『ありがち日記』

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「キングスマン:ファースト・エージェント」

2021-12-29 | 映画
何度も延期になり、やっと公開されたキングスマンのシリーズ3作目にして、組織の始まりを描いた本作。どんだけ待ちわびたか😭!!


ストーリー
イギリス、ドイツ、ロシアといった大国間の陰謀が渦を巻き、第1次世界大戦勃発の危機が迫ろうとしていた。そんな中、コンラッド(ハリス・ディキンソン)は父親のオックスフォード公(レイフ・ファインズ)に連れられ、高級紳士服テーラーを表向きの顔にしたスパイ組織キングスマンの一員として迎えられる。世界に迫る危機を回避しようと動き出す二人だが、その前に怪僧ラスプーチン(リス・エヴァンス)が立ちはだかる。 

まず舞台となる時代が第一次世界大戦の頃で、実在の人物なども登場するので、当時の世界情勢がある程度わかっていると楽しみが増えるかなーと。高校時代は世界史だけやたら成績の良かったわたくしですが、さらに池田理代子先生の『オルフェウスの窓』(オタクなので…)で得た知識をフル動員し、この第一関門は無事突破しましたよ(笑)

あとは、今はタイ沼ずぶずぶだけど、基本的に私は英国紳士&英国俳優が好きなんだと改めて初心を取り戻した気持ち…💗

噂で聞いていた、怪僧ラスプーチン!めちゃくちゃビジュアルがラスプーチン!!気持ち悪さとか不快な感じがもうイメージ通り過ぎて。リス・エヴァンスさんっていろいろ映画にも出てらっしゃるけど、印象がこうまで変わるんだもん、すごいわ。レイフ・ファインズ演じるオックスフォード公との怪しい絡みシーン(あそこどういう気持ちで見たら…😅)からの、バレエを踊っているかのようなバトルシーンのアクション。一番の見どころだったんじゃないかって思う。もう一回あのシーンを見たいもん。

レイフ・ファインズはヴォルデモート役とか最近だと007のM役とか?だとスパイのイメージはあるけれど、あんなに激しくアクション大丈夫なのかなと心配になっちゃった。いったんダメダメモードになった後に、復活した時のびしっとキメたスーツ姿がとっても素敵でした、フフフ🥰💕

コリン・ファース出ないもんな…ってしょんぼりしてたけど(笑)
素敵なおじ様はたくさんいますからね!

マシュー・ヴォーンらしさはちゃんとあるんだけど、過去2作の派手さに比べたら硬派な作り。戦争のシーンはまるで戦争映画を観ているかのようなクオリティで緊迫感も半端なかった。何度もハラハラさせられて、これまでよりも壮大な感じも。始まりのストーリーとして十分に楽しませてもらえたので満足。役者さんの魅力をめちゃくちゃ引き出してくれるよなぁ、良い意味で!

役者さんの魅力で忘れちゃならない!トム・ホランダーの3役!
うっかり見過ごしそうになってたけど、うまいこと考えるよね😂そういうアイディアも好き。

たぶん、今年最後の映画館。最後が最高の作品で良かった✨

今年も去年に続いてあまり映画館へ通えない1年だったな。見逃してしまった作品もたくさんあるよね🥺そういう作品はWOWOW待ちだけど、できればスクリーンで見たかった。でも、新作が軒並み見送られた時に比べたらマシだったのかなぁ。来年はさっそくスパイダーマン新作からスタート予定。大作以外にも、良作にたくさん出会える年になりますように!
コメント
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