昨日はNUAの例会でした。
以前から、依頼があったアロハさんのウクレレを預かって帰りました。
バックに一箇所、割れがあります。
トップの剥がれがあります。
写真だと分かりにくいですが、多少汚れが蓄積しています。
まず、パーツを外して、裏の割れから修理に入りました。
割れの段差を極力なくして、タイトボンドを刷り込み、コアの粉をボンドに混ぜました。
そのあと余分は拭き取り、一晩置きます。
自作ウクレレは指板にポジションをエポキシ接着剤で接着しました。
24時間は硬化しないので、しばらくそのまま放置します。
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思っていたより、重症で無くて安心しました。色々とご苦労をおかけいたしますが、
よろしくお願い致します。
やはり材が乾燥しすぎて渇ききったる感じです、数年に一度はワックスをかけたり湿度を少し保った方が破れにくいと思われます。
この時代のカマカは、ライニングと言って裏の角の補強とか、補強の板があまり無い様です。
トップのコアもかなり薄板なので驚きました。
しかし、きちんと整備すればちゃんとなると思われます。
弦はフロロや現代の弦でなく、ナイロンの柔らかいものが適していると思われます。
古いKAMAKAですか、自分は新品しかないので
ライニングが入っています。でも、ソプラノは音痴です。
このウクレレがどうかということは言えませんが、今まで幾つか触ったカマカは大体は音が合っていましたよ。
昔の事だから、ローコード主体であっていれな良しという感じでしょう。
方法としては、サドルの溝を広げて少しスケールを伸ばす事で、多少解消する場合もあります。
今回はしません。
あくまでオリジナルで。