暇人のお気楽日記

ほぼ、観た映画の感想、たまに日常の諸々。

すべては愛のために

2006-05-23 09:48:59 | 映画・サ
2003年(米)

監督 マーティン・キャンベル
出演 アンジェリーナ・ジョリー(サラ)
   クライヴ・オーウェン(ニック)
   ライナス・ローチ(ヘンリー)
   テリー・ポロ(シャーロット)
   ノア・エメリッヒ
   ティモシー・ウェスト
   ケイト・アシュフィールド

詳細はこちらをどうぞ↓

http://www.allcinema.net/


>感想
 映画の前半は貧困に苦しむ人々とボランティアの人々の苦労を全面にもってきているので、それがテーマかと思っていたら、後半急に恋愛物に発展した感じかなー。ちょっと中途半端な作り方という気がしましたね。。。テーマが二つあるのに上手く絡められなかった感じ。2人が結ばれた後も仮面夫婦であり続けたり、その状態でニックの子供を産んでいたり。サラの夫の気持ちはどうなるのー???その辺、ほとんど表現されていないんですよね。。。
 でも前半の飢餓に苦しむ人々の映像はかなり衝撃的でした。きっと本当にそういう人々を使って撮影したのでしょうね。骨と皮ばかりの人々が沢山いて、死に掛けている子供を抱えて涙するサラの姿に、アンジー本人の気持ちもかなり入っているのではないかなと思いました。この映画、あのままあそこに留まってニックに協力するうち、愛が芽生えて、愛し合ったりぶつかりあったりする物語にしたほうが、飢餓で苦しむ人々のことももっと物語りに絡めていけたのではないでしょうか?それだと普通すぎるかな?
 今一物足りない映画ですが、飢餓に苦しむ人々を助けようとするアンジーの涙と、不器用で心が熱い医師を演じたクライヴ・オーウェンはよかったと思います☆


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