和彩『たかやま』の小会席

縁あって6月2日オープンしたばかり、大野町の和彩『たかやま』さんにランチに出かけました。
前菜から6回に分けて運ばれてくるお膳はタイミングが絶妙でした。
お料理で一番拘っているのは？とお訊きすると、ご夫婦顔を合わせて答えられました。
「ごはんです」
ほんとに美味しかったです。以前に天麩羅の「ふくだや」さんのごはんと箸のこだわりをブログに書いた記憶がありますが、日本人だったら和食。和食だったら基本は主食の米に拘らなくっちゃ。
山県市小倉（旧伊自良村）の「天湖森いじら」で野菜などを陳列販売されている農家さんと契約して、出来る限りその日に使う分だけ精米して炊いているそうです。
粒が光ってます。立ってます。甘みを感じます。完璧ですね。

和小会席1,500円也。まだ日が浅いのですが既にご婦人方のリピーター続出です。

日替わり丼セット1,300円也。

娘がいただきました。うどんは秋田の稲庭うどん。大好きな食感です。
天ぷらは娘の批評「油っこくなくさっぱりしていい！海老がプリッじゃ無くってもちっとしていて美味しい。トウモロコシの天ぷらも甘い！タレの旨みが絶妙」と言ってました。
さらにわらびもちの器が涼しげでお茶の急須の絵柄とともに可愛いと絶賛でした。

入口はほんとに自宅の玄関です。表札代わりに店名の門灯が！

入口ではオーナーが送ってくれました。奥さんは礼文の出身だそうです。
実家がホテル業とか。ご家族で5年間住み込んだこともあるそうです。
勿論ご主人は板場で修行です。

ご主人の実家は大垣市。岐阜市のワシントンホテルの銀座八丁や岐阜北カントリークラブで修業された後、どうしても独立して自分の納得できる和食を提供したかったそうです。

勝手口のある場所が板場（キッチン）です。

出窓のある場所がダイニング、その奥がリビング。いわゆるＬＤＫをお店に改造したんですね。

食器は修行先の出入り業者にお願いして揃えたそうです。

出窓にはお孫さんの可愛い写真が立てかけてありました。

私は土地勘があるので名刺裏の地図でナビ使わず一発で行けましたが、多分殆どの皆さんは近くまで来てもわからないでしょう。ナビがあれば住所を打ち込んで利用してください。
和彩 たかやま
岐阜県揖斐郡大野町大野８４３−３１
ＴＥＬ0585-32-4605
営業時間　11：30～14：00　17：00～21：00（夜の部は予約制です）
定休日　日曜日・第３月曜日