それは秘密。そんなことイエメン！商談成立。

強制的に、ブレスを利き腕の右手首にはめてくる。
イエメン館の商法だ。左手では外しにくい留金具。「気に入った！？」と追求してちょっと買いそうと思うと矢継ぎ早に誉めまくる。そして「これ安いね。」と言って顔色伺って提示する値段が人によってまちまち。はじめ10,000円から4,000円くらいの幅で提示する。
同じ品を4,000円で買う人から、最安値は1,500円まで一部始終を見ていた。
やつらは鋭い。金持ちを見極めるテクニックを持っている。
いずれも手法は一緒だ。最後は、耳元で「あなただけに安くしとく」もしくは隣の客に値切られて都合悪く売ったのを見られた場合、「同じ価格にしてあげる」のどちらかだ。
それで商談成立すると、これもお決まり。握手で終わる。
騙されるな。先ずは本物かどうか。最初は10倍にふっかけてくると思え！です。

2階に上がってもお土産のお店ばかりです。でも空いている食堂があります。
イエメンカレーセットお薦めではありません。ホブスサンド700円と生絞りジュース350円を頼みました。お腹は膨れます。そんなもんでしょっていった感じ。


変な刺青をやっているコーナーがあったのでやってもらいました。薄茶色した染色に使うヘンナという植物を使ってます。アレルギー体質の方は止めてくださいと注意書きがしてあります。500円は高いです。乾燥に30分ほど掛かるので、衣服に付くとくちゃくちゃになります。即そんな状態になり残念でした。
子供だけでやりに来ても、親の承諾が無ければ決してやってくれません。私の前の中学生が解らぬ英語で戸惑っていたので、写真の黒装束のイエメン人に通訳をせがまれ、親を連れてこないとダメなこと納得してもらいました。大変な体験でした。

サウジアラビア館では、石油の精製度合いを見てもらうコーナーがありました。写真の映りは悪いですが「不純物が無い綺麗な色をしているのが高いんです。」と説明されていたお姉さんです。

「お姉さんあなたも純度が高いから綺麗なんですか。」と聞いたら「はい、そうです。高く売らなきゃね。」と返ってきました。