海津浜の石積

湖岸の立派な松が生えている場所に説明があったので収めました。



菅浦の石積はちょっと趣が違います。湾が小ぶりで80軒ほどしか世帯がありません。

車で通り抜けることが出来ません。東西南北から村への入り口には『四足門』と言って、別名：要害の門があります。四脚、四ヶ所に配置されたことからこの名が付けられました。事あるごとにここで在所（門内の集落）への出入りの検察をしたそうです。現存しているのは東西のみです。但し、東からの車での入村経路は現在ありません。




西門の西湖岸道路を少し進むと、丸子船がかわいそうな雨避けの小屋の中に放置してあります。


丸子船とは、古くから北陸と京阪神を結ぶ琵琶湖湖上交通の主役だった船で、丸太を二つ割にしたものを舷側に取り付けてあることからそう呼ばれています。現存しているのはここと大浦にある『北淡海・丸子船の館』にある合わせて２隻だけです。滋賀県内では最盛期に西浅井町が８９隻と最多数所有していました。
積込量、米俵にして２２０俵約１３トンでした。