのですが、心をさらけ出すというよりは自分が抱え込んで来た秘密を打ち明ける話でした。
 黒人夫婦の間に白人のように白い子供が生まれる事ってあるのでしょうか? 何世代か前に白人の血が混じっていたということなのかしら? 肌は白いのに黒人の子供であるという事がコールマンを悩ませてしまう。ベットを共にする程愛し合った婚約者が、黒人の子だと知った途端に手も触れられなくなってしまう。これは辛いです。この時のコールマンの心の傷は痛い程分かります。フォーニアも、義理の父からの性的虐待、夫の暴力、自分の過失による子供の死。これもどれか一つをとってもその辛さは分かります。二人は始めは心にある傷をひた隠しにして体だけを重ねていくような恋愛だったけど、徐々に互いの心に触れていき、やがてお互いの心の奥深くにしまい込んでいた秘密をみせあう。その過程がとても丁寧に描かれている作品だと思います。反発したり、慰め合ったり、そういうやりとりの時に見せる表情とか目線が上手いなーと思います。アンソニー・ホプキンスもニコール・キッドマンもさすがアカデミー賞俳優ですね♪ ただ、私としては、ニコール・キッドマンはGパンにくわえ煙草のはすっぱな女性より、美しいドレスを着てリッチな男性を手玉にとっているような女性の役の方が似合う気がしましたが。。。
 ちょっと残念なのは、ゲイリー・シニーズとエド・ハリス。この二人もとても良い役者さんなのに、今イチその魅力が生かされていない気がしました。でもゲイリー・シニーズとアンソニー・ホプキンスが踊るシーンは最高!o(^-^)o おじさん同士のおふざけなダンスなのに、なんだか微笑ましくて笑ってしまいました。この映画の中で一番好きなシーンです。
 ラストが意外な方へ展開しましたが、コールマンとフォーニアの為にはこれでよかったのかなと思いました。

シービスケット

2006-04-27 11:32:20 | 映画・サ
2003年(米)

監督 ゲイリー・ロス Gary Ross
出演 トビー・マグワイア Tobey Maguire
   (ジョニー・レッド・ポラード)
   ジェフ・ブリッジス Jeff Bridges
   (チャールズ・ハワーズ)
   クリス・クーパー Chris Cooper
   (トム・スミス)
   エリザベス・バンクス Elizabeth Banks
   (マーセラ・ハワーズ)
   ウィリアム・H・メイシー William H. Macy
   (ティック・トック・マクグローリン)
   ゲイリー・スティーヴンス Gary Stevens
   (ジョージ・アイスマン・ウルフ)
   キングストン・デュクール Kingston DuCoeur
   エディ・ジョーンズ Eddie Jones
   エド・ローター Ed Lauter
   マイケル・オニール Michael O'Neill
   マイケル・アンガラノ Michael Angarano
   ロイス・D・アップルゲイト Royce D. Applegate
   アニー・コーレイ Annie Corley
   ヴァレリー・マハフェイ Valerie Mahaffey


>ストーリー
 1929年10月、株の大暴落で大恐慌時代のアメリカ。大恐慌前は自動車ディーラーとして成功を収めていたチャールズ・ハワードは、最愛の息子を交通事故で亡くし、妻も彼の元を去っていく。そしてチャールズ・ハワードは1933年、その後であった美しい女性マーセラと結婚。乗馬の愛好家であるマーセラの影響で、競馬の世界に足を踏み入れる。やがてチャールズ・ハワードは、馬に人並み以上の愛情を注ぐ元カウボーイ、スミスを調教師にであう。「少し怪我をしたからといって、 命あるものを殺す事はない」というスミスの言葉に惹かれ、彼を雇った。その後スミスは“シービスケット”と呼ばれる小柄で気性の荒いサラブレッドの潜在能力に目を付け、ハワードにその馬を購入するよう進言する。そして、誰もが手を焼くその馬の騎手に、気が強くて喧嘩っ早い男レッドを起用する。。。

>感想
 泣ける映画が観たいと言っていた時に教えて頂いた映画の一つですが、大分観るのが遅くなってしまいました。観終わった時、「なんでもっと早く観なかったのかしら?」と思う程感動しました。何度挫折してもまた立ち上がる強さ。見習わないといけないなと思います。
 愛息を亡くしたチャールズ・ハワードと、時代の流れに取り残されてしまった孤独なカウ・ボーイのトム・スミス。自動車を売りまくって大儲けをしていたハワードと、それによって必要とされなくなってしまったスミスが組む事に皮肉な運命を感じましたが、この熟年の男性二人と若いレッド、3人がシービスケットを中心にして、互いにとてもいい影響を与え合っています。誰かが失敗をすると誰かがフォローして、また一歩前進する感じ。特にレッドはまだ若い分、短気で思慮が足りなくてどんどん突っ走ってしまうけれど、それをハワードが父親のように温かい目で見守り、力強く支えています。そしてスミスが二人に足りない馬に関する知識とか命の強さと尊さを教えています。
 チャールズ・ハワードは大きな会社を経営していただけあって、(精神的に)逞しく、寛容性もあり、度量もある。すばらしい人物だと思います。短気で無茶をするレッドを宥めたり励ましたりしながら、彼の成長ぶりをどーんと腰を据えて暖かく見守っている素敵な父親みたいでした。こんなお父さんがいたらいいのにな~と憧れの目線で観てしまいました。チャールズ・ハワードを演じるジェフ・ブリッジス、中年太りした体格と優しい目や微笑み方がとてもこの役柄にハマっていたと思います。ジェフ・ブリッジスは精神的におかしくなっている役しか見た事がなかったのであまりいいイメージがなかったのですが、この映画を観てイメージが大幅に変わりました。(←超単純)
 チャールズ・ハワードを支える妻マーセラも素敵な女性でした。美人なだけでなく、聡明で常に夫を支える「妻の鏡」のような人!
 トム・スミス役のクリス・クーパーもあの容姿のせいか、癖のある変わり者っぽい人物にピッタリとハマってました。馬を心から愛していて、たとえ走れなくても「他に出来る事はあるのだから」と命の尊さをストレートに訴えてくるのがいいなと思います。
 レッド(ジョニー)役のトビー・マグワイア、観る前は密かにスパイダーマンにしか観えないかも。。。と思っていましたが、短気で思慮の足りない、いかにも若者という役を見事に演じていた気がします。ハワードにお金を借りようとしてあっさり「いいよ、いくら必要なんだ?」と優しくされた時の表情の変わり方が印象的でした。あと怪我をした時、自分が乗りたい気持ちを抑えて、一生懸命ウルフにシービスケットの癖や性格を教えている姿がとてもけなげで痛々しかったですねー。
 ウルフ役のゲイリー・スティーブンス。前半は印象に残らない程どうでもいい感じの役どころに観えたのに、後半はレッドへの熱い友情をみせてくれて、素敵。さわやか好青年でした☆

この映画は、感動する場面やセリフが沢山あって、何度も心が暖かくなりました。
 既に観た方も沢山いると思いますが、もしまだ観ていなければ、超オススメ映画の一つです☆w(^_^)w

サハラ 死の砂漠を脱出せよ

2006-04-25 13:54:11 | 映画・サ
2005(米)

監督 ブレック・アイズナー Breck Eisner
出演 マシュー・マコノヒー Matthew McConaughey
   (ダーク・ピット)
   ペネロペ・クルス Penelope Cruz
   (エヴァ・ロハス)
   グリン・ターマン Glynn Turman
   スティーヴ・ザーン Steve Zahn
   (アル・ジョルディーノ)
   ウィリアム・H・メイシー William H. Macy
   (サンデッカー提督)
   ランベール・ウィルソン Lambert Wilson
   (イヴ・マサード)
   デルロイ・リンドー Delroy Lindo
   (カール)
   レイン・ウィルソン Rainn Wilson
   (ルディ・ガン)
   グリン・ターマン Glynn Turman
   (フランク・ホッパー)

>ストーリー
 米国特殊機関NUMA(国立海中海洋機関)のエージェント、ダーク・ピット。彼は、ナイジェリアとマリの国境付近で発見された一枚の金貨が、南北戦争時に莫大な財宝と共に姿を消した甲鉄艦テキサスを見つける手掛かりになると確信し、金貨の発見現場へ向かう準備に取り掛かる。一方、WHO(世界保健機関)の女性研究医エヴァは、ナイジェリアで発生した謎の病原体の感染源がマリにあると判断し、調査に向かう。ところが、内紛が勃発したマリでは、国境が閉鎖され、通常ルートでの入国は不可能だった。そこでエヴァは、ピットたちがボートでマリを目指していると知り、ピットに頼み込み同乗させてもらい、一緒にマリ国境へと向かうのだった。(all cinemaより)

>感想
 ダーク・ピット役のマシュー・マコノヒーがカッコ良かったです♪ その相棒アル・ジョルディーノ役、スティーブ・ザーンもいい味出していました。二人のコンビが絶妙な感じ。私としてはアルの方が好きかもw(^_^)w。エヴァ役のペネロペ・クルスはこういう気の強ーい女性の役が似合いますね。またマシューと並ぶと美男美女で絵になるな~♪
 さて、映画の内容はあまり期待していなかったのですが、予想に反して面白い☆
 次の展開が読めてしまう場面もあるけれど、ボロボロの飛行機を車のように運転したり、装甲板が厚いから大丈夫なんて言っていた船の壁が攻撃を受けてボコボコに穴があいちゃったり、撃った弾がなかなか爆発せずミョ~に間が空いたり。(この長い間がまたワクワクさせる感じがして私としては楽しかったのですが。)なかなか、楽しい展開が続いています。ボートで争うシーンも、争いの中にクスッと笑ってしまうシーンがあって、飽きさせないようにしていると思います。
 娯楽映画としては結構面白いと思いました♪
 ちょっと気になったのは、アル・ジョルディーノがやたらと帽子にこだわるのは何か意味があったのかしら? 英語の分かる方なら理解できるセリフがあったのかな??? 
 工場を止めたのはいいとして、すでに川に流されてしまった毒はどうするのだろー?

ステルス

2006-04-17 16:25:46 | 映画・サ
2005(米)

監督 ロブ・コーエン Rob Cohen
出演 ジョシュ・ルーカス Josh Lucas
   (ベン・ギャノン)
   ジェシカ・ビール Jessica Biel
   (カーラ・ウェイド)
   ジェイミー・フォックス Jamie Foxx
   (ヘンリー・パーセル)
   サム・シェパード Sam Shepard
   ジョー・モートン Joe Morton
   リチャード・ロクスバーグ Richard Roxburgh
   イアン・ブリス Ian Bliss


>ストーリー
 近未来のアメリカ。海軍では極秘にテロ対策プロジェクトが進められ、ベン、カーラ、ヘンリーの3人のパイロットが選抜された。彼らは最新のステルス戦闘機に乗って厳しい演習に取り組み、やがて空母へ乗艦することに。すると、3人には突然新しい仲間が加わることが告げられる。その4人目のパイロットとして姿を現わしたのは、“エディ(E.D.I.)”と呼ばれる最新鋭の人工知能を搭載した無人ステルス機だった。戸惑う3人を尻目に驚異的な能力を見せつけるエディ。だがある時、エディは突如暴走し始める…。

>感想
 あれー? これって暴走し始めたエディ(ステルス)と人間との戦いの映画じゃなかったんですかね??? CMではそう解釈していたのですが、全体通してみるとそうでもない気がするのですが・・・?
 いろいろ突っ込みどころが沢山あるのですが、『ナイトライダー』が好きだった私としては、エディの成長ぶりが良かったと思います。暴走を始めた頃のエディはまだ生まれたての赤ちゃんのような物だったということでしょうか? 自分の力を誇示したい部分と勝手に読み込んだプログラムをリンクさせて暴走していくあたりは子供みたいでした。そしてベンに命(?)を救われてから心を開き、より多くの事を学ぼうと会話に聞き耳を立てている感じ。最後の身を挺して仲間を救おうとするあたりは、いい子なのに、かわいそうだと思ってしまいました。(私って単純・・・)もしもエディの製作の段階からベンが付きっきりでいろいろ教えていたら、『ナイトライダー』のキットのように頼りになるスゴい相棒になった事でしょうね。残念。。。
 しかし! エディの成長ぶりは気に入ったのですが、この映画のラストの展開、「これ、いいの?」と首を傾げずにいられません。北朝鮮を思いっきり敵国呼ばわりし、墜落機から脱出し北朝鮮に落下したカーラは、北朝鮮側から見れば不法侵入者なのだから捕らえようとするのは当たり前なのに、銃を乱射、あげくに戦闘機で爆撃。これは北朝鮮側から見たら、宣戦布告のようなものでは??? 
 この映画、コケて正解だと思います。これが大ヒットなんかしちゃったら、北朝鮮が怒りそうです。。。
 戦闘機どうしの空の戦いは映画館で観たら迫力があって面白そうでした。残念ながら、我が家のテレビではそこまでの迫力は得られませんでしたけど、映画館ならこのシーンは面白いだろうなーというのは分かりました。(ホームシアターが欲しいよ~)

四月の雪

2006-04-14 14:31:17 | 映画・サ
2005(韓)

監督 ホ・ジノ Hur Jin-ho
出演 ペ・ヨンジュン (インス)
   ソン・イェジン (ソヨン)
   イム・サンヒョ  (インスの妻スジン)
   リュ・スンス  (ソヨンの夫ギョンホ)

>ストーリー
 コンサート会場の照明ディレクターを務めるインスは、仕事中に妻スジンの交通事故の知らせを聞き、彼女が搬送されたサムチョクという町の病院へ駆けつける。その廊下には、夫ギョンホが交通事故に遭ったという女性ソヨンが独り悲しみに打ちひしがれていた。やがて彼らは、事故処理の結果から互いの伴侶が不倫関係にあり、同じ車に乗っていたという衝撃の事実を突きつけられるのだった。それぞれパートナーに対し、怒りと悲しみが込み上げ複雑な心境に苛まれるインスとソヨン。そんな2人も互いに励まし合ううち、恋愛感情が芽生えていく…。(all cinemaより)

>感想
 不倫とか二股とか一度に複数の相手と恋愛関係になる人っていい加減そうで許せないってずっと思っていましたけど、この二人が恋に堕ちて行くのは仕方ないと思う設定ですね。
 互いの伴侶に裏切りを知り深く傷ついている二人。二人も被害者であるはずなのに、伴侶であるが故に事故の巻き添えで亡くなった人の遺族の所へ謝罪にいかなければならない。そこでは当然のように責められ、殴られ、突き飛ばされ・・・。自分自身が深く傷つきながらも、一緒に行ったソヨンをとっさに庇うところにインスの優しさと人柄の良さを感じます。そしてボロボロになっている二人が、互いの痛みを慰め合い、いたわり合い、惹かれ合って行くのはごく自然の成り行きに見えました。不倫という恋愛を楽しんでいたスジンとギョンホに比べ、先に裏切られていたにも関わらず罪悪感を捨てきれないインスとソヨン。とても対照的で、はかない愛を密やかに育んでいくのが綺麗な純愛に見えました。交わす言葉の少なさや結ばれた後も敬語で話しているところなど、二人の人柄がよく表されていると思います。
 インス役のぺ・ヨンジュン、初めに見たのが『冬ソナ』だったせいか、こういう繊細で優しい役が似合うなーと思います。他の作品もいくつか観たけど、やはりこういう役の時が一番素敵に見えます。(*´∀`*)サイコー  (ヨン様ブームの時密かにハマっていたのがバレてしまいますが・・・( ̄ー ̄;)ゞ )
 ソヨン役のソン・イェジン、線が細くてはかなげで、清楚で可憐なこの役がとても似合っていました。 +。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜ 二人が出会って間もない頃は、家の中にインスを入れなかったり、インスが酔って転がり込んでくると自分は外へ出たりする奥ゆかしさに好感を持てます。そういう細かい所を上手く表現していると思います。
 降っても地面に落ちるとすぐに溶けてしまう、決して積もることのない『四月の雪』という題名がピッタリのはかなく美しい純愛映画でした☆

ソウ2

2006-04-10 15:16:27 | 映画・サ
2005(米)

監督 ダーレン・リン・バウズマン Darren Lynn Bousman
出演 ドニー・ウォールバーグ Donnie Wahlberg
   (エリック・マシューズ)
   ショウニー・スミス Shawnee Smith
   (アマンダ)
   トビン・ベル Tobin Bell
   (ジグソウ)
   フランキー・G Franky G.
   (ザヴィエル)
   グレン・プラマー Glenn Plummer
   (ジョナス)
   ディナ・メイヤー Dina Meyer
   (ケリー)
   エマニュエル・ヴォージア Emmanuelle Vaugier
   (アディソン)
   ビヴァリー・ミッチェル Beverley Mitchell
   (ローラ)
   エリック・ナドセン Erik Knudsen
   (ダニエル)
   ティム・バード Tim Burd
   トニー・ナッポ Tony Nappo
   ノーム・ジェンキンス Noam Jenkins

>ストーリー 
 元々は荒くれ刑事で今は内勤のエリック・マシューズ。ある日、猟奇的連続殺人犯ジグソウを追いかける女刑事ケリーに呼び出され、凄惨な殺人現場に立ち会った。その手口からジグソウが犯人に違いないと思われた。死体はエリックが使っていた情報屋、マイケル。そして天井にはジグゾウからエリックへのメッセージが・・・。犯人が現場に残したヒントから、エリック達はアジトを見つけ出し急行したが、そこにいたジグソウは、思いがけずあっけなく捕まった。しかし、それはジグソウが仕掛けた新たなゲームの始まり。その部屋に設置されたモニターには、どこかの部屋に監禁された男女8人が写っており、その中にはエリックの息子ダニエルも閉じこめられていて・・・。

>感想
 キャ~~~~~!観ちゃった!また観ちゃった!ソウ2!!
 怖いよ~。怖いよ~。病み付き♪まるで遊園地の絶叫マシーンに何度も乗りたくなる気分だわ♪
 今回は始まりの方からずっと全面に顔がでてしまうジグゾウ。目が濁っていて話し方や感情に抑揚がなくて、すごーく不気味です。ジグゾウを演じるトビン・ベル、次にこの人のどんな作品を観てもジグゾウを思い出しちゃいそう・・・(-_-;;。ハマりすぎてて怖いです。。。
 モニターに映る家の中では息子ダニエルを含めた男女8人が殺し合い、逃げ惑う。外ではジグゾウと父であり刑事であるエリックが対峙する。これは知恵比べ? でも圧倒的にジグゾウの仕掛けたゲームの罠の方が巧妙で、よくこんな事を考えることが出来るなーと感心してしまう程残酷。
 初めてソウを観た時にも思ったのですが、効果音や突如現れるような脅かし方だけではなく、人の心理が心底怖いと思うホラー映画ですね。恐怖体験したい方は、是非夜中に一人でご覧下さい。。。(笑)


おまけ→ こんなゲームがあったので、お暇な方はどうぞ!

http://www.saw2.jp/sp.html


ちなみに、アメリカでは11月に『ソウ3』が公開されるようです。。。

サバンナ・スピリット

2006-04-05 14:20:51 | 映画・サ
2004年(英)

監  督 ジョン・ドウナー
声の出演 ケイト・ウィンスレット Kate Winslet(スキ)
     ルパート・グレイヴス Rupert Graves(ライナス)
     ヘレン・ミレン Helen Mirren(マチーバ)
     ショーン・ビーン Sean Bean(ダーク)
     ジョン・ハート John Hurt(ハリー)
     ジム・ブロードベント Jim Broadbent(エディ)
     ロビー・コルトレーン Robbie Coltrane(ジェイムス)
     マーティン・フリーマン Martin Freeman(フリック)


>ストーリー
 アフリカのサバンナ。群れ(プライド)の中で生活する雌の仔ライオン・スキは、兄のライナスや母親マチーバの温かな愛情に包まれて、幸せな日々を送っていた。だが、そんなある日、スキたちの群れを川の向こう側を縄張りにしている雄ライオン・ダークたちが襲う。ダークたちは仲間を殺して去り、スキは大きなショックを受けた。それから数日後、探険に出かけたスキは、群れの仇であるダークに危機を救われ、スキはダークを慕うようになる。マチーバの反対を振り切り、群れを飛び出したスキはダークの元へ行くのだが・・・・


>感想
 ドキュメンタリーだと思っていたのですが、ちゃんとストーリーがあるんですねー♪ ライオンの子供が無邪気にじゃれ合っている姿がとてもかわいいです。 セリフに会わせてライオンの口を動かしている映像がちょっと笑えました。
 好奇心旺盛でライオンのくせに狩りをしたくないからベジタリアンを目指している主役スキの声をケイト・ウィンスレットが演じています。それとダークの声はなんと、ショーン・ビーン! このダークというライオン、群れを襲う悪役ですが、ワイルドでかっこいいライオンなんです。しかも自分の子供にはちゃんと愛情をもっているし、子供を産んでくれる雌ライオンも大事にしているという一面もある。なんだかライオンのくせにやたらとかっこいいのだ(*^_^*)
 そしてもう一頭やたらとカッコ良く登場する若い雄ライオン、ラッシュ。この映画の終盤、おいしい所をすべて彼が持って行ってしまうんですねー。突然現れて全部横取りした感じ(^^;;。かなり強引な展開という気もしますが、弱肉強食の世界での力関係や物語を良い形で終わらせる為にはしかたなかったんでしょうかね?
 ライオンの子供がすごくかわいいのと、声にケイト・ウィンスレット、ショーン・ビーンが出演しているのが魅力の映画(TVMだから映画って言わないかな?)ですね♪