遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

鶴岡八幡宮(鎌倉)レポート

2022-05-06 00:24:39 | パワースポット情報
✴︎鶴岡八幡宮レポート(2022年4月24日訪問)✴︎
(過去のレポートはこちら→2006年6月11日 2007年5月8日


東京から乗り換え案内アプリを使って、なんとか鎌倉駅に到着したのが10時15分。

鎌倉に来る間に、品川→横浜→戸塚等に寄った記憶があるのですが、何線でどんな駅なのか、自分でも把握しておりません(笑)

ここはとこ?
と思いつつ写真を撮る(笑)

【鎌倉殿の13人】

鎌倉駅のホームから改札に向かう通路にこのようなポスターがありました。

グループで来ていた方たちの撮影が終わるのを待っていたのですが。
どうやらこちらの13人の中に菅田将暉を探しているらしく。
その方に「菅田将暉は義経役だよ」と伝えたいのをこらえつつ、じっと待ちました。

大河ドラマのせいなのか、全体的に鎌倉は人が多かったです(いつもなのかな)


↑こちらは菅田将暉改め義経の側室、静御前が舞った舞殿
その後静御前が産むことになる男の赤ちゃんの由比ヶ浜の悲劇を知っているので、辛くなるため由比ヶ浜には行きたくないのです(なんかすいません)


駅からわずか一分で、小町通りの鳥居に辿り着きます。

ここから先は「小町通り商店街」です。
ここに鳥居があるため、ここは参道?と勘違いする方がいらっしゃいます。
こちらは鶴岡八幡宮の許可をもらって、商店街の方たちが作ったもので、神社の鳥居ではなくて商店街の入り口です😅

前回来た時はここでご飯食べたのですが、今日は食べる時間がなさそうです。おいしそうなものが山ほどあり、改めてゆっくり食べに来たいです!


小町通りからすぐに右に抜けて、鶴岡八幡宮の本当の鳥居(第二鳥居)をくぐります。


↑第二鳥居の前の狛犬さん↓



ここから参道が始まります。
ここは段葛(だんかずら)と呼ばれる歩道。


段葛のはじめの頃

この段葛は、入り口でもある二の鳥居付近では幅4メートルある。
それがだんだん幅が細くなっていき、出口に当たる第三鳥居付近では幅が約3メートルになります。
いわゆる遠近法と言うやつで、遠くから見たときに、参道が実際より長く見える効果があるわけです。


躑躅がきれい


↑段葛の終わり頃。道幅がだいぶ狭くなってます。

【第三鳥居】

やっと到着しましたー
駅を出発して13分。かなり速足だったので、普通に歩けば15分以上はかかるのかな?

【太鼓橋】
「地上の人と天上の神とを結ぶ架け橋」なのだそうです。
弓状に反って架けられているのは、虹を模しているからといわれています。

人が多いですね。

こちらが舞殿です。ちょうど結婚式をしていました。

縁結びの神社ですから、結婚式の人気スポットなのかなと思います。

ここで舞いを舞ったとされる、義経の側室静御前ですが。
義経が吉野に逃げ込もうとするも女人禁制のため、そこで義経と別れて京都に戻ることになります。しかし従者に荷物を奪われ、山をさまよっているところをつかまり、鎌倉に連れてこられたそうです。


裏の階段の前に落ちていた椿

頼朝の前で舞を舞った時の有名な歌
「吉野山 峰の白雪 ふみわけて 
入りにし人の 跡ぞ恋しき」
→吉野山で白い雪を踏み分けて別れた義経が恋しい。

「しずやしず しずのおだまき 繰り返し 
むかしを今に なすよしもがな」
→静や、静や、と名前を呼んでくれたあの頃。苧環(おだまき)から糸が繰り出されるように、昔を今にする方法があったなら。

※苧環とは、糸を巻いて玉状または環状にしたもの。
詳しくはネットで調べてみてね。
(ちなみに苧環と入力するとその名の花が出てきます)

↓歌に出てくる「おだまき(苧環)」と同じ名を持つ花はこちら
(2017年に手稲山の山頂で撮影したミヤマオダマキ)
苧環(糸を巻いたもの)に形が似ているためこの名が付いたそうです。

反逆者である義経を慕う歌を歌ったことに激怒した頼朝が、「思いを寄せた人のことを案じるのは当たり前」と、北条政子になだめられたのは有名な話です。

鶴岡八幡宮のそばに咲いていました

生まれたばかりの義経とのこどもを頼朝に殺された静御前は、母親とともに京都に戻されました。
その後の静御前は物語に出てこないのですが。


源氏池の藤の花

義経の後を追って東へ旅立ったという伝説があります。
しかし、現在の茨城県古河市下辺見(しもへいみ)で源義経の死を知り、高柳寺(現光了寺)で出家しましたが、その後亡くなったとされるもの。


舞殿の結婚式で、巫女さんが舞っていました。

他の説では、京都嵯峨野に戻ったのち、母親の故郷である讃岐国大川郡丹生小磯近くの長尾寺で得度し、その後、香川県木田郡三木町井戸中代(なかだい)で25歳で亡くなったもの。

ちょっと泣く。
静御前と建礼門院はいつかお墓参りに行きたいです。
(前世この時代にあったらしい苦笑)


【大石段】

月日は流れ、悲しい出来事があったこの大石段の前は、明るい光の中で、たくさんの人でにぎわっていました

大銀杏があった場所

狛犬さんもマスクしています(*^_^*)



大石段の上に辿り着くと、いよいよ本宮(国の重要文化財)へ。
↓これは、その手前にある楼門です。
※ちなみに本宮は撮影禁止のため写真はありません※

楼門扁額に書いてある八幡宮の八の字が鳩さんです(*^_^*)
応神天皇・比売神・神功皇后をお祀りしている。


楼門の中にはよくいらっしゃる仁王像ではなく、随身(平安時代以降、貴人護衛にあたった武人)がいらっしゃいます。
なのでこちらの楼門、随身門(ずいしんもん)と呼ばれているそうです。


この門をくぐると本宮があります。
さらに本宮の奥には宝物殿(ほうもつでん)があるのですが、時間がないので今日は行きませんでした。

【丸山稲荷社】(重要文化財)
御祭神は倉稲魂命
鶴岡八幡宮が建立される前からここにあった地主神とのこと。
こちらは、本宮の右手奥にあったのですが、ちょっとした小山になっていて、そこがとてもパワーが強かったのです。
叱られるかもしれませんが、私は、本宮よりこっちのほうが気持ちがよかった。
もともとは本宮が建っている場所にこの丸山稲荷社が建っていたそうです。


伏見稲荷のように神秘的(^^)





キツネさんがやっぱりかわいらしい。

裏の階段の前(丸山稲荷社の下)から宝物殿を見る。


本宮の前でお守りやおみくじを買い、大石段を降りました。
この時点で、スケジュールは出発予定時刻。
でも、どうしても白旗神社と旗上弁天社が見たい。
よし、走ろう。駅まで走ろう。
そう決めました(←これが大きな間違い)

【若宮】

本宮の御祭神応神天皇の御子、仁徳天皇を始め、履中天皇・仲媛命・磐之媛命の四柱をお祀りしている。

うむ(気持ちはすでに白旗神社にあるためあまりしっかり見ませんでした)

【柳原神池】

鶴岡八幡宮の境内にある三つの池(あとは源平の池)のひとつ。

この池では、6月に蛍放生祭(ほたるほうじょうさい )と9月に鈴虫放生祭(すずむしほうじょうさい)があるとのこと。
夕方、巫女たちが舞を舞い、神事として蛍が放たれる。
当然ですが、ゲンジボタル(源氏蛍)だそうです。
幻想的な風景でしょうね。
コロナがあるので開催はわかりませんが、いつかその蛍、見てみたいです。
 
池を泳ぐ鯉

【鶴亀石】

水で石の表面を洗うと鶴と亀の模様が浮き出てくるとのことで。
濡れていないのでわかりませんが、見てみたいです(*^_^*)
 
【白旗神社】
源頼朝公、実朝公がお祀りされている。
白旗の名の由来は、源平の戦いのときに源氏が掲げた白い旗です。

八幡宮は本宮があれほど立派で堂々としているのに、摂社末社のパワーが強いのが特徴です。
丸山稲荷社は相当パワー強くて、神様がいらっしゃると強く感じましたが、こちらはまたちょっと違うパワーを感じます。
パワーと言うより、畏怖ですか。

人間である頼朝公と実朝公を祀っているからなのか。
確かに神という慈愛とか神々しさではない、だけど、パワーが強いのです。
頼朝公が強いというのではなくて、長い間、武将や多くの人に敬愛されてきたことと、頼朝公を守っていた存在なのでしょうか。

不思議な感じです。
あとこのあたり一帯にもの悲しさが漂います。
舞殿で感じたものよりずっと深く突き刺さるような悲しさです。
それを同時に補い続ける慈愛のような繊細な光のエネルギーがキラキラして、悲しいはずなのに、ずっとここにいたいと思える、そんなエネルギーでした。

このお花の感じと、このあたりのエネルギーしっくりきます。

【源氏池】
美しい花に囲まれ、陽の気が確かに強い気がしました。

源氏池に浮かぶ【旗上弁財天】
鶴岡八幡宮で一番好きなエネルギーの場所です。
鎌倉とか源平に全く影響されない、別次元の柔らかいドーム状のエネルギーの中にある感じがします。
江の島ほどではないですが、龍宮のような別世界です。


御祭神は多紀理昆売命(たぎりびめのみこと)、多岐都比売命(たぎつひめのみこと)、市寸嶋比売命(いちきしまひめのみこと)です。
お社が美しい。



「頼朝公の旗上げにちなみ、源氏の二引きの旗に願をかける人も多くいらっしゃいます」と公式サイトの説明にありました。
だから旗上げなのですね。

鎌倉江の島七福神の1つで、2007年の七福神巡りをしたときにも御朱印頂いています(*^_^*)

【政子の石】
お社の後ろにあるから、みんなしっかり後ろまで行ってね!

これは、頼朝が北条政子の安産祈願に置いたとされる石なのだそうです。
安産祈願になるそうですが、現在は柵があって触れないですね。
こういうものは、勝手に触るとご利益どころか、となるので、勝手に触らないほうがいいですよ(*^_^*)





八幡様の化身の白い鳩もいらっしゃるので、ここは本当にお勧めです。

ということで、11時11分。
とても縁起のいい時間ですから、鶴岡八幡宮を後にすることにしました。

あとから思い出したのですが、レオンさんが、ここで勝負運をつけると話していたのをすっかり忘れて、もの悲しさとか慈愛のことばかり意識がいっていました。
でも最後の旗上弁財天で、意識していなくても、きっと勝負運がついていたに違いないと後から思いました(*^_^*)

まだまだたくさん見どころがあるので、ぜひまた来たいと思いました。
長いのに最後まで読んでくださってありがとうございます。


その他のレポート


【鶴岡八幡宮】
正式名称は、鶴岡八幡宮事(つるがおかはちまんぐうじ)
※宮司とは、神社とお寺が一緒になっていること。神仏集合の名残である。

御祭神:応神天皇/比売神/神功皇后
摂末社:
旗上弁天社
白旗神社 (祭神:源頼朝、源実朝)
丸山稲荷社 
若宮(下宮) (祭神:仁徳天皇など3柱)
祖霊社 (祭神:後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇 
今宮 
由比若宮(元八幡)

創建:1063(康平6)年
例祭日:

住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス:
JR横須賀線/JR湘南新宿ライン「JR鎌倉駅」東口から徒歩10分
江ノ島電鉄「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分

その他:
・参道(若宮大路)
由比ヶ浜から八幡宮まで鎌倉の中心をほぼ南北に貫く。
二の鳥居からは段葛(だんかずら)と呼ばれる車道より一段高い歩道がある。そこを抜けると三の鳥居があり、境内へと到る。
この段葛は、二の鳥居の辺りでは幅4メートルほどだが、三の鳥居では幅が約3メートル程度となっており、先に進むほど徐々に細くなっている。
人間の目の錯覚を利用し、参道を実際より長く見せ、奥の本殿を厳かに見せるための設計との説がある。
(Wikipediaより)

社宝・文化財など:
・本宮(国の重要文化財)
・舞殿
・源平池
・太鼓橋
・流鏑馬
・一の鳥居(重要文化財)

備考:
相模國一之宮
日本三大八幡宮


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~パワースポットで感じたエネルギーを短編小説にしました~
~北海道の記事と写真担当しました(*^_^*)~


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