遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

円応寺(鎌倉)レポート

2022-05-06 21:50:44 | パワースポット情報
✴︎円応寺レポート(2022年4月24日訪問)✴︎


円応寺は、鶴岡八幡宮から徒歩10分ほどで行けます。
鶴岡八幡宮の本宮の右側にある、丸山稲荷社を過ぎると階段があります。

宝物殿を背に階段を下りていきます。
そこから徒歩10分ほどで到着します。
ちなみに鎌倉駅からなら徒歩25分くらいでしょうか。

鶴岡八幡宮からは徒歩10分ほどの距離なのに、当日私は間違って、鶴岡八幡宮から一度鎌倉駅に戻ってしまいました。
予定より15分ほど押していたので、メモを見る時間を惜しんだのが敗因(笑)


鎌倉駅から江ノ電の駅へ向かう通路(2回も通るとは!)

鶴岡八幡宮から急いで鎌倉駅に戻り、その奥にある江ノ電で、一日乗り放題ののりおりくんという切符を買い、何も考えず改札を抜けました。

ホームが二つあり、あれ、駅はどっち?とメモを見て、ひえーーだとなったのです。
やってしまった(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

「今回は円応寺に行くことを諦めるか」
そう思った瞬間、公式LINEで皆様に「今日はチャレンジすることが起きるから、諦めないで!大丈夫」的なことを書いていたことを思い出しました。

「諦めないで!」(脳内真矢みきが何度も励ます)
うむ。諦めない。
そこから再び参道を通り(まさか一日に、合計4回も通るとは!)
先程立ち寄った鶴岡八幡宮を横目に、ほぼ走って円応寺にいきました。

ありがとう鶴岡八幡宮(よくわからないけど礼を言う)



このトンネルは巨福呂坂洞という名前なのだそうです。

調べてびっくり。
き、切通だったのね(ひええええ)
実はこの通りには石碑がたくさんあり、気になりつつ(写真は撮ったけど)素通りしていました。
かなり歴史的な道だったのですね。
切通に関してはまた後日紹介します。

そして、このトンネルを過ぎるとすぐに円応寺があります。
こちらの看板が見えたらその横にある階段を上がりましょう(*^_^*)

石段を登って山門をくぐると、本堂が正面に見えます。
「荒居のえんま様」と言われているそうです。

結構階段急です。

閻魔王と書かれた石碑


鐘楼


山門

趣があり、落ち着くずん!としたエネルギーです。

常香炉

堂内の撮影許可をいただき、写真を撮らせていただいていたのですが、YouTubeをアップするのに円応寺さんの情報を調べていたら、どこかのサイトに「堂内撮影禁止」ですと書いてあって。
え?
入り口で撮影していいって言っていたはず(^^;
(私はブログに掲載するので、毎回確認するのです)

なので、改めて円応寺さんにお電話して確認したところ、撮影OKなのだそうです!
以前は禁止にしていましたが、今は自由に撮影していただいています(*^_^*)とのことでした~

よかった(撮影しちゃったので笑)


閻魔大王様!

↑こちらは閻魔大王の前にある「懺悔文」
ここまで生きてきた中で犯した罪はこの「懺悔文」を3回唱えると許してもらえるとこのこと。
実は近くに人いたのですが、鎌倉まで閻魔大王に会いにきたのです。気にしません。
小声ではありますが、しっかり声を出して唱えました。

我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋痴(かいゆうむしとんじんち)
従身口意之所生(じゅうしんくいししょしょう)
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)

(訳)私が昔から作ってきた色々な悪い業は、遠い過去から積み上げてきた、貪瞋癡すなわち三毒によるものです。それは、体で行った・話した・思ったという三業から生まれたのです。私は今、それら全てを懺悔します。 
(Wikipediaより)
 
この旅で初めて知った言葉がたくさん出ている(貪瞋痴とか、すでに既知感)
いつも唱えたいレベルの素晴らしい言葉。
唱えると、胸がすーーっとすくのわかりますか?

お寺からいただいたパンフレットによると、
「本尊の閻魔大王座像(国重要文化財)は、仏師「運慶」作と伝わります。運慶は頓死をして閻魔大王の前に引き出されましたが、閻魔様の 「汝は生前の慳貪心(物惜しみし、欲深いこと)の罪により、地獄に落ちるべきところであるが、もし汝が我が姿を彫像し、その像を見た人々 が悪行を成さず、善縁に趣くのであれば、汝を裟婆に戻してやろう。」といわれ、現世に生き返された運慶が彫刻したと言われています」

う、運慶
あの?(テンション爆上がり)
歴史の教科書で、黒太文字で書いてあり、鎌倉時代の仏師としてテストに出るやつ。

娘の教科書(資料集)から


「円応寺は、建長二年(1250年)に造られた閻魔大王を本尊とするお寺です。建長寺開山大覚禅師の弟子であり、建長寺第九世の知覚禅師が開山(最初の住職)です。
閻魔堂、十王堂とも呼ばれ、亡者が冥界において出合う「十王」を祀っています(パンフレットより)」

十王とは?

【仏教における十王】
十王とは、亡者が冥界において出合う十人の王のことです。
亡者は冥界において七日ごとに七回、さらに百ヶ日、一周忌、三回忌の合計十 回、それぞれの王の取り調べを受けます。

【初七日の秦広王(しんこうおう)】
:不動明王・初七日(七日目・六日後)

【十四日目の初江王(しょこうおう)】
※こちらの像はありませんでした。
初江王:釈迦如来・二七日(14日目・13日後)

【二十一日目の宋帝王(そうていおう)】

宋帝王:文殊菩薩・三七日(21日目・20日後)

【二十八日目の五官王(ごかんおう)】

五官王:普賢菩薩・四七日(28日目・27日後)

【三十五日目の閻魔王(えんまおう)】

閻魔王:地蔵菩薩・五七日(35日目・34日後)

【四十二日目の変成王(へんじょうおう)】

変成王:弥勒菩薩・六七日(42日目・41日後)

【四十九日目の泰山王(たいざんおう)】

泰山王:薬師如来・七七日(49日目・48日後)

【百か日の平等王(びょうどうおう)】

平等王:観音菩薩・百か日(100日目・99日後)
※平等王の説明書は撮影し忘れました( ;∀;)

【一周忌の都市王(としおう)】

都市王:勢至菩薩・一周忌(2年目・1年後)

【三回忌の五道転輪王(ごどうてんりんおう)】

五道転輪王:阿弥陀如来・三回忌(3年目・2年後)


それぞれが、何を取り調べるのか決まっていて、生前の行いを閻魔様が判断して生まれ変わり先を決めるそうです。
なるほど~
死んだ後のシステムをお勉強できました(*^_^*)

いつも、天国に行った時に、神様の前に立って堂々とする生き方を目標にしているので、とりあえずなんとかなるかな(ああ、でも適当星人とか、めんどくさがりとか指摘されたらそれは罪だなぁ) 

その他にも、堂内には像があります。

円応寺を開山した智覚禅師の像


奪衣婆坐像


三途川で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼だそうです。
ええええ、剝ぎ取られるの?
もしかして一回裸になるの?
服返してもらえるよね?(おかしなことを心配する)

地蔵菩薩(託言地蔵尊) 木像


閻魔大王はお地蔵さんの化身と言われているのですね。
ここに来るまでは、閻魔大王は怖いって思っていたけれど、ここにきて、突然すごく好きになりました。
ましてやお地蔵さんが閻魔大王の化身だったなんて(もう好きにしかなれない)

地味に私が嘘が苦手なのは、幼稚園の時にお坊さんに、死んだらまず閻魔様の前に行き、嘘をついていたら舌を抜かれると聞いたからかもしれない。
生きている間についた嘘は全部知っているとかなんとか。
なので、噓つきは地獄に落ちるからほっておけ、なる謎のポリシーもその頃に出来上がったのかもしれません(笑)

今回の旅はめちゃめちゃ仏教のお勉強になりました。

(パンフレットより)
【仏教(閻魔様)の願い】
仏教(閻魔様)は全ての人を救いたいと願っています。
前生で悪業を行い地獄の苦しみを受けている者でも自らの罪を認め心から懺悔すれ ば、閻魔様はお地蔵様に身を変えて地獄の底まで救いに行きます。
仏教(閻魔様)は皆様が全ての存在に価値を見いだし、感謝と懺悔のある充実した「安心」のある人生を送られる事を願っています。 

レオンさんお勧めの、今までの罪をすべて許してもらうは、とりあえずできたかなと思います。
それよりも、閻魔様が好きになってしまった。
不動明王と龍が好きでそこに閻魔様が加わるとか。
おかしい、女神が好きなはずなのに(笑)

全体的にあまり広くはないですが、お堂の中は濃密なエネルギーがあります。
地獄の番人の方々のはずなのにおどろおどろしくなくて、むしろ優しそうと思えたのは、仏像のエネルギーが強いのに、美しかったからかもしれません。




【臨済宗 建長寺派 円応寺】

御本尊:閻魔大王 

創建:建長二年(1250年)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1543
アクセス:
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩15分
JR横須賀線「鎌倉駅」から徒歩25分

その他:
【拝観時間】 
春~秋(3月~11月)9:00~16:00 
冬(12月~2月)9:00~15:30

社宝・文化財など:

備考:
鎌倉十三仏第五番 霊場 / 鎌倉二十四地蔵第八番 霊場



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