今日は満月なので、瞑想会を開催します^_^
昨日は、姉に誘われて、北海道の秘境を巡る旅に出かけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/56/f855f388978a704676ff74686bda061d.jpg?1693440010)
砂利道を10キロほど上るとある大雪高原温泉
層雲峡を超えてから山の中に入っていくのですが。
舗装された道路がなくて、ずっと砂利道を上って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/e9/8ba974e089e6c3206751e945511e821c.jpg?1693440173)
みちの奥の鹿見えます?
札幌から帯広方面に向かい、「千と千尋」の線路の世界観があることで知られる然別湖に行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a0/73737cf25e6389b7eb17762359fd8db8.jpg?1693440222)
ちなみにこれは遊覧船を冬の間、陸に引き上げるための線路
そこもまあまあ山道だったのですが。
然別湖を抜けて、かなり山を進み、本格的な砂利の山道を登り、秘境の温泉に入りました。
最高によかった!
ハッピー!!
そして帰り道。
降りている途中で運転手である姉が、車の音がおかしいと言い出したのです。
確かに砂利道でガタガタ言っている音のほかに、ガリガリガリと謎の音が聞こえていました。
まさかパンクしているとか?などと言うのですが。
とりあえずこんな山道で止まったところで何もできないのだからと、頑張って麓までおりました。
国道とぶつかる山道の入り口に車を止めて、降りてみてびっくり。
右側前輪がバーストしているのです。
ほぼホイール的なもので走っていた状態?
よくここまで来れた!!
さてどうしたものか。
この時点で3時半。
本当はこのまま層雲峡を見て旭川まで行き、おいしいものでも食べてふわふわ帰ってくるはずです。
とりあえずバンクをなんとかしなければならず。
とりあえず保険会社さんに電話したところ、スペアタイヤがないということがわかりまして。
ん?
スペアタイヤって絶対積んでいるもんじゃないの?
免許ないから知らんけど。
なので、新しいタイヤを購入できて、かつ取り付けられる工場を見つけて予約してくださいと。
なに、そのミッション!!!
レッカーは手配しますが、取り付け工場が決まり次第連絡してくださいとの事。
いやいやいや、山奥だし、どこにそんなものが?
検索するも、一番近い修理工事はここから80キロ離れた旭川しか見つからず。
若干パニくっている姉から電話を奪い(私の電話は山奥のため圏外だったので)
その町の役場に電話をして事情を話し、この町に修理工場はありますかと質問したところ、調べて連絡先を教えてくれました。
すごく丁寧で優しい声で対応いただき、本当にありがとうございます!
早速そこに電話したのですが、タイヤは置いていないと。
諦めて切ろうとしたところ、
「タイヤがあって修理できるここから1番近い場所を探してきますね」と保留にされました。
いや、天使ですか?
あなたになんの利益もなく、なんなら仕事の邪魔でしかないのに。
天使?
神の使い??
調べてもらった修理工場は、さっき私たちが検索していた場所やん!
もうこの時点で諦めまして(姉が)
ではそこに行きますと教えてもらった電話番号に電話しました。
お店の受付が6時と言うことで。
その時点でもう4時過ぎ。
レッカー車が着くのが早くて5時15分ごろ。
めっちゃ飛ばしても6時に間に合いません。
だって80キロ離れてるんですから!
すると6時半まで受付を待ちます。
作業員も残業してくれるそうですとのこと。
な、泣きそう。
ですが待っていると、レッカー車の方から、今着きましたよと連絡が。
いや、どこにもおらん!
保険会社が悪いわけでは無いのですが。
そもそも北海道の地名もよく知らない方だったし。
一番近いコンビニに行くよう指示したらしく。
近くのコンビニまで10キロも離れてますから!
いやいやいや!!
そこからさらに 20分ほどかかってレッカー車到着。
その間にいろいろ調べて、交通手段が一切ないことがわかりまして。
タクシーで80キロ行く一択。
そのため来てくれるよう一番近いと思われるタクシー会社に電話をしたところ、私たちがいる場所まで50分はかかると。
つまり5時半頃。
6時半までに旭川に着かなければいけないんですーーーと事情を話して、かなり対応してくれて。
結果、レッカー車がついてすぐにタクシーも付きました。
出発の時点ですでに5時半。
うん。全員がわかっていました。
6時半には間に合わね。
旭川の工事業者さんに話すと7時まで着くのならば後30分ほど待ちますと言ってくれました。
神ーー!!!
タクシーの運転手さんもめっちゃいい人で、渋滞に捕まるも色々してくれて、私たちは6時40分に着いたのですが。
レッカー車は大型車で色々はできず、7時5分に行きました。
うん、そうなるよ(涙)
その時も工場の方が、もうとりあえず来るまで待ちます!と言ってくださり。
こんなにも人に感謝した事は無いと言う位最敬礼レベルで全員頭を下げまくり。
無事に修理が終わったのが8時前。
さあ、ここは旭川です。
これから札幌に帰る?
140キロ。うん、大丈夫(何が)
落ち着くためにご飯を食べて、すぐに出発。
家に着いたのが夜の11時半でした。
でもね、本当にすべての人がびっくりする位親切で。
いろいろ調べたり教えてくれたりしまくりで。
露天風呂で一緒になってお話をしたご家族が後ろから山を降りてきた時も、彼女が会釈して通り過ぎようとして、びっくりして慌てて車をとめて、窓をあけまして、
大丈夫ですか!!!
と声をかけてくださり。
手伝いますか的なことを言ってくださっていましたが、いえ、ほんと、大丈夫です!と。
最後まで心配そうに見てくださっていました。
どんだけいい人たちなの!!
一期一会なのに!!
その温泉に続く砂利道を舗装する工事が行われていて。
その工事の本部のような場所が、私たちが止まっていたすぐ横にあったんです。
5時になり、続々と工事業者の方がその本部に戻ってきまして。
彼がが私たちの車の横を通り過ぎるたんびに、みんなぎょっとしながら、私たちの車を見ています(笑)
ほんとに皆様に見せたい位、見事に右の前輪のタイヤがバーストしていたのです。
かれこれそこに止まって2時間ちかく。
姪っ子ちゃんがトイレに行きたいと言うのですが、近くのコンビニまで11キロとか。
我慢してくれと言っていた直後、工事本部に戻ってきた監督のような方が、私たちの車に近づいてきました。
「大丈夫かい?」声をかけてくださり、私たちに大変でしょう、これでも飲んでと缶コーヒーをくれまして。
しかも、
「俺たちみんな帰るけど、そこの事務所のトイレの鍵を開けておくから、行きたくなったら自由に使っていいから」とまで言って下さいまして。
神ー!!!
ありがたく全員トイレを借りました。
神様、ありがとうございます😭
工事業者の方も、本来は7時は帰るのに、8時まで残って作業してくださっただけではなくて。
ホイールとか色々細かく点検をしてくだったそうで。
安全は確認できましたので、札幌までちゃんと帰れますよ、と言ってくださって。
神様。
とにかく全員が良い人たちばかりで。
水星逆行中だし、スーパームーンだし、何かあるかなとこっそり思っていましたが。
その中でとても大変だったのですが、人の優しさに救われて。
めちゃくちゃ一生思い出に残る旅になりました(笑)
まあすべて、スペアタイヤさえあればこんな大ごとにはならなかったんですけどね(姉も反省しているので何も言いませぬ笑)
あ、タクシー代は19000円代で、万札で払い、お釣りはお茶でも飲んでくださいと渡したそうです(姉が笑)
うん、三万は行くかもと思っていたので、思っていたよりは安かった、のかな?
本当にあらゆる全てにありがとうございます!!
でした^_^
みんな、いい酒飲んでくれたかな。
ほんとそう!
危機一髪だったよね笑