Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ジョーズ

2014-08-11 | 外国映画(さ行)
★★★★☆ 1975年/アメリカ 監督/スティーブン・スピルバーグ

子どもの頃に日曜洋画劇場とかで見た記憶はあるんだけど、ちゃんと見たのは初めてかも知れない。
いやあ、うまくできてるなあ。
スピルバーグは20代でこれを撮ったんだねえ。凄いな。
本作からサメのことをジョーズというようになったりとか、
人物の背景が後方へ飛んで行くヒッチコックの「めまい」ショットを取り入れたりとか、
いろんな影響を与えているのがよくわかった。
だめ男が尋常ならざるものに遭遇して、一人前の男になるという。
スピルバーグは、そういう映画をずっと撮り続けている。その出発点。
不謹慎なんだけど、誰が食われて、誰が生き残るんだろうというハラハラ感。
サメの恐ろしい姿は最後まで全然出てこないんだけど、群像劇としてのスリリングさも演出の妙。
あのオッサン、少々イラっとするキャラだったけど、死なないで欲しかったなあ。

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