映画を観たよ

ただ今、休止中。
その内戻ってくる予定です

百万円と苦虫女

2008-07-25 | ハ行の映画
優ちゃん主演。
それだけで、立派に観にいく理由になっちゃうなんてすごいわー。

人生ってメンドクサイ。
この映画を観てつくづく思いました。
自分は悪くないのに前科者になったり、変なのに捕まりそうになったり、悪者にされたり。
いつもいつもメンドイことはくっ付いてくる。
そう、誰かと関わっているのだってメンドクサイことなの。
だから苦虫つぶした顔して、あいまいに返事をしておくのよね。
全部自分の平穏のため。ホントは人と係わりあいたくもない。
「自分を探したくない、ここにいる」それが彼女の気持ちの全て。
ある意味自分というものをわかっているから、あえて人と係わらないようにフラフラしていたんだなって感じました。
不器用な自分をちゃんとわかってあげている。
その辺なんとなく私は鈴子と似たようなところを持っているから、ちょっと共感できるときもあったりしたのでした。
あっでも私は不器用だからではなく、逃げているだけなのが大部分だけど(苦笑
でもどこかで人を求めちゃってて、居場所も求めているから乙女モードになったらそれなりに楽しそうで。
誰かの隣にいれるだけで輝いて見える。
誰かに好きって言われたくなった(笑)
でもそれがまたメンドイ理由壊れてしまうと、切ないのよね。
なんとなくそんな気がするから、なおさら切ないのよね。
人は別れるために出会う。
そうすると少し淋しい気もするけれど、それは出会った誰かが何か必ず成長させてくれるから必要なのかしら。
一つの環境に留まらず少しだけ特殊な環境を作って、色んな人と会って。
味方もいれば、敵もいて、好きな人がいて、でもみんなと別れて。
どこに何があるかなんて、わからないものね。私動かないからダメなのかも。
弟が鈴子を変えたっていうのは、ある意味フツーだけどでもあの姉ちゃんをうっとうしくも一番慕っていた弟だったから、とても説得力がありました。
最後の別れも出会ってほしかったと気持ちもあるけど、それでよかった。
すごくあのラストは好みでした。
きっと鈴子は次は上手くいくと思うんですよね。
今までのメンドイこもと捨てたもんじゃない、きっとこれからも。
もう全体の雰囲気とか、少しだけ前に進める気がしたとか、優ちゃんとか、色々よくって大好きな映画になりました。

優ちゃんは相変わらず役を自分のものにして、空気に馴染んでいて。
やっぱりステキだわー。ホントステキ。
困った顔で笑う表情なんて、可愛すぎ。
中島くんと笑いあうところなんて、やっぱり可愛すぎ。
でもあまりにも細すぎるので心配になりました。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本当 (miyu)
2008-07-26 20:29:38
優ちゃん細すぎだよね~。
暑い中汗ばんでる彼女を見てたら本当心配になりました。
でも、汗をじっとりとかいている姿も爽やかで涼しげ。
あの清涼感は羨ましいです( ´艸`)
逃げることも大事だけど、逃げてばっかじゃやっぱりダメだよね~と
感じましたね。素敵な映画でした。
返信する
コメントありがとうございます (ななな)
2008-07-30 08:59:33
miyuさん
細すぎでしたよねー。
結構手足が出てて、すらっとしてるんだけど「細っ!!」って何度も思いましたもの。
でも、爽やかですよね~♪
汗を感じさせないほどですわ。
この映画ヒットしてないのかな??
結構お気に入りの映画でございました。
返信する
Unknown (コブタです)
2008-08-06 21:08:16
私もこれ観てきました~
ラスト、ハッキリしたハッピーエンドではなく、これから自分で幸せを掴むようになるんだろうな~という所で終わらせたのも良かったです!本当の気持ちいい物語でした!

本当に人との関わりって楽しいだけでなく煩わしいことも多いですよね(><)

私自身人付き合いが上手な方ではないので、鈴子の「自分を探したくない ここにいるから 人と関わると面倒になってくるから100万を句切りに別の場所に移動するという」という気持ちもよく分かります。

でも、今にしておぼえば 今までの人生で出会った困った人も、私の人生においては様々なこと学ばせてくれているということは、無駄な出会いもないということなのでしょうね、、。

返信する
コメントありがとうございます (ななな)
2008-08-08 15:02:36
コブタさん
この作品よかったですよね♪
ラストもきっと現実だったらあんな感じなんだろうなとか、鈴子はもう大丈夫かもなとか色んなことを感じさせてくれましたよね。

私もホント人との関わりって苦手なんですよね。
何て言うか嫌じゃないんだけど、とにかく煩わしいときがあって、メンドクセーってなります。
でも誰にでもそういう気持ちはあると思うので、鈴子の気持ちも誰もがどこかで共感できるのかもしれませんね。
色んな出会いがありますが、嫌なことも含めて誰が欠けても今の人生ってないのかもしれませんね。
返信する