四季のお料理 『きくや 』のひつまぶし

創業44年。スタートは甚目寺観音前でした。
現在の場所に越したのは三度目で混み具合から人気振りが偲ばれます。

ひつまぶし（2,300円也）をいただきました。
はっきり言ってめちゃうまです。あつた蓬莱軒より美味しく感じました。
私は基本的に鰻丼でいただく方が好きなんですが、ここのひつまぶしは同等に美味しいです。何が違うかはきっと出汁なんでしょうか。旨みが引き立つように調整されています。

焼酎の種類の豊富さには吃驚しました。カウンター席に案内されたので目の前に知らない銘柄がいっぱい並んでいたのです。
正面が鏡なのかガラスなのか目を凝らしていたら後ろを振り向いた景色と見える景色が違うので気がつきました。

簾の向うに緑色に発光するホタルがいっぱい飛んでいます。
その簾とホタルの間を人が通るのです。

目の前では大将が仕込みをしています。年季の入った顔立ちに見惚れていました。


お手洗いの場所を訊いたら、案の定左から廻りこんだところにアプローチが。

そして簾と発光ダイオードが点滅する壁の間を渡り歩くのでした。

カウンター席との間は外光の差し込む明かり庭となってました。

古い中にもモダンを感じる部分のひとつでした。